今年もお世話になりました。
みなさん良いお年を。
昨日、「南米州と大洋州は旧アスタロト大公軍=現モロク独立部隊領なのでは?」と書いた。
書いてみて気になったのが、メフィストフェレス君主陛下がまだ大公として軍を所有していた際は、どこの地域を領土としていたのか、ということだ。
ベリアル派領は大欧州と阿州であり、それぞれアモン軍とパイモン軍に属している。
旧メフィストフェレス大公軍は解体されたと考えられる(↓の記事を参照)から、その領土もいずれかの軍閥に吸収されたのだろう。
上記記事の通り、パイモン軍の所属魔王の人数からして、私は旧メフィストフェレス大公軍の多くはアモン大公軍に流れたと予想している。
となれば、普通に考えるとかつては大欧州がメフィストフェレス大公軍とアモン大公軍で二分割されていたということになるが……それでは、あまりに狭い気がする。
むしろ、現在パイモン軍が領有する阿州の一部が旧メフィストフェレス大公軍領だと見るのが自然ではなかろうか。
阿州とはアフリカ大陸+中東なわけだが、パイモン軍の規模にしては広大すぎる。
元々のパイモン軍領は中東だけで、アフリカ大陸はメフィストフェレス大公が有していたくらいが広さ的には丁度良いのではないか。
メフィストフェレス君主陛下がベリアル派領を説明する際に、仲が悪いはずのパイモン領である阿州の方を大欧州よりも先に挙げていたのも、元々は自身の領地だったからだとすれば頷ける。
旧メフィストフェレス大公軍所属魔王の大半をアモン大公猊下に持っていかれたパイモン大公猊下が、ならば領土は全て自分がもらうとゴネた結果が今の状況なのかもしれない。
もっとも、中東は既に消失し、アフリカ大陸も骸者の巣と化しているわけだが……。