ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

HUNTER×HUNTER 第390話『衝突①』感想【週刊少年ジャンプ52号】

週刊少年ジャンプ感想 HUNTER×HUNTER掲載号感想
前回までのチョウライ王子
→コインを拾う。
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今回のチョウライ王子
→コインが継承戦ではクソの役にも立たない事に気付く。

【第4王子ツェリード】
・念について知らない
・偶々私設兵に念能力者が2人
・敵の謀略を見破る守護霊獣
・対人戦無敵の念能力

【第3王子チョウライ】
・念について知らない
・私設兵も知らない
・継承戦で役に立たない守護霊獣
・念を覚える兆しすら無い

　本当に何なの？

【不義の子？】
　チョウライ王子、ホイコーロー国王の子じゃなくて腹違いの弟の子供だったのか……。
　ここに来てえらい属性盛り込んできたな。

　正直なところチョウライ王子の母であるトウチョウレイ王妃は、王とその弟が奪い合うようないわゆる傾国の美女って感じではないけど。
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　失礼だが、こう見えて魔性の女だったのね。

　それにしてもチョウライ王子の堂々たる振る舞いよ。
　内紛の為ではなく国政に全振りした守護霊獣を持ち、守護霊獣が継承戦に使えずとも全く焦らずに政治力で勝ち抜く決意を固めるとか、冗談抜きで本当にこの人が王になるんじゃないかな。

【オニオールの思惑】
　若頭が念能力者なのに組長が念能力を知らないんかい！
　そんなことある？

　普通に考えると王子に念の情報を漏らしてはならぬというカキンヤクザの掟があるとかだけど、実子が王になるチャンスを逃すとも思えないしなあ。
　どうやら本当に知らないっぽい……

　……あっ、あっ……違う、違うわこれ。
　チョウライ王子に聞かれた超能力について若頭に一切確認しようともしないってことは、こいつ最初から念能力のことを把握した上で、王子に情報を渡すつもりが無いってことだ……。

　しかし、一体なぜ？
　組の後ろ盾にして実子であるチョウライ王子がカキン国王になれば、オニオール組長やシュウ＝ウ一家にとっても大きな利益になるだろうに。
　二線者は継承戦に介入できない盟約でもあるのか、既に息子を見限って、別の王子に肩入れしているのか。

　だとしたらチョウライ王子はとんだピエロだよなあ。

　うぬぬぬぬ……。
　「捲土重来」が由来と考えられるその名前から、彼は一度どん底に落とされてから復活する展開が来るのではないかとはよく言われる話だが、オニオールとの虚構の関係が原因で窮地が訪れるのかもしれない。

【カチョウ王子の死】
　既に死者が３人だとチョウライ王子が知ってるいるということは、カチョウ王子の遺体が発見されたわけか。
　知らぬは司法局に拘束されているセンリツとフウゲツ王子だけ？
　となれば、フウゲツ王子の傍にいるカチョウの姿をした何かが守護霊獣だということも既にバレているかな。

　問題はカチョウ王子の死を周囲から教えられたフウゲツ王子がどんな反応を示すか、である。

　私は、｢現実を受け入れずに周囲が自分を騙そうとしているだと思い込むようになり、『2人セゾン』への依存をますます強めていく｣に一票を入れたい。
　そして、フウゲツ王子を継承戦に参加させようとする本能がある『2人セゾン』に唆され、ワームによるワープ能力と2人セゾンの能力を使って殺戮を行うクレイジーサイコレズに進化すると見ている。

【HUNTER×HUNTER】フウゲツ王子、ハイパーシスコンクレイジーサイコレズ説

【その他】
・チョウライ王子の私設兵が貰った硬貨も『10』になってるけど、コベンバトが｢俺が拾ったときと同じ物｣と言っているってことは、おそらくこれは『1』の間違いだろう。

・第４層の街並みはまだ結構薄汚いな。下町の飲み屋街って感じ（それでも第５層に比べれば天と地ほどの差があるが）。
・第３層になると、田舎のイオンくらいにはなる訳か。
・チョウライ王子、妹のツベッパ王子からは「奢侈を尽くす」と言われてたけど、民への分配を考えている分、「貪り」のカミーラ王子とは一線を画すということかな。

・さて、既に次の10週分のネームは出来ているということで、いつもより早く帰って来てくれると嬉しいけど、ま、あんまり期待はしないでおこう。
・早く帰って来たら来たで次のネームが溜められないので、その分更に次の復帰が遅くなりそうだし。