ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ17号(2017年)感想

 ヤミ団長とシャーロット団長の絡みはツボなので、これは俄然楽しみになってきた。
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※少し追記した。

週刊少年ジャンプ16号(2017年)感想はこちら

※以下、ネタバレ注意
ONE PIECE
第860話 10:00 開宴

 最後の将星も登場したので、【ONE PIECE】シャーロット家の兄弟達まとめを久々に更新した。

>シャーロット・カタクリ
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 カタクリさんが普通にイケメンだと……。

 クラッカー君が10男スムージーさんが14女だったので、最後の将星は年長者だろうと予想はしていたものの、もっとムサいオッサンが来ると思っていた。
 シャーロット兄弟には洋菓子の名前が多い中で、カタクリというガッツリ和風の名前からいかにも古臭さが感じられるし。

 それにしてもカタクリさんは若々しい。これだと弟達の方がよっぽど老けて見えるなあ(特に5男のオペラさんとか)。
 長男であるペロスペローさんや弟たち、ビッグマムの外見年齢を見る限り、カタクリさんも40代くらいだと思われるが、とてもそうは見えない。

 最高幹部が全員格好良い&美人のキャラデザなのはワンピースでは珍しい。
 色物だらけのドンキホーテ・ファミリーの印象が強いってのもあるけど。

 10億5700万ということは、判明している懸賞金ではカイドウさん家のジャックさんを抜いて今のところ最高額か。

 ジェリービーンズから単純に考えるとカタクリさんはゼリー大臣ということになるが、

クラッカー→ビスケット大臣
スムージー→ジュース大臣

 に比べると片栗粉(カタクリ)とゼリーの関係性が薄いんだよなあ。
 共通点はデンプンくらいか。

 他の将星は登場時に大臣名が明かされていたから、あるいはカタクリさんはブリュレと同じく大臣ではない可能性もあるのかな。
 懸賞金からするとおそらくシャーロット兄弟の中で最強の男だろうし、ひょっとして「女王」ビッグマムの王位を継承する王太子だったり?
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 後継者をきちんと定めていれば、ビッグマムが単なる娯楽のためだけにトットランドを建国したわけではなく、自らが没した後も国家国民を存続させる意志があるということになるから、ビッグマムの大物感を増す効果もあると思う。

>予知
 見聞色による予知の範囲は十数秒から数十秒程度のようだから、作戦実行直前まではバレはしないとしても、結婚式会場にいたら確実にアウトなので、なるべく会場から引き離すしかないか。
 カタクリの予知が「目前の人物の未来の行動が見える」のか、「離れた場所の未来も見える」のかで厄介さが変わってくるなあ。

 いや、カタクリが離れた場所の予知もできるなら、暗殺計画自体がとっくの昔にバレてるはずか。
 となれば予知できるのは目前の状況(あるいは人物の行動)の数十秒先だけということになり、対策は意外と容易かもしれない。

 ベッジにしても
「『会場にいて』最も厄介なのは」と言っているわけで、逆に言えばカタクリを会場の外に配置すれば良いのだから、警備の全権を任されている立場を使って、カタクリを会場から引き離す準備は整えていると見て良さそうだ。

>多様な人種
 結婚式会場にカエルみたいな見た目の人物がいる。
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 実は、トットランドには以前にもカエルのような見た目の人物が登場しており、
【ONE PIECE】トットランドにいる謎の種族で書いたように、私はこれを新たな種族だと考えていた。
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 その説はソルソルの実の能力で動物も擬人化できると明かされたときに一度は捨てたのだが、茶会の出席者にもカエル人間がいるとなると、やはり当初考えた通りそういう種族なのかもしれない。

 世界経済新聞社社長の“ビッグニュース”モルガンズもおそらくミンク族とは別の種族だろうし、プリンが血を引く三つ目族といい、ヒューマンショップの売買リストに載っていた種族以外にも結構な種類がいそうだ。
 リストに載っていたのは、比較的数が多い種族ってことなのかな。

>「ビッグニュース」モルガンズ
 新聞配達がニュース・クーという鳥によって行われているのは、メディアを鳥人間の種族が支配しているからかな。
 アメリカにおけるユダヤ人のように、少数派(ユダヤ人に比べても圧倒的な少数派だろうが)ながらマスメディアを握り、強い影響力を保持しているのだろうか。

 この鳥人間の種族と世界政府の関係は中々興味深い。
 世界政府のような強権的な体制の中で報道機関としての存在を許されている以上、その関係性は相当深いものであるはず。
 
 これまで人間以外の種族の中で最も世界政府体制の恩恵を受けているのは海軍に将官を輩出している巨人族だと思っていたが、この鳥人間の種族が得ているものは巨人族以上なのかもしれない。

 少なくとも世界経済新聞は海軍のプロパガンダ小説である『海の戦士ソラ』を連載する程の御用メディアなのは確かであるが、ビッグマムの茶会への出席は政府も黙認しているのか、それとも全く気付いていないだけなのか。
 海賊との商売は合法だから、黙認されているとしてもおかしくはないかな(断れば身内が殺されるわけで、政府も出席を取り締まることは困難だろうし)。

>「福の神」ル・フェルド
 彼はルフェルド財閥の一族とのことだが、財閥の頂点に立つ男なのだろうか。
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 さすがに財閥の主要産業が闇金とは考えにくいから、財閥の一部門を任されているだけで、トップは他にいるのかもしれない。
 もし、「福の神」が財閥を率いる立場にあるのなら、「ルフェルド財閥の一族が」ではなく「ルフェルド財閥の総帥が」という風に呼ばれそうだし(その場合、『ル・フェルド』という名はそれ自体が姓ということになる)。

