大逆転裁判2 第2話『吾輩と霧の夜の回想』はこちら
※以下、ネタバレ注意
【真犯人】
解ったぞ。この作品さては、「悪党を倒してスッキリ」という裁判をプレイヤーに提供する気がないな。
いや、全くもって予想外の犯人だった。
ヴォルテックス卿の右腕であり、いっそあからさまなくらい意味ありげな娘(?)を持ったキャラなので、てっきり最終話まで絡んでくるものとばかり。
まさか登場して即退場とは。
機械技師の方は、また例によって、
「確かに貴方は○○の犠牲者かもしれない。だけど、貴方がやったことは○○と同じなんだ」
「う、うう……刑事さん……」orz
というパターンで好みの悪役ではないんだけれど、さすがにそろそろ慣れてきたというか、上述のように「大逆転裁判という作品に逆転裁判的なカタルシスは期待してはいけないんだな」という事実を諦観の念と共に受け入れられるようになってきたかも。
【プロフェッサー事件】
亜双義の父親か……。それは全く想像していなかった。
というか、死刑囚が日本人だということすら考えもしなかったなあ。
日本人に裏切られたというのも、もっと間接的な事情だとばかり。
さて、プロフェッサーこと亜双義 玄真が処刑されなかったのは、おそらく彼が真犯人ではないことを知っている政府上層部の誰かの配慮ではないかと思うのだけれど、ドクター・シスが関与していたということは、十中八九ヴォルテックス卿の指示なんだろうな。
しかし、まさか「プロフェッサー」が連続殺人鬼だったとは……。
シャーロック・ホームズが登場している以上、「プロフェッサー」とは当然モリアーティ教授のことだと思っていたので、快楽殺人者だというのは予想外。
もっとこう、あくまでも利益を目的とする犯罪組織のボスなのかと。
……こうなると、メグンダルが質屋の合言葉を「プロフェッサー」にしていたのも、彼が「プロフェッサー」の部下だからとは限らなくなってきたなあ。
メグンダルはあくまでも金銭を至上目的とした悪党のようだったから、快楽殺人者の下につくとはちょっと考えにくいし。
だとすれば、メグンダルも「プロフェッサー事件」の秘密を握っていて、今回の機械技師のように警察関係者への脅しとして「プロフェッサー」の名を使ったのかもしれない。
ま、もう一つ考えられるのは、「プロフェッサー」という合言葉を決めたのはメグンダルではなく、質屋にコートを預けるよう依頼された馬車の御者で、彼こそが実は「プロフェッサー」その人、あるいはプロフェッサーの部下って展開だけれど。
さすがにこれは無いな。
【仮面の男】
解ったぞ。この作品さては、「悪党を倒してスッキリ」という裁判をプレイヤーに提供する気がないな。
いや、全くもって予想外の犯人だった。
ヴォルテックス卿の右腕であり、いっそあからさまなくらい意味ありげな娘(?)を持ったキャラなので、てっきり最終話まで絡んでくるものとばかり。
まさか登場して即退場とは。
機械技師の方は、また例によって、
「確かに貴方は○○の犠牲者かもしれない。だけど、貴方がやったことは○○と同じなんだ」
「う、うう……刑事さん……」orz
というパターンで好みの悪役ではないんだけれど、さすがにそろそろ慣れてきたというか、上述のように「大逆転裁判という作品に逆転裁判的なカタルシスは期待してはいけないんだな」という事実を諦観の念と共に受け入れられるようになってきたかも。
【プロフェッサー事件】
亜双義の父親か……。それは全く想像していなかった。
というか、死刑囚が日本人だということすら考えもしなかったなあ。
日本人に裏切られたというのも、もっと間接的な事情だとばかり。
さて、プロフェッサーこと亜双義 玄真が処刑されなかったのは、おそらく彼が真犯人ではないことを知っている政府上層部の誰かの配慮ではないかと思うのだけれど、ドクター・シスが関与していたということは、十中八九ヴォルテックス卿の指示なんだろうな。
しかし、まさか「プロフェッサー」が連続殺人鬼だったとは……。
シャーロック・ホームズが登場している以上、「プロフェッサー」とは当然モリアーティ教授のことだと思っていたので、快楽殺人者だというのは予想外。
