ジャンプ感想の方でも書いたが、今週ラストの人魚は、魚人島編の回想に登場したアラディンという『タイヨウの海賊団』の船医である。
「船医」「元奴隷」「元ネプチューン軍兵士」と様々な肩書付きを持っているにも関わらず、現代の魚人島には影も形もなく、回想ですらほとんど活躍しなかった。
そのことから、倩という高名なジャンプ感想ブログでは、魚人島の事件でホーディ達の裏にいた黒幕はアラディンではないか、という考察がなされていた。
しかし結局、アラディンは魚人島では全く話に絡むこともなく、特に捻りなくホーディが主犯だったということで幕を閉じた。
もともとワンピースに「実はこいつが敵だった!」という展開はほとんどないから(CP9くらい?)、当然と言えば当然の結果である。
そんなアラディンが再登場したことで、一度は潰えたかに思えたpsychobindさんの夢が、5年越し(結果が出るのはもっと先だろうけど)に今また可能性を帯びてきたように思う。
ネプチューン王ら魚人島の王族が、オトヒメ王妃の遺した「天竜人の一筆」と署名を持ってレヴェリーに向かおうというこのタイミングで、アラディンが現れたのは果たして偶然だろうか。
元は天竜人の奴隷だったという過去を持つ彼が、魚人族と人間との関係に再び波乱を呼び込むとしても不思議はない。
ルフィが魚人島を崩壊させるという予言がある時点で、近い将来に魚人島に嵐が訪れることは間違いないのだから。
というわけで、アラディンに関する考察がある倩の感想記事を貼っておく。
週刊少年ジャンプ2011年24号の感想と予想その1
週刊少年ジャンプ2011年25号の感想と予想その1
週刊少年ジャンプ2011年26号の感想と予想その1
週刊少年ジャンプ2011年32号の感想と予想
週刊少年ジャンプ2011年47号の感想と予想その1
週刊少年ジャンプ2012年1号の感想と予想その1
週刊少年ジャンプ2012年02号の感想と予想その1