な、内通者！！！
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【内通者？？？】
おんのかい！！ 内通者！！
四千人という数まで把握しているということはもう確定じゃん。
兎丼の陥落を誤報だと信じていたから、集った光月派の人数までは知らないもんだと思ってたよ。
んー、いやでもおかしいよね。
つまり、オロチ様はその四千人は「各地に潜伏していた生き残りを必死にかき集めた」と考えているってことになるわけだけど、だとしたら内通者は兎丼の異変を報告しておきながら、四千人の大半は兎丼に収容されていた囚人達だとは伝えてなかったってこと？
そんなことあり得るか？
あー？ やっぱこれ、内通者なんて存在しないんかなあ。
情報があまりにも不正確かつ断片的に過ぎるよね。
かといって、「内通者を装っているが、実はオロチ様をハメる為に不正確な情報を流している」にしては逆に正確過ぎる。
第955話『閻魔』の感想で書いたように、やっぱり「錦えもん達が現代に飛んできた」「四千人の光月派が集まっている」「伊達港に船がある」「兎丼に異変アリ」というこれらの情報は１人の人間によってもたらされたのではなく、別々のルートから入手したのかも。
実際、四千人が兎丼の収容所の囚人だという情報を知らないせいで、収容所から常影港への道筋はフリーになっちゃってるし。
【収容所の面々は】
オロチ様は兎丼の陥落を誤報だと思っているのに収容所から皆が姿を消したということは、やはり事前にオロチ様の攻撃を察知したんだろうな。
となると、伊達港の船も、囮の数隻を残してほとんどは移動させていると考えるべきだ（今回、船が爆破される場面も数隻しか描かれていない）。
そもそも、決行の前夜ならもう常影港へ向けて移動を始めてそうなもんだし。
その場合、なんらかの理由でスマシが機能していない（今週言及されてないってことはオロチ様の仕業ではないはず）が為に錦えもん等に連絡できなかっただけということになるので、回想が終わるくらいに使いが到着して、船も人員も無事であることを伝えるんじゃないかと思う。
【その他】
・「いやァ……スピードが落ちるだけだ」とサンジに普通に返答してたり、「ああ、歓迎するよ」という言い回しと表情だったりと、今週妙にゾロが優しい印象だった。
・ここに来て丑三小僧か。正体は狂死郎＝傳ジローじゃないかと予想してるけど、さて。
・最後だから盗んだ金ではなく私財を配ったのかな。
・お鶴さんもお菊さんの正体に気付いてたんだ……。
・決戦前に会う訳にはいかぬという錦えもんの想いを察して知らぬふりをしてくれてたのね。
・さすがは侍の妻。
・おでん公は手癖も女癖も悪かったようで。
・さすがに女を手籠めにしてたわけではないだろうけど、誰彼構わず口説いて回ってたのかな。
・家畜は盗んで食べてそう。
