シャンクスの前に四皇の地位にいた海賊とは誰だったのか?
順序だてて推理していきたいと思います。
※コメントへの返信という形で補足を書きました。
第957話『ULTIMATE』感想はこちら。
- 【新たな四皇】
- 【シャンクス以前から四皇は存在した】
- 【『元』四皇は誰だ?】
- 【金獅子のシキは四皇ではない】
- 【結論】
- 【コメントを受けて(補足)】
- 【以前は『三皇』だった?(補足)】
- 【ロジャーがかつての四皇だった?(補足)】
- 【結論(補足)】
- 【一応、正体予想しとく(追記)】
【新たな四皇】
シャンクスが四皇と呼ばれるようになったのは6年前だということが957話にて明かされた。
ビブルカードではルフィにフーシャ村で出会う前から四皇だったと書かれていたそうだが、これは全くのガセネタだったようだ。
「普通、シャンクスが四皇になった時期くらいちゃんと確認しないか……?」と、また改めてビブルカード製作スタッフへの怒りがふつふつと湧いてくるところだが、ここでは置いておこう。
つまり、シャンクスが四皇となったのはフーシャ村にて片腕を失った後ということになる。
その頃のシャンクスは今ほどの実力は無く、フランクリンのように片腕を失った時の「覚悟」が覇気を飛躍的に向上させたのかもしれない。
【シャンクス以前から四皇は存在した】
さて、ここで注目して頂きたいのが、ブランニュー准将の「まだ『四皇』と呼ばれて6年」という台詞である。
『まだ』6年ということは、(黒ひげを除く)他の四皇はもっと長い期間、四皇と呼ばれてきたことを意味する。
即ち、かつては白ひげ・ビッグマム・カイドウによる『三皇』だったわけでも、シャンクスの台頭に従って彼ら4人を一括りにした異名が作られたのでもない。
シャンクスがそう呼ばれるようになる以前から、『四皇』という名称は存在したわけだ。
彼は、何者かに成り代わって四皇の座を手にしたことになる。
【『元』四皇は誰だ?】
さて(二度目)、シャンクスの前に四皇と呼ばれていた海賊とは一体誰だったのだろう。
その人物が何らかの理由で亡くなったのか、それともシャンクスに倒されたのか、はたまた海軍に捕まったのかは分からないが、少なくとも表舞台からは消えていると考えて良かろう。
また、状況から見て老齢であることも間違いなさそうだ。
【金獅子のシキは四皇ではない】
どうやらエースを主役とした小説で、「かつての海はロジャー、白ひげ、シキ、ビッグマムの4人が統べていた」という旨の記述があったとのこと。
この事から、「シキこそがかつての四皇だったのでは?」と見る向きもあるようだ。
シキがシャンクスの前任・元四皇だったという話も、今週の957話を見越して小説に取り入れられたのかな?
— mana (@mana__) September 30, 2019
だが、その可能性は無いだろう。
センゴクの講義を聞いていた将校が、「『四皇』と呼ばれる事になる3人を率いた男がいたなんて」という台詞をこぼしているからだ。
もし、仮にシキも四皇だったのなら、この数字は『4人』でなければおかしい。
このシャンクスの前の四皇とは、少なくともセンゴクがロックス海賊団の元船員として挙げた「金獅子」「銀斧」「キャプテン・ジョン」「王直」の4人の中にはいないのだ。
元四皇でありながらセンゴクがここで名前を挙げないということは、この人物はロックス海賊団とは無関係だったのであろう。
では、ロックス海賊団とも距離を置いた、この『元四皇』の大物海賊とは、一体何者なのか?
【結論】
残念ながら今の情報だけでその正体を推察することは難しい。
解っているのは、「今は表舞台にいないこと」と、「ロックス海賊団では無かったこと」だけである。
いかがでしたか?
残念ながら今回はシャンクスの前の四皇の正体を突き止めることはできませんでした。
まだまだ多くの情報が隠されたONE PIECE。これからも楽しんでいきたいですね!
【コメントを受けて(補足)】
予想外のコメント数で面倒臭くて中々手が出なかったのですが、やっとやる気が出て来たので頂いたコメントに返信します。
ただ、前のコメントも読めない馬鹿が多く、数が多い割に重複する内容ばかりになっているので、大変申し訳ないですが、記事の補足という形でお答え致します。
【以前は『三皇』だった?(補足)】
シャンクスが肩を並べるまでは「白ひげ・ビッグマム・カイドウ」だけの三皇だったというコメントが多数ありました。
が、失礼ながらこれを言っているのは、当記事をまともに読んですらいない最も愚かな方々と言えるでしょう。
【シャンクス以前から四皇は存在した】の項で言及しているように、ブランニュー准将が「まだ『四皇』と呼ばれて6年」という言い回しをしているということは、シャンクス以外の面々はそれ以前から『四皇』と呼ばれていたことを意味します。
しかし、もし、シャンクス加入以前の呼称が『三皇』だったなら、ビッグマムやカイドウも「まだ『四皇』と呼ばれて6年」ということになってしまいます。
シャンクスが加入したことで改名され、そこで初めて四皇という名称で呼ばれるようになったのだとすれば、当たり前の話ですね。
これは単なる国語の問題に過ぎません。まともに日本語も読めないのでしょうか?
小学校からやり直すことをお勧めします。
【ロジャーがかつての四皇だった?(補足)】
これを主張している方々は「三皇」論者よりはずっとまともですが、いま一歩思索が足りませんね。
考えてもみてください。
もし、ロジャーの時代に「四皇」という名称があったのだとしたら、ロジャーの好敵手として活躍した“金獅子”のシキが四皇と呼ばれていなかったのはおかしいでしょう?
もうお分かりですね。
ロジャーが処刑され、シキが投獄されるまではまだ『四皇』という名称は無かったのです。
その後、大海賊時代が幕を開け、ロジャーやシキが消えた後の混沌期、残る大物海賊団が海の覇権を争った結果、白ひげ・ビッグマム・カイドウ、そしてまだ見ぬ「シャンクスの『前任者』」の4人が生き残り、新世界を四分割した事で初めて生まれた称号こそが『四皇』なのだと考えるべきです。
【結論(補足)】
いかがでしたか?
ロジャーの時代には四皇という呼び名はまだ存在せず、また、かつては「三皇」なる名称だった訳でもないことが、愚かな貴様等にもこれでご理解頂けたと思います。
シャンクスが台頭する前に四皇と呼ばれていた謎の大物海賊。
果たしていつか登場することになるのでしょうか。
今後の展開が楽しみですね!
【一応、正体予想しとく(追記)】
ンマー、一番ありそうなのはやっぱりロジャー海賊団の元船員じゃないですかね。
ロジャー海賊団解散後に自らの海賊団を旗揚げし、白ひげ等と肩を並べるようになった元幹部がいたと。
もともと赤髪海賊団はその人物の傘下にあり、老齢となった彼から縄張りを受け継いだというのが最も「ありそう」では。
扉絵でクロッカスと酒を飲み交わしていた人とかね。
スコッパー・ギャバンなのか他の人物なのかは分からないけど。