コメントを下さった皆さん、大変に返信が遅くなり申し訳ありません。
ともかく、まずはコメントへの返信をこの場でさせていただきます。
【通りすがりさん】
> わたしとしてもショックな12話でした
> 赤沢さんは漫画版では、無事に生き残って、勅使河原といい感じになります>
それはそれで若干腹立たしいものがw
> アニメでは正直描写不足だったんですが、恒一は、母そっくりの怜子さんに、母親の面影を重ねてたんですよ。カットされてしまいましたが、原作では、怜子さんが死に還った後、祖母が
> 「怜子は恒一を自分の子のように思っていた。数回しか会ったことなかったのに、
> 陽介さんがひどい父親だったら自分が引き取って育てる、なんて言っていた」
> と語る場面があったんですけどね・・・>
ああ、その辺の心情描写があれば玲子さんを死に返す場面の感慨がまた違ってきたでしょうね。
> 細かい伏線としては、1話で、まだ記憶を改ざんされていない父(陽介)が電話で
> 「お義父さんとお義母さんによろしくな」と言っていましたが、なぜ怜子さんに関してはスルーなの?という部分もありますね
>
> また、8話の海水浴、赤沢さんや勅使河原たちが、初対面のはずの怜子さんに対して、初めましてのあいさつもなく、ただ会釈していただけ、とか三神先生にご執心の望月が、怜子さんに赤くなっていたり、とか。
> 赤沢さんが、運転で人が変わった怜子さんを見て「人は見かけによらない」と言っていましたが、このセリフも、普段から相手のことを見知っていないと出てこないセリフですよね。
>
> 恒一がいないものにされた時も、久保寺先生が「三神先生も難しい立場でありながら」と言っていました。それはつまり、家で同居している甥を、学校では無視しなければいけない、という状況を指していたわけです。
ああーそのあたりには全く気がつきませんでしたが、言われてみればその通りですね。
特に「三神先生も難しい立場でありながら」という台詞は上手い伏線ですね。くそう。
「難しい立場」という言い回しについてもっと引っかかりを覚えるべきでしたね。副担任というだけなら久保寺も変わりが無いのに。
望月が最初のほうで三神先生について恒一にやたら絡んでいたのもこのせいだったのかあ。
【ゆうさん】
> >千曳先生戻ってきたということは、喘息の子は途中で亡くなったのかな。
> wikiにありますが、千曳先生は喘息の薬を病院にとりにいって和久井くんは一命をとり止めています。
ああ、病院に置いておかず、わざわざ連れて帰ったんですね。
> もう一度、死者がわかってから見ると面白そうですね(^^)
そうですねえ。なんとか余裕ができたら1話から見返したいです。
【nice30sさん】
> ちょっと分からないことがあるのですが、最後にお墓の前で、千曳先生と恒一が話している内容で、
>
> 千曳先生『おととしの死者は7名ということになってたのか』
> 恒一 『ええバツ印は7個でした』
>
> といってましたが、リストにはバツ印6個ですよね?
>
> よく意味がわからないのです・・・汗
すみません、返信が遅れてtaraさんに代わりに答えていただくことに・・・・・・。
自分は全く気がつかなかったのですが、どうやらスタッフのミスのようですね。
【taraさん】
> 12話分の感想お疲れ様でした(^^)
かなり遅れてしまいましたが、これだけでもなんとか完走できてよかったです・・・・・・。
> >海水浴時の範囲制限
> 中尾君の死の原因は夜見山市内だったとのことなので、結局この点は死者の正体とは無関係だったのではと思ってます。
> 原作で死者の正体を知っていると「地理的範囲の条件を“夜見山市内”から“死者から一定距離”に変更した?」と先走った誤解をしちゃうポイントでした…(^^;)>
ああ、なるほど。言われてみれば11話感想で自分でもそう書いていました。
そういえば、海水浴の話はアニメオリジナルなんでしたね。三神=玲子の伏線の一つにしたかったようにも思えるのですが・・・・・・。
海に怜子さんが着いて来なければ中尾は無理な運動はいないで死には至らなかったが、怜子さんが近くに居た為に死へと導かれた、と解釈できなくもないですね。
> >「可哀想に、理津子も、怜子もなあ」の台詞
> 割と序盤の回にありました。
> 真相を知った上で聞くとかなり露骨な気がして、無駄にヒヤヒヤしたのを覚えてます(^^;)
マジですか。1話でお祖父さんが仏壇の前にいるシーンだけ見返して、そこでは「可愛そうに理津子」とだけしか言っていなかったのですが、他の場面で言っていたのか。
> >「さよなら、お母さん」
> 通りすがりさんがフォローされてる通りですが、母親を知らない恒一は怜子さんに母親を重ねて見ていた…ということですね。
> ここは確かにちょっと唐突に感じました(^^;)
尺が無かったのでしょうが、そのせいで恒一のお父さんにロリコンの疑惑をかけてしまいました(笑)
> >通り魔
