1日目の法廷終了まで。
大逆転裁判2 第4話『ねじれた男と最後の挨拶』中途感想
大逆転裁判2 第4話『ねじれた男と最後の挨拶』感想
※以下、ネタバレ注意
んんー……。
何だか余計に分からなくなった。
要するに、ヴォルテックス卿と慈獄大臣は共犯者ということみたいだけど……。
4話の時点でたしかにちょっと怪しいとは思ってはいたものの、それは「御琴羽教授がプロフェッサーでは?」レベルの大穴狙いというか、本気で疑っていたわけではなかったので、まさか慈獄大臣が真犯人と思しき展開になるとは思ってもみなかった。
「交換殺人」というくらいだから、英国側(ヴォルテックス卿)の狙いはグレグソン刑事で、日本側(慈獄大臣)の狙いはワトソン教授だったのだろうけど、英国側はともかく、慈獄大臣がワトソン教授の死を願った理由はさっぱり読めないなあ。
博士はバンジークス検事の兄の検視を担当したらしいので、おそらくそれに関わっているのだとは思うが、だとすると慈獄こそ「プロフェッサー」という可能性もあるのだろうか。
玄真の無実を自分まで逮捕される程に強く訴えたのは演技でしかないのか、それともまさか玄真が逮捕されるとは思っておらず、本気で助けたいと願ったのか……。
逆に、英国側がグレグソンを狙った理由は解り易い。
やはり、彼は死神の組織の一員などではなく、逆に死神の正体を突き止めようとしたのだろう。
だからこそ、それを嫌った死神によって殺害が命じられた、と。
十中八九、殺害指令を出したのはヴォルテックス卿以外に考えられないのだが、もしグレグソン刑事が生きているとすれば、ヴォルテックス首席判事の協力は不可欠のはず。
ここは一つ、ヴォルテックス卿は実は善人で、真犯人は別にいるというパターンでお願いしたい。
【ロシア組】
ニコミナはやはりホームズがフォローしていたのね。
ま、大逆転裁判2 第3話『未来科学と亡霊の帰還』で書いたが、ホームズの言うように決して無実というわけではなく、あくまでも「運良く生きていた」だけなので、良い薬にはなっただろう。
そういえば、亜双義の死を偽装するようにホームズは船員を買収したらしいけど、さすがに龍ノ介を監視していたストロガノフのような一般船員には知らされてなかったのかな。
ちょっと意外だったのが、どうもロシアの革命家ことデミグラスにこのまま触れずに終わりそうなこと。
あんな意味ありげな紹介をされたのだから、てっきり本筋に関わって来るものだと思っていたのだけど……。
単にニコミナの亡命の出汁に使われただけか。