思っていた以上に平和にまとまりそう。
週刊少年ジャンプ25号 感想はこちら
※以下、ネタバレ注意
もともとビッグマムとの諍いはローラの件があるので和解して終わるだろうと予想していたのだが、レイジュやヨンジらヴィンスモーク兄弟がそれほど悪人というわけではなさそうなことから、ジェルマ66とも本格的な衝突に至らずに解決しそうな気がしてきた。
「ビッグマム」「ジェルマ66」「麦わらの一味」三者のそれぞれの(現在明かされている)目的を整理すると、
・ビッグマム:サンジとプリンを結婚させることでジェルマ66を傘下とし、彼らの科学技術を入手する。
・ジェルマ66:サンジとプリンを結婚させることでビッグマムの傘下に加わる(その動機は不明)。
・麦わらの一味:結婚自体は認めるが、それによりサンジが一味を抜けることや、ビッグマムの傘下となることを防ぐ。
となる。
このことから考えると、三者が納得できる落としどころとしては、「サンジが結婚したうえで、麦わらの一味として旅を続ける」辺りではないか。
ビッグマムとヴィンスモーク家にとっての主目的は「ジェルマ66をビッグマム海賊団の傘下とすること」であって、サンジを手元に置いておくことや、麦わらの一味を傘下に加えることではないはずだから、決して呑めない条件ではないだろう。
なので、ローラを救った恩義からビッグマムがルフィに譲歩し、サンジとその父親であるジェルマ国王も和解を果たして、
「サンジは『ヴィンスモーク家の人間として』シャーロット・プリンと結婚式を挙げ、自身はジェルマ66に加わらず、今まで通り麦わらの一味として行動し、妻プリンはその帰りを待つ」
という結末を迎えるのではないかと予想しておく。
ゾロにもペローナがいるのだから、サンジもそろそろ報われて、港を持ったって良いと思うのである。