もっとこう、あくまでも利益を目的とする犯罪組織のボスなのかと。
……こうなると、メグンダルが質屋の合言葉を「プロフェッサー」にしていたのも、彼が「プロフェッサー」の部下だからとは限らなくなってきたなあ。
メグンダルはあくまでも金銭を至上目的とした悪党のようだったから、快楽殺人者の下につくとはちょっと考えにくいし。
だとすれば、メグンダルも「プロフェッサー事件」の秘密を握っていて、今回の機械技師のように警察関係者への脅しとして「プロフェッサー」の名を使ったのかもしれない。
ま、もう一つ考えられるのは、「プロフェッサー」という合言葉を決めたのはメグンダルではなく、質屋にコートを預けるよう依頼された馬車の御者で、彼こそが実は「プロフェッサー」その人、あるいはプロフェッサーの部下って展開だけれど。
さすがにこれは無いな。
【仮面の男】
まさか本当に亜双義だとは……。
登場したときには完全に亜双義だと思わせて実は別人というパターンだとばかり。
登場したときには完全に亜双義だと思わせて実は別人というパターンだとばかり。
大逆転裁判 第2話『友とまだらの紐の冒險』をプレイしていたときは、死体を龍ノ介自身が見ていないことから、亜双義が実は生きているという可能性も考えたのだけれど、亜双義の遺志を継ぐという形で2話が終了した時点で、もうその展開は無いものだと頭から排除してしまっていた。
こんなロングスパンで回収してくるとはなあ。
亜双義が1話から強烈な死臭を漂わせていたのも意図的なミスリードだったわけか。まんまと騙されてしまった。
こんなロングスパンで回収してくるとはなあ。
亜双義が1話から強烈な死臭を漂わせていたのも意図的なミスリードだったわけか。まんまと騙されてしまった。
こうなると亜双義を殺害してしまったと思い込んでたバレリーナがちょっと可哀想ではあるけれど、害意をもって突き飛ばしたのは事実だから、お灸にはなったのかな。
生きてたのはあくまでも運が良かったからであって、死んでいてもおかしくはなかったのだし。
彼女へのフォローはホームズやヴォルテックス卿がやっているだろう。
それにしても、仮面のキャラを登場させて、1話のうちに正体を明かすとはなあ。
もっとも、何の捻りもなく正体が亜双義であった以上、引っ張っても拍子抜けするだけなので、この判断は大正解だったと思う。
生きてたのはあくまでも運が良かったからであって、死んでいてもおかしくはなかったのだし。
彼女へのフォローはホームズやヴォルテックス卿がやっているだろう。
それにしても、仮面のキャラを登場させて、1話のうちに正体を明かすとはなあ。
もっとも、何の捻りもなく正体が亜双義であった以上、引っ張っても拍子抜けするだけなので、この判断は大正解だったと思う。
【ジーナ・レストレード】
レストレード警部……。
言われてみれば確かにホームズ作品に登場していた覚えがあるけど、ホームズを読んだのが昔すぎて完全に忘れていた。
レストレード警部の存在を知っていた人は、大逆転裁判 第4話『吾輩と霧の夜の冒險』の時点で彼女が後に刑事になることが分かっていたわけか。
ジーナ嬢は好きなキャラなので、その登場は嬉しくはあるのだけれど、オマーリ巡査のように、ろくに眠ることもできずに日夜身を粉にして働いてる警官達のことを想うとちょいモヤっとした気分になったり。
巡査として苦労もせず、コネだけで刑事になるとか、警察内部ですげえ憎まれてそうだなジーナちゃん……。
【マダム・ローザイク】
妙にエロい。
露出度は決して高くないのに、逆転シリーズ随一の色気を持ったキャラではなかろうか。
彼女のグラフィックを作った職人さんは、きっと変態に違いない。
ちょっと気になったのは、ローザイクが「マダム」と名乗っていることに対して、龍ノ介が疑問を抱いていたこと。
26歳でも既婚者なら「マダム」でおかしくないのでは。
それとも当時のフランスでは、26歳くらいの若い女性には既婚者でも「マダム」という呼称は使わなかったのだろうか。
