ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

ONE PIECE 第963話『侍になる』感想【週刊少年ジャンプ52号】

 みんな今どうしてるんだろう。

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 第962話『大名と家臣』はこちら。

neoamakusa.hatenablog.com

【扉絵】

 レヴェリーの間、各国に派兵されている海軍は懸賞金5200万ベリーの桃ひげ海賊団にすら敗れる程度だからなあ……。

 ローリング海賊団やファイアタンク海賊団が偶然来ていなかったら、このバイキン海賊団とやらにいいように略奪されてそう。

 相当問題があるよね、この制度。

 

【時系列】

 情報が追加されたので、第961話で書いたやつを更新。

 

【41年前】おでん公(18歳)が都から放逐され、錦えもん(15歳)と傳ジローが家臣となる。

【40年前】イヌアラシ公爵とネコマムシの旦那が誕生。

【39年前】おでん公(20歳)、無法地帯だった九里を豊かにした功績をスキヤキ将軍に認められ、九里の大名となる。

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【33年前】イヌアラシ公爵(7歳)とネコマムシの旦那(7歳)が九里に流れ着き、おでん公の家臣となる。

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【33年前】赤鞘八人男(+イゾウ)が康イエ様の屋敷に盗みに入り、次代将軍の家臣として相応しい侍となるよう諭される。

【30年前】おでん公とイヌネコ、イゾウが白ひげ海賊団に加入。

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【?年前】おでん公とイヌネコがロジャー海賊団へ移籍。

【28年前】モモの助が誕生。ロジャーが不治の病にかかり、最期の航海へ。

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【26年前】日和様が誕生。

【25年前】ロジャー海賊団がラフテルへ到達。

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【24年前】ロジャーが処刑される。

【23年前】「海賊騒ぎ」のドサクサでリューマの遺体と秋水がゲッコー・モリアに盗まれる。

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【20年前】おでん公が処刑され、モモの助達は未来へ。

【13年前】日和様(13歳)と河松が生き別れに。

【10年前】堪え切れなかった九里の者達が鬼ヶ島に討ち入る。

 

 おでん公が白ひげ海賊団に乗り込んだのは、モモの助誕生前どころか、おトキ様と出会う以前のことだったのね。

 こうなると、おトキ様との出会ったのはワノ国内ではなく、海賊として航海中のことなのかもしれない。

 

【光月家とミンク族】

 将軍家にはきちんとミンク族のことが伝えられているようだが、庶民には全く知られていないのね。

 他の郷ならば発見した住民からお役人に報告がいき、ミンク族の存在を把握している大名なり幕臣なりにも情報が伝わっていた可能性はあるので、よりによってチンピラ上がりだらけの九里に流れ着いたのが不運だった。

 

 もっとも、白ひげもエースもルフィもビッグマムもみんな九里に漂着しているので、滝登りに失敗すると、大抵は九里の浜辺に打ち上げられる海流なのかもしれない。

 九里の治安が悪いのはそれも原因だったのかな。

 

【河松】

 異形で迫害されている河松でさえ、見た目でミンク族を気味悪がる。

 悲しい人の性よ。

 

 閉ざされたワノ国でも魚人の存在は知られていたようだけど、やっぱりそこでも差別の対象なのね。

 まあ、各国よりも更に情報は少なかったからとも考えられるけど、これだけ忌み嫌われるのは、実際に魚人族が媒介となった伝染病が一時期流行ったりしたのかも、とかふと思いついてしまった。

 

【傳ジロー】

 やはり何となく鼻筋が狂死郎に近付いてきた印象。

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 身なし子だった頃から金にガメつく、錦えもんに比べると博識だったけれど、おでんの家臣となった後はやはり彼が金庫番となり、勉学においても他の指南役となっていたようで。

 九里を統べるにあたって知恵を貸していたのは、主に彼だったと考えられる。

 狂死郎として「黒炭家御用達の両替商」となり、その商才をもってオロチ様に接近できたのも、九里の財政を切り盛りした経験が活かされたのだろう。

 

 そう言えば最近気づいたのだが、狂死郎のリーゼントってほとんどの部分で後ろ髪が使われているんだよね。

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 彼の正体が傳ジローだと明かされる際には、リーゼントが解かれて元のような(総髪というのかな?)後ろで括った髪型になるのだろう。

 

【白ひげ海賊団】

 今週、顔が描かれた船員は一応全員頂上戦争編で見つけたので書いていく。

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 右から、1番隊隊長“不死鳥”マルコ

(画像略)

 7番隊隊長ラクヨウ

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 3番隊隊長“ダイヤモンド”・ジョズ

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 “氷の魔女”ホワイティ・ベイ

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 5番隊隊長“花剣の”ビスタ

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 ヒラ船員A

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 ヒラ船員B

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 続いて、

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 15番隊隊長フォッサ

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 11番隊隊長キングデュー

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 最後に、

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 13番隊隊長“水牛”アトモス

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 髭が伸びたりハゲたりしている人は分かり易いけど、結構30年前から外見が全然変わっていない人も多いなあ。

  特に、ホワイティ・ベイはこの若々しさで少なくとも50歳前後なのか。

 元々は白ひげ海賊団本隊にいながら独立して傘下の海賊団を持つようになった経歴も異色だし、妙に気になるキャラである。

 ……そもそもホワイティ・ベイではないという可能性もあるけど。

 

 描かれているのが30年以上所属する古株ながら隊長になっていないキャラも描かれてる辺りが良いよね。

 そういえば、黒ひげの姿は見当たらないな。

 まだ描かれていないだけなのか、古株といっても30年前にはまだ船にいなかったのか。