私が見落としているだけだったらごめんね。
知っての通り、ビッグマムは「世界中の全種族が差別なく暮らせる国」を夢見ているらしい。
そして、実際に『万国(トットランド)』にはミンク族・魚人族・足長族・手長族・小人族・蛇首族(らしき人物)が暮らしている姿が描かれている。
しかし、私なりにトットランドが描かれている場面を隅から隅まで読み返してみたのだが、「巨人族」だけは一度も登場していない。
↓のような巨漢は将星であるクラッカーを含めて何人かいるものの、彼らはワンピ世界の基準では単なる「巨漢」の範疇であり、巨人族の身長には遠く及ばない。
なぜ、巨人族だけは登場しないのだろう?
もちろん、巨人族を描くとなると作画的に色々と大変だから、尾田先生が省略しているだけということもあり得るが、ここまで頑なに描かれないとなると、そこには何か意味があるのではないかと勘繰りたくなる。
あるいは、ビッグマムは「この世の全て」の中で、巨人族のことだけは差別しているのではないだろうか。
「おれの夢は、世界中のあらゆる人種が『家族』となり、同じ目線で食卓を囲むこと」
この台詞を見たとき私は当然、基準となる「目線」は巨人族のものだと考えたのだが、ひょっとするとビッグマムが想定しているのは彼女自身の目線なのかもしれない。
自分本位なビッグマムのこと、いかにもありそうではないか。
とはいえ、ビッグマムは「全種族」を「コンプリート」していると思わしき台詞が度々出てくるのも事実である。
これらの台詞を普通に読めば、描かれていないだけで巨人族もビッグマムの手中にあると解釈できるが、もし、トットランドに巨人族がいないとなると、裏を返せばビッグマムは巨人族を「人種」とは認めていないことになる。
彼女は巨人族に対して、何かしら強い憎悪を抱いているのではなかろうか。
改めて考えてみると、普通の人間以外の種族の中で巨人族はかなり特殊な位置にいる。
海軍中将を幾人も輩出しているのは巨人族くらいだし、それどころか人間と巨人族以外の種族は海兵として登場することすらほとんどない(もしかして皆無?)。
世界政府の支配する現在の体制において、人間以外で最も恩恵を受けているのは巨人族だと言えそうだ。
ビッグマムが巨人族を「ヒト」として認めていないのだとしたら、その辺りに理由があるのかもしれない。
そして、実際に『万国(トットランド)』にはミンク族・魚人族・足長族・手長族・小人族・蛇首族(らしき人物)が暮らしている姿が描かれている。
しかし、私なりにトットランドが描かれている場面を隅から隅まで読み返してみたのだが、「巨人族」だけは一度も登場していない。
↓のような巨漢は将星であるクラッカーを含めて何人かいるものの、彼らはワンピ世界の基準では単なる「巨漢」の範疇であり、巨人族の身長には遠く及ばない。
なぜ、巨人族だけは登場しないのだろう?
もちろん、巨人族を描くとなると作画的に色々と大変だから、尾田先生が省略しているだけということもあり得るが、ここまで頑なに描かれないとなると、そこには何か意味があるのではないかと勘繰りたくなる。
あるいは、ビッグマムは「この世の全て」の中で、巨人族のことだけは差別しているのではないだろうか。
「おれの夢は、世界中のあらゆる人種が『家族』となり、同じ目線で食卓を囲むこと」
この台詞を見たとき私は当然、基準となる「目線」は巨人族のものだと考えたのだが、ひょっとするとビッグマムが想定しているのは彼女自身の目線なのかもしれない。
自分本位なビッグマムのこと、いかにもありそうではないか。
とはいえ、ビッグマムは「全種族」を「コンプリート」していると思わしき台詞が度々出てくるのも事実である。
これらの台詞を普通に読めば、描かれていないだけで巨人族もビッグマムの手中にあると解釈できるが、もし、トットランドに巨人族がいないとなると、裏を返せばビッグマムは巨人族を「人種」とは認めていないことになる。
彼女は巨人族に対して、何かしら強い憎悪を抱いているのではなかろうか。
改めて考えてみると、普通の人間以外の種族の中で巨人族はかなり特殊な位置にいる。
海軍中将を幾人も輩出しているのは巨人族くらいだし、それどころか人間と巨人族以外の種族は海兵として登場することすらほとんどない(もしかして皆無?)。
世界政府の支配する現在の体制において、人間以外で最も恩恵を受けているのは巨人族だと言えそうだ。
ビッグマムが巨人族を「ヒト」として認めていないのだとしたら、その辺りに理由があるのかもしれない。