ルフィは海軍大将と軍艦100隻、ローは黒ひげ海賊団で、キッドは赤髪海賊団が相手。
四皇2人をようやく倒した若手への祝福か、これが。
※以下、ネタバレ注意
エッグヘッドの裏切り者についてはこちら。
【スパスパの実】
予想は見かけていたが、本当にスパスパの実が来るかー。
ブキブキの実の下位互換とされている悪魔の実であり、確かにその辺の人間が使うとしたら、銃器やミサイルにすら変身できるブキブキの実の方が強力なのは間違いないのだけれど、能力者が覇気使いとなってくると、スパスパの方がそりゃ強いよなあ。
【ロブ・ルッチ】
ルッチってこんなキッドみたいなキャラだったっけ?
とちょっと困惑したものの、考えてみればCP9時代の奴の周囲には格下しかおらず、任務の対象も自分より弱い人間ばかりだったから、ああいう風に余裕の態度でいられただけだったんだろうな。
【100隻の船】
単純にバスターコールの10倍の戦力である。
まあ、エッグヘッドの持つ最新鋭兵器と、五老星が御自ら御出陣なされていることを考えれば、そうなるのかもしれないが。
革命軍を放置できないという黒馬に対して赤犬が「兵が足りない」と返していたけれど、旧七武海への対応のみならず、エッグヘッドにまでこれだけの巨大戦力を割いているとなれば、そりゃ革命軍にまで手が回らないよね。
【旧友】
シャンクスとドリーとブロギーが旧友ねえ。
いや、彼らが友であること自体には特に疑問は無いのだけれど、「互いに死んだと思ってた」ってのはよく分からないなあ。
ドリーとブロギーは100年間、リトルガーデンで決闘し続けていたわけで、彼らが死んだとシャンクスが誤解する状況があり得るんだろうか。
2人の巨人は麦わらの一味と出会った後のこの2年間でエルハブに帰国してることになるから、その間に赤髪海賊団はこの2年でリトルガーデンに訪れており、誰もいない島を見て、2人が死んだと誤解したってこと?
聖地マリージョアにシャンクスが来ていたこともあるし、やはり彼や赤髪海賊団の誰かが長距離ワープ能力を持っており、前半の海のリトルガーデンにも気軽に行けたのかもしれない。
などと考えていたのだが、よくよく考えてみたら、ここでシャンクスが言っている「旧友」はサウロ元中将のことかなー。
シャンクスはドリーとブロギーとも兄弟分ではあるけれど、サウロ元中将とも友人の間柄で、この酒場にサウロ自身はいないが、彼の話題で盛り上がったのだとすれば筋は通るし、「死んだと思ってた」相手としては、ドリー・ブロギーよりも納得感はあるよね。
もっとも、「旧友」がドリーとブロギーにしろ、サウロ元中将にしろ、何故そっち側がシャンクスのことを死んだと思ってたのかは全く不明ではあるのだが。
【キッドの腕】
へー、前回の抗争ではキッド海賊団はシャンクスに辿り着けなかったのか。
「ベン・ベックマンが恨まれてる」という台詞からすると、キッドの片腕を奪ったのは彼だったようで。
ビッグマム海賊団で言えばカタクリさん、百獣海賊団ならキングに敗れるようなものだから、単純に考えると今のキッドが(WCI編の)ルフィやゾロ並みに強ければ、ベックマンに雪辱を果たせる可能性はあるかなあ。
もっとも、ゾロもキングとの戦闘後にはボロボロになって死にかけてたから、例えキッドがベックマンに勝てたとしても、大頭のシャンクスが待つ絶望展開になるわけであるが。