>「深層海流」ウミット
 海運王の異名の通り海運業を営んでいるのだろう。
 闇社会の帝王の一人に数えられるくらいだから、おそらく非合法なものを密輸していると考えられる(海運王と呼ばれるほどまでの規模ならば、一般商品も運んでいるとは思うが)。

 となればその職業上、仲買人であるドフラミンゴとの繋がりが深そうだ。
 王国の船や海賊船がドレスローザに武器を買い付けに来ていたとはいえ、ドフラミンゴは少なくとも西の海にある花ノ国の周辺にまで武器を売り捌いていたから、全ての買い手がドレスローザに来ることはまず不可能である。

 新世界以外の海に武器を売る場合は、ドンキホーテ・ファミリーが自分で届けるか、もしくは専門の海運業者に依頼するしかない。
 その際に、海運業界最大手であろうウミットの会社と取引していた可能性は極めて高いと言える。

 ウミットが不機嫌そうな顔をしているのも、大口の顧客を失ったからかもしれない。

>招待客の実力は?
 ところで私は茶会に出席する「大物」達には海賊が含まれていると思っていたのだけれど、見事に異業種の人達しかいないな。
 ただ、よくよく考えてみれば、新世界で生き延びるには四皇の傘下に入るか、四皇に挑み続けるしかないという話であったから、外部の海賊団がビッグマムの茶会に呼ばれることはまずないのか。

 ジンベエはヴィンスモーク家を救出するための障害として、これまで出会った大臣達を超える猛者共と、茶会に招かれた闇の世界の帝王達の存在を挙げていたが、となると今週登場した各界の著名人も戦闘力は相当なものだということになるのかな。
 見たところ護衛も連れていないようだから、ジンベエが警戒している以上、本人たちが強いと考えるべきだろうし。

鬼滅の刃
第55話 無限
夢芝居夢列車
鬼舞辻無惨に梅沢富美男の台詞を言わせる

 他の3人がファンタジーだったり、在りし日の幸福な日常の夢だったりするなかで、煉獄さんの夢だけは妙に現実的で全然幸せそうじゃないんだよなあ。
 これ、煉獄さんは下壱さんの術にかかっておらず、普通に居眠りしてただの夢を見てるだけというオチなのでは。

 無論、それ以上に現在煉獄が置かれている境遇が悲惨だということも考えられるが、炭治郎が明確に認識はできずとも「あり得ないこと」として大喜びしているのに対して、煉獄さんは全く普通の出来事として夢の内容を受け入れているという違いがあるので、そこに何か意味がありそうに思える。

 というわけで、四人とももう二度と目覚めることはないと高を括って列車の中にやってきた下壱さんが、普通に居眠りから起きた煉獄さんに瞬殺される展開に期待。


 下壱さんはどうも炭治郎達の心を折って弱体化させてからゆっくり殺そうとしているようだが、同時に
「もう目覚めることはできない」とも言っている。

 となると、「精神の核を破壊」することが対象を永久に眠らせる(比喩ではなく)条件なのかな。
 そして、夢の中で精神を折るためには、他の人間と縄で繋げる必要があると。

 ……ハマれば格上の存在すら殺せるという意味では強力かもしれないけど、今までの血鬼術に比べると念能力並みに制約が厳しいな。
 かなり使い勝手が悪そうだ。

ブラッククローバー
第103話 楽しいお祭りWデート

 来た! 久々のシャーロット団長来た!
 久々の登場で一気にテンションが上がった。

 しかし、バネッサさんがヤミ団長に惚れるようになった過去が描かれた直後にシャーロットさんの登場とは。
 これはまさかのドロドロ三角関係が描かれるのだろうか。


銀魂

第628話 ジャムの蓋が開かなくなった時はゴム手袋でギュッと掴もう

 これはあれかな。
 最終決戦で銀さんが死亡して、エピローグで身ごもった月詠の姿が描かれるパターンかな?

約束のネバーランド
第32話 決行①

 以前にも書いたようにノーマンは多分生きてると思うのだけれど、レイはさすがに無理そうかな……。

僕のヒーローアカデミア

第131話 抗う運命

 予知の説明はあれで終わりなの……。
 結局予知が変えられないとしたら、サーの「見ておけば避けられた」とは何だったんだ。

 ねじれ先輩の台詞に引っかかっている方が結構いるようだが、

 「職場体験の(ときにこの二人がお世話になった)ヒーロー(の事務所でのインターンは学園側の許可が下りず)ダメだったの」
 「一年生は(インターンの)実績(の)多い(ヒーロー事務所の)とこ(ろ)じゃないとダメなの」

 という意味だと思う。


 個人的にはB組の生徒にもインターンに参加していて欲しかったなあ。
 もっとも、ビッグ3が世話になっている以外の事務所でも実績十分なところはあるだろうし、まだ参加していないと決まったわけではないが。

【腹ペコのマリー】
 前半の蟹江兄弟や、自業自得にしか思えないマモルまではかなり面白かったのだけれど、後半は「またDQNか……」感が強くてですね。
 ちょっとワンパターン過ぎやしませんか


Dr.STONE

 本当になんかガレージキッドみたいなこと言い出したな。

 語られた獅子王くんの過去に関しても、現代日本が舞台だとさすがにリアリティが無いとか、警察に相談しろとか、大人全員を憎悪するようになるにはエピソードが弱いとか、色々と粗過ぎて今週はいまいちでした。

【U19】
 個人的には腐敗した体制に守られていて、実際に犯した悪行を告発するだけでは追及できないという状況なら冤罪ふっかけて潰す展開もありだとは思うのだが、この先生の場合、展開の都合で唐突にクズにされた印象が強いからスッキリしないんだよなあ。