【バロック・バンジークス検事】
これまで散々こきおろしてきたキャラではあるが、兄を殺された恨みで日本人全般を憎むようになっていたから、憎悪のあまりこれまでの裁判でも異常な振る舞いをしてしまっていた、というのであれば、まあ納得できなくもない。
ドビンボー博士を殺人で告訴したのも、最初からナルホド君に負けるつもりでやっていたことのようだし、これまでで一番好感度は上がったかな。
一応、ナルホド君の力を信じていたからこその作戦だろうし。
しかし、これでナルホド君相手に5連敗か……。
【その他】
・アイリスという大ヒット小説家がいるのに家賃の支払いにも困っているのは、この時代の作家の印税が大したことがないのか、子供だからと舐められて不利な契約を結ばされているのか、ホームズの浪費のせいなのか。
・ナルホド君が謹慎になった理由ってなんだっけ……。
・現場への工作の責は寿沙都さんが被ったはずだから、本当は罪を犯していた人間を無罪にしちゃったことかな。
・メグンダルを弁護したのはヴォルテックス卿の勧めなのだから、それで責任を問われるのは結構理不尽だけど。
・エライダ・メニンゲンというネーミングはいくらなんでも酷い。
・と思ったらベンジャミン・ドビンボー博士はもっと酷かった。
・外人の名前だとタクシューのネーミングセンスはコロコロコミック並みになるのか。
・ヴォルテックス首席判事がどんどん憎めない人になっていくんだけど、この人ラスボスなのかな……。
・こんな荒唐無稽な研究に金を出したメニンゲン氏は夢見る悪だった……と思いたいところだが、どうせ何かの悪事のカモフラージュなんだろうな。
・まさか陪審員が全員変わっているとは思わなかった。
・何だこの複雑な裁判……。
・バンジークス卿としては、例え命は犠牲になっても、その理論の正しさが「証明」された方が友人のためになるという意図なのだろうか。
・何だろう。依頼人は似非科学者で、どうしても助けたいという気にならないし、検察側は被告人の味方で出来レース感が漂ってるので、いま一つモチベーションが上がらない。
・「バロック・バンジークスを法廷に立たせる理由は2つだ」
・「1つ。バンジークス卿はこの倫敦で、最も優秀な検事である」
・マジかよ……。龍ノ介に4連敗した男が最も優秀な検事……。終わってんな倫敦。
レストレード警部……。
言われてみれば確かにホームズ作品に登場していた覚えがあるけど、ホームズを読んだのが昔すぎて完全に忘れていた。
レストレード警部の存在を知っていた人は、大逆転裁判 第4話『吾輩と霧の夜の冒險』の時点で彼女が後に刑事になることが分かっていたわけか。
ジーナ嬢は好きなキャラなので、その登場は嬉しくはあるのだけれど、オマーリ巡査のように、ろくに眠ることもできずに日夜身を粉にして働いてる警官達のことを想うとちょいモヤっとした気分になったり。
巡査として苦労もせず、コネだけで刑事になるとか、警察内部ですげえ憎まれてそうだなジーナちゃん……。
【マダム・ローザイク】
妙にエロい。
露出度は決して高くないのに、逆転シリーズ随一の色気を持ったキャラではなかろうか。
彼女のグラフィックを作った職人さんは、きっと変態に違いない。
ちょっと気になったのは、ローザイクが「マダム」と名乗っていることに対して、龍ノ介が疑問を抱いていたこと。
26歳でも既婚者なら「マダム」でおかしくないのでは。
それとも当時のフランスでは、26歳くらいの若い女性には既婚者でも「マダム」という呼称は使わなかったのだろうか。
【バロック・バンジークス検事】
これまで散々こきおろしてきたキャラではあるが、兄を殺された恨みで日本人全般を憎むようになっていたから、憎悪のあまりこれまでの裁判でも異常な振る舞いをしてしまっていた、というのであれば、まあ納得できなくもない。
ドビンボー博士を殺人で告訴したのも、最初からナルホド君に負けるつもりでやっていたことのようだし、これまでで一番好感度は上がったかな。
一応、ナルホド君の力を信じていたからこその作戦だろうし。
しかし、これでナルホド君相手に5連敗か……。
【その他】
