スパルタの先輩は予想してなかった
【海人とイチカ】
海人としてはこれで少しでも接近できればという魂胆だったんでしょうが、あれほど厳しいとは。
「はいっ、問題解いてっ」の言い方なんて、こっちまで気が滅入りそうな程でした。
まあしかし、基本的に海人はだらしのない男なので、こういう女性の方が合ってるかもしれないなあ。
イチカ先輩が常にキツい性格なら上手くいかないと思いますが、普段の彼女は穏やかなので。
そういう意味では、柑菜は海人を甘やかしてしまいそうな気も。まあ柑菜がずっと支え続けていられればそれはそれで上手くいくのかもしれませんが。
今回は何はともあれ、イチカ先輩の意外な一面が描かれた回でしたね。小倉マナミと海人のデートに怒っていたのは、七海から海人を任された責任感でというのも本当にありそうですが、やはり嫉妬の部分も大きいように見受けられましたからね。
海人の気持ちを知ったことで、彼を意識するようになった、といったところでしょうか。
とはいえ、やはり彼女はこの星に永住する気はないようで、海人の想いを受け入れるつもりはなさそうです。
海人がイチカを物にするには、彼女に「海人の為なら母星から離れてずっと地球にいても良い」と思わせるようにしなければなりませんね。
しかし、この「あの夏で待ってる」というタイトルや、「一生忘れられることのない」「忘れられない夏」といった台詞などから、最終的には別離、という匂いもするので、どうなるか予想がつきません。
海人が告白(まがいのことを)した翌日に女性とデートしていたというイチカ先輩の誤解がその通りだったとしても、何かあり得そうな話ではあります。
イチカ先輩のあの反応では振られたと考えても無理無いですし、失恋のショックを受けているところに、慰められてつい、みたいな。
ああ、でもこれが男女逆ならまだしも、男が慰められる側だと途端に女々しくて見ていられませんね。
まあ男女が逆だったとしても、「軽い女だな」と思いますが。
ということで、普通なら自分に告白してきた(結果的に)男のそんな姿を見たら幻滅するでしょうが、そこで怒りを抱いて海人を迎えに行ったというのは、やはり既にイチカ先輩の中で海人の存在がそれなりの部分を占めるようになっていた、ということなんでしょうね。
ところで、イチカ先輩が母星に帰った場合、海人の「発作」が起きたらどうするんだろうか。あれは一生付き合わなければならないものではなくて、いずれ治るものなのかな。
そういえば、先週と今週は海人の発作は起きませんでしたね。別に周期的に起きるものじゃないのか。
【その他】
・イチカ先輩の種族の年の取り方は地球人と同じなのか。
・この主人公の妄想が現実の行動にまで反映されてしまう癖は不味いな。今回は相手が哲朗だったから良かったものの、知らない女子とかだったら。
・檸檬先輩、良い感じの空気を出している男女の間に入るのが好きだな。馬に蹴られるぞ。
・そういえば、イチカってそのまんま「一夏の恋」の「一夏」が元ネタなんでしょうね。漢字まで一緒だとやはりワンサマーさんを思い出す。
・「何のですか?」「ナ・ニ・の」で、ガンダム00のドラマCDを思い出しました。黒田洋介繋がりで。
・マナミさんが服をたくさん買っていた時に言っていた「長期戦」というのは、ご主人との喧嘩のことか。
・部屋に侵入していた時のイチカ先輩の顔怖いです。
・哲朗の姉とまで昔なじみっぽいですし、やはり海人・柑菜・哲朗の3人とも幼馴染みなのかな。
・現在、我が家の唯一の暖房器具であるエアコンが壊れて極寒を味わっているので、内容とのギャップが。
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