期待を裏切り、予想を裏切らずというのが正直な感想。
ニューダンガンロンパV3 第6章『さよならダンガンロンパ』中途感想はこちら
ニューダンガンロンパV3 第5章『愛も青春も無い旅立ち』感想はこちら
※以下、ネタバレ注意
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ニューダンガンロンパV3 第5章『愛も青春も無い旅立ち』感想はこちら
※以下、ネタバレ注意
>視聴者参加型番組
ちょっとヒントが多すぎた気がする。
「V3はこれまでのダンガンロンパとは別の世界」という事前情報があったから、オープニングで天海君や赤松さんが「16人の高校生によるコロシアイ」に反応していたのを見て、この世界ではダンガンロンパは架空の物語という可能性に思い至っちゃったからなあ。
このオチがやりたいのであれば、むしろ最初は1・2と同じ時間軸上にあると思わせるべきだったのでは?
別世界だという余計な情報を表に出さず、序盤から「最原君達は再建された希望ヶ峰の生徒である」という記憶を明かしていれば、おそらくもっとドンデン返しに驚けたと思う。
1章の時点で「架空の物語」が頭にあったうえに、5章で「誰かに見せるために開催されている」ことが示唆され、6章冒頭の「スマホに映る何かに夢中になっている一般人のマコト」だからなあ。
せめてマコト君の場面がなければまだ隠し通せたろうに。
そもそも、実は作られた人格だったとか、友情も恋愛も誰かのシナリオ通りに動いていたに過ぎなかったとか、この世界は観客のいる娯楽番組だったというネタバラシ自体が、はっきり言ってありきたり。
捻った展開にしようとして、最終的に手垢のついたところに軟着陸してしまったという印象だ。
とはいえ、別にそれ自体は構わないんだよね。ベタだからと言って悪いというわけではない。
私が購入する前から、どうもオチに文句をつけている人がいるのは聞き及んでいたけれど、試みそのものはそう悪くなかったと思う。
問題は、そのオチをきちんと扱えていないところにある。
中途感想で、
ただ、このオチだとすると何の希望も無いから、よっぽど上手くやらないと綺麗に収められそうにないけど……。
と書いたが、まさに懸念した通りのスッキリしない終わり方になってしまった。
まず、視聴者達が改心するという展開に説得力が無い。
高校生が殺し合いを強いられる(しかも、後述するように白銀が言うような志願者ではなく、拉致されてきた可能性が高い)のを見て喜ぶような最低最悪のクズ共なわけで、そんな連中が今更あの程度の言葉で良心を取り戻すとは到底思えない。
しかも、説得の手段を音ゲー的なミニゲームに絡めてしまったせいで、一体なぜ視聴者達が改心したのかがプレイヤーには全く伝わらず、余計に薄っぺらくなってしまっていた。
視聴者達は明らかにプレイヤーのメタファーとして描かれていて、既にプレイヤーを「高校生が殺しあう作品にいつまでもしがみつく悪趣味なクズ」扱いしているも同じなんだし、どうせならきちんとそこを貫き通してほしかった。
「こっちはもうダンガンロンパ作るのに飽きたんだよ。てめー等いつまでマンネリなデス・ゲーム物に拘ってんだ。はいはい、終わり。ダンガンロンパというコンテンツはもう終わりにします」くらい突き抜けてくれれば感心したんだけどなあ。
……炎上待ったなしだろうけど。
更に、「視聴者を説得する」だの「世界を変える」だの言いながら、最終的に視聴者達が離れていったのは「白銀を初めとする運営の手際が悪くて嫌気が差したから」というのが理由になってしまっていて、もはや支離滅裂と言わざるを得ない。
これでは運営会社が変わるだけで、再びゲームは開催されてしまう。
さすがに「最原君の言葉でみんな改心した」というだけではご都合主義過ぎると途中で不安になったのだろうか。
そんな中途半端なことをするくらいなら、最初から視聴者の情に訴えかけるのではなく、番組を成り立たなくする方向で首謀者を追い詰める展開にすれば良かったのに。
最大の不満点は、こんなクズ共が何の報いも与えられずに無罪放免になっているところ。
江ノ島盾子が満足気に死んでいく無印にも不満があったが、今作はそれ以上である。
「もし、才囚学園のコロシアイがテレビ番組だとしたら、一般民衆までゴミということになるよなあ」と思っていたら、本当にそこを放置して終わらせるとは。
カタルシスも何もあったものじゃない。
全世界がこのコロシアイに賛同しているのではなく、ダンガンロンパに反対する「人権派」もいるという設定にすれば良かった(まあ、最後になってそれが匂わされてはいたけど)のに。
>白銀つむぎ
うむむむ、これも予想通り……。
いや、天海君の事件の際に女子トイレに行っていたことや、マザーモノクマに「産め」と言っていないなんて情報は完全に忘れていたからまともに推理したわけではないのだけれど、消去法で彼女しかいなかったんだよね。
まだ裁判も序盤なのに白銀さんを首謀者として指摘する流れになったときは、「お? これは白銀も『首謀者という役割』を強要された参加者に過ぎず、更なる黒幕がいるパターンか?」と期待したものだったが、特にそんなこともなく。
作中でも言及していたように、1・2は参加者以外が黒幕だったから、今作では敢えて参加者を黒幕にしたのだろうけど、もう少しミスリードの努力が必要だったんじゃないだろうか。