・アイリスという大ヒット小説家がいるのに家賃の支払いにも困っているのは、この時代の作家の印税が大したことがないのか、子供だからと舐められて不利な契約を結ばされているのか、ホームズの浪費のせいなのか。
・ナルホド君が謹慎になった理由ってなんだっけ……。
・現場への工作の責は寿沙都さんが被ったはずだから、本当は罪を犯していた人間を無罪にしちゃったことかな。
・メグンダルを弁護したのはヴォルテックス卿の勧めなのだから、それで責任を問われるのは結構理不尽だけど。
・エライダ・メニンゲンというネーミングはいくらなんでも酷い。
・と思ったらベンジャミン・ドビンボー博士はもっと酷かった。
・外人の名前だとタクシューのネーミングセンスはコロコロコミック並みになるのか。
・ヴォルテックス首席判事がどんどん憎めない人になっていくんだけど、この人ラスボスなのかな……。
・こんな荒唐無稽な研究に金を出したメニンゲン氏は夢見る悪だった……と思いたいところだが、どうせ何かの悪事のカモフラージュなんだろうな。
・まさか陪審員が全員変わっているとは思わなかった。
・何だこの複雑な裁判……。
・バンジークス卿としては、例え命は犠牲になっても、その理論の正しさが「証明」された方が友人のためになるという意図なのだろうか。
・何だろう。依頼人は似非科学者で、どうしても助けたいという気にならないし、検察側は被告人の味方で出来レース感が漂ってるので、いま一つモチベーションが上がらない。
・「バロック・バンジークスを法廷に立たせる理由は2つだ」
・「1つ。バンジークス卿はこの倫敦で、最も優秀な検事である」
・マジかよ……。龍ノ介に4連敗した男が最も優秀な検事……。終わってんな倫敦。
・一応、漱石に冤罪をふっかけようとした(しかも二度も)ことを悪かったとは思ってるんだな。
・真犯人と取引し、無実の被告人に罪を押し付けることに加担したことに対する処分が停職ね。
・軽い気もするけど、そもそも政府の命令で動いてたのだから、重い処分が下される方が理不尽か。
・軽い気もするけど、そもそも政府の命令で動いてたのだから、重い処分が下される方が理不尽か。
・ああああジーナ嬢のBGMが耳に沁みる
・刑事ってマジか。確かに1のラストで警察関係者になるようなフラグは立ててたけど。
・犯罪者が半年で刑事ってどうよ……と思ったけど、ホームズの口利きか。コネにも程がある。
・まあ、グレグソン刑事もジーナちゃんに冤罪被せることに加担した負い目もあるんだろうけど。
・「もうすぐ倫敦を去るから後継者に丁度良かった」と言っていたのに、巴里に連れていくのか……。
・この辺の会話はややチグハグに思える。
・ジーナちゃんはイーストエンドの子供達を助けようという想いがあったはずだけど、巴里に行くことになったら、その志はどうなってしまうのかな。
・「もうすぐ倫敦を去るから後継者に丁度良かった」と言っていたのに、巴里に連れていくのか……。
・この辺の会話はややチグハグに思える。
・ジーナちゃんはイーストエンドの子供達を助けようという想いがあったはずだけど、巴里に行くことになったら、その志はどうなってしまうのかな。
・御琴羽教授たちの几帳面さと礼儀正しさを褒めた後の首席判事のナルホドへのフォロー笑った。
・プロフェッサーの蝋人形、メニンゲンと真逆ってほどの体型じゃないと思う。どちらも痩せてるしなあ。
・マダム・ローザイクの声が意外と低かった。
・機械技師を若者扱いしてるけど、貴方の方がだいぶ年下ですよね。
・というか16歳で墓荒らししてたのか。
・というか16歳で墓荒らししてたのか。
・「血のシミが下に流れ落ちているから、被害者は起きていたはず」というのは難しすぎる……。当てずっぽうで突き付けてしまった。
・寿沙都さんと亜双義は幼馴染みたいなものか。
・てっきり淡い心があったのかと思っていたけれど、どちらかというと兄のように慕っていたのかもしれない。
大逆転裁判2 第4話『ねじれた男と最後の挨拶』中途感想はこちら
大逆転裁判2 第4話『ねじれた男と最後の挨拶』感想はこちら