> 原作に無い要素なのでよく判りませんが、恒一ということは話の展開上も無いんじゃないでしょうか(^^;)
> (もし恒一だったとすると、記憶が戻って以降の鳴ちゃんが恒一と普通に接するとは思えませんし…)
まあ、そうですよね。通り魔が中学生くらいの風貌で意味ありげだったので、原作では何か意味があったのかなあ、と。
> >赤沢さんの回想での恒一の服装
> 前回の回想は現象の影響で記憶が不完全だったので、春に病室で“再会”した時の記憶と混濁してたんじゃないでしょうか。
> (あのシチュエーションでいきなり自己紹介というのも不自然ですし^^;)
今では自分は最初の回想で病院服だったかどうかすらうろ覚えなんですけどね。
そういうことなのでしょうか。
> >兄じゃなくて従兄
> 兄だと二親等ということで赤沢さんもこの年に死亡してる可能性が出て来るので、「今年の死者は赤沢さんかも知れない!」と思わせる為のミスリードとして意味を持って来るのではと思います。
> (別に兄のままでも不都合が出るわけではないですが…)>
ああ、なるほど。従兄弟は犠牲者の範囲外という設定を忘れていました。
そういうミスリードだったのか。
> >入院してた生徒
> 最初に刺された前島君ですね(恒一の足をいきなりつかんで視聴者の心臓を縮みあがらせた…w)
あ、彼でしたか。何しろ怪我で済んだのか死んだかわからないキャラが多かったので
> 暴動に参加してた辻井君が談笑の輪の中にいたのは少し意外でしたが、三神先生を殴った前後の記憶は消えてるのかも…?
モップの彼でしょうか。辻井君以外の暴動参加者もいたとすれば、暴動や「死者を死に還せば現象は止まる」という記憶そのものが曖昧になっている可能性はあるのかな。
しかし、警察の捜査で風見などの罪は明らかになりそうなので、クラスメイトで殺し合いがあったという事実はどうあっても明らかになりそうではありますが。
> >『ええバツ印は7個でした』
> nice30sさんのコメントに横レス失礼します(^^;)
> 現在のバツ印が6個なら、現象発動中は(死者の分が消えて)5個に見えてた…はずですよね。
> ここは映像か台詞が間違ってる気がします…
代わりの返答大変助かりました。ありがとうございます<(_ _)>
【BALDさん】
> アニメは原作(小説版)よりなぜか死亡者が多かったりと、そちらの方からも批判が結構あったりします。
>
> 通りすがりさんの指摘してる、怜子さんとの関係の説明不足などもそうですね。
> あと原作は恒一が怜子さんを死に還す場面の葛藤と、それに至る決意の部分が非常に印象に残るのですが…
> アニメではその部分もあっさりしすぎてました。ちょっと残念です。
そうなんですか。アニメ組の自分としてはほぼ文句の無い出来でしたが、まあしかし、小説をアニメ化するというのは地の分や心情描写、尺の問題で難しいですからね。どうしても不満な点は出るでしょうね。
特に、オリジナルエピソードで水着回をやっているので、「そんなファンサービスに尺を使う余裕があるのなら別のところに尺を使ってくれよ」という意見は多そうです。
> ちなみにネタバレですが漫画版では赤沢さんは生きてますが、原作では死亡してます。死に方はまったく違いますが…
あ、原作でも赤沢さんは死んじゃうんですね・・・・・・。残念。
【総評】
面白かったです。面白かったアニメは毎度のことながらそれしか感想が出てこないので総評に困ります。
何とか犯人(死者)を当ててやろうと感想を書いていましたが、惨敗しましたね。
一気に読んでしまう小説と比べて、アニメの場合、1週間振り返り、考える時間があるわけですからね。
あまつさえ感想を書くことで思考を深め、コメントでヒントが頂けるという格段に有利な状況にあってもなお死者の正体が分からなかったのは、これはもう惨敗と言うしかないでしょう。
参りました。
おそらく原作小説ではいわゆる叙述トリックに該当するものだと思うのですが、叙述トリックは映像化の際、非常に困る部分ですよね。登場人物の顔の見えない小説と違い、キャラの顔を描かなければならないわけですから、怜子さんと三神先生のキャラデザは相当苦心したと思います。
視聴者にバレないよう、しかし同時にあまりにもかけ離れすぎていてアンフェアだと言われないようにもしないといけないわけですから、これは大変な作業です。
そういえば、声優さんも同じ方なのでしょうか? 声では全く同一人物だとは思いませんでしたが、声で分かった人もいるのかな? そこも大変な部分ですよね。
もし同じ方が演じていらっしゃったのならば賞賛したいです。エンディングではどう表記されていたんだろう。
スタッフ、キャラデザ、声優さんの頑張りでトリックの難しい表現に成功し、見事視聴者を騙しおおせたわけですから、その努力に惜しみない拍手を送らせて頂きます。
本当にお疲れ様でした。
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