尾田先生がピーター聖を三枚目キャラにしてたのも、他の五老星に比べて経験が浅い若手だったからかもね。
※以下、1157話までのネタバレ注意
【42年前の五老星】
1157話の最後にマーズ聖がハラルド王に取引を持ち掛ける場面の背景として、当時の五老星のシルエットが描かれた。
右からサターン聖・マーズ聖・ウォーキュリー聖・ナス寿郎聖までは現在の五老星と同一人物だと分かるが、左端の人物だけは明らかにピーター聖ではない。
即ち、42年前までピーター聖は五老星ではなく、別の人物が農務武神を務めていたことになる。
私にとっても意外ではあるが、てっきり数百年単位で同じ面子で運営されてきたと思われた五老星は、40年前かそこらにも入れ替わりがあったようだ。
【サターン聖】
「入閣」からまだ40年程度しか経っていないピーター聖に対して、サターン聖は少なくとも200年は五老星として君臨している。
五老星の入れ替わりが数百年スパンだと考えていた理由の一つに、科学防衛武神がサターン聖からガーリング聖へと移行した際、残る四名が驚愕の表情を見せていたことがあるのだが、あれにしても「五老星に交代があった」からではなく、「少なくとも200年以上は科学防衛武神の座にいたサターン聖が粛清された」事実に驚いていたのだろう。
【伝説】
「ヒトヒトの実(幻獣種)モデル:ニカ」の覚醒を危惧するピーター聖に対し、ウォーキュリー聖はその懸念を「我々にとっても伝説」として退けた。
ここで言う「我々」とは、ウォーキュリー聖を含めた五老星の中でも数百年単位で生きている人物を指しており、「年若い」ピーター聖への一種のマウントでもあったのだろう。
「今まで何百年も「ニカ」は覚醒してしないことを私は見届けてきた。たった何十年しか生きていないお前には分からないだろうが、ピーター聖は心配し過ぎだ」と言っているわけだ。
長い経験に基づいて平時の判断を下したウォーキュリー聖よりも、経験が浅い分だけ常にない事態にまで想像を広げたピーター聖の懸念のほうが正しかったことになる。
【最高司令官】
約40年前の大事件と言えば38年前のゴッドバレー事件だが、42年前まで五老星だった前任の農務武神はこの件で何かしらの失態を犯して粛清され、ピーター聖はその後任となったと考えられる。
ガーリング聖の例を見ると、五老星が空席となった際の後任には神の騎士団最高司令官が選ばれるようだ。
だとすると、ゴッドバレー事件までピーター聖は最高司令官として、ガーリング聖の直属の上官だった線が濃厚である。
見た目からするとピーター聖はせいぜい50歳前後だから、実年齢は90歳かそこらだろう。
彼と同じシェパード家の天竜人であるソマーズ聖も60代程度のようだから、神の騎士団最高司令官時代のピーター聖と面識があったかもしれない。
いや、年齢差を考えると、面識があるどころか二人は親子であった可能性すらありそうだ。