例えば、今回は最終章までの生存者数を増やすとか。
2は今作と同じく5人だけだったけれど、無印は6人だったのだから、少なくとも1人増やすだけなら参加者内部に黒幕がいるヒントにはならないはず。
生存者の内訳にしても、「主人公の最原君」、「真ヒロインの春川さん」、「コロシアイを終わらせようと大暴れするキーボ」、「成長が描かれた夢野さん」と、白銀以外の生存者が悉く犯人と思えないキャラなのもよろしくない。
こんなの、白銀さんを疑えと公言しているようなものだろう。
もう1人か2人は容疑者候補として(ストーリー上)重要ではないキャラが必要だった。
そして、あまりにも犯人が無難過ぎるんだよね。
意外性もなければ、黒幕と明かされてショックを受けるようなキャラでもない(いや、もちろん白銀さんにもファンがいたにはいただろうけど)。
キャラがどんどん消えていくダンガンロンパの設定上、「一つの章にだけ登場したサブキャラが実は黒幕」という、プレイヤーの頭から消えているキャラを首謀者にする手法がほぼ不可能なのは解る(無印はその辺は上手かった)。
しかし、プレイヤーに衝撃を与えられるようなキャラを黒幕にすることはできるはずだ。
どうせ「全てフィクション」という設定なのだから、夢野さんを黒幕にして「茶柱との友情? あれも全部ただのシナリオだから(笑)」という展開なら、プレイヤーの怒りも煽れたのに。
「V3世界ではダンガンロンパは架空の物語」というところまで予想しておきながら、「架空なら白銀さんがコスプレできる」というところまでには思い至らなかったし、コスプレという才能の使い方は上手かったと思う。
だが、肝心の白銀つむぎ自身のキャラが弱すぎる。
「今まで騙されていたのか!」とも「こいつだけは許せない!」とも感じられず、盛り上がらないラスボス戦を消化するだけに終わってしまった。
>プレイヤーの想像に委ねる
どうやら才囚学園の生徒達が自ら望んでコロシアイに参加したというのは白銀の嘘(当然、オーディション映像も捏造されたもの)で、1章冒頭で赤松さんと最原君が語っていたように、拉致されて連れて来られたようだ。
彼らの性格は今とほとんど変わっていないから(特に赤松さん。王馬だけは全くの別人状態だったけど)、替えられたのは記憶だけで、元々の人格もコロシアイを楽しむような人間などでは無かったと考えられる。
赤松さんと最原君は記憶を植え付けられる前から自己紹介をしていたので、名前も同じのようだ。
彼らが思い出しライトによって「超高校級」に変えられる前の会話を見ると、自らを一般人だと語っているし、何者かに拉致されたことも、後に「思い出した」ゴフェル計画の記憶とは矛盾しているから、この件を覚えていれば思い出した記憶が偽物だということにももっと早く気付けたのかな。
ニューダンガンロンパV3を買ったで書いたように、彼らは高校生が閉じ込められてコロシアイをさせられる事態に思い当たる節があったようだが、ダンガンロンパという架空の作品が有名だからなのか、最原君が推測したように希望ヶ峰学園の事件が実際に起きたからなのかは解らないな。
後者だとしても、白銀がコスプレできた以上、「実話を基にしたゲーム」として作られてはいるんだろうけど。
もし、ダンガンロンパ1・2の事件がV3世界でも実話であり、「何者かに拉致された」という記憶が正しいとすれば、V3世界は、白銀の属する組織が拠点とする社会と、拉致されてきた15人が平穏に暮らしていた社会の二つに分断されているということになりそうだ。
それこそ、「未来機関」と「絶望の残党」が、それぞれ独自の領土を持ちながら対立している世界情勢なのかもしれない。
未来機関側の社会は赤松さんがピアノを習いながら普通に暮らせる程度には豊かであり(ただし、子供たちが簡単に拉致されてしまうくらい安全保障は確立されていない)、一方でチーム・ダンガンロンパ属する社会も、才囚学園などという舞台を作れる程に潤沢な資金力と技術を有している。
これ程の豊かさを誇り、視聴者達も普通の暮らしをしている(まあ視聴者の中には未来機関側の社会の人間もいるだろうが)のだから、チーム・ダンガンロンパ側の社会を支配するのが「絶望の残党」だとしても、江ノ島盾子が率いていたような、ひたすらに暴れまわるだけの集団とは全く別物になっているのだろう。
まあしかし、この視聴者の想像に委ねるエピローグは正直「逃げた」と感じてしまった。
想像の余地があることで余韻の残るタイプの作品でもないんだし、最後の最後で引っ繰り返されても……。
【その他】
ちょっとヒントが多すぎた気がする。
「V3はこれまでのダンガンロンパとは別の世界」という事前情報があったから、オープニングで天海君や赤松さんが「16人の高校生によるコロシアイ」に反応していたのを見て、この世界ではダンガンロンパは架空の物語という可能性に思い至っちゃったからなあ。
このオチがやりたいのであれば、むしろ最初は1・2と同じ時間軸上にあると思わせるべきだったのでは?
別世界だという余計な情報を表に出さず、序盤から「最原君達は再建された希望ヶ峰の生徒である」という記憶を明かしていれば、おそらくもっとドンデン返しに驚けたと思う。
1章の時点で「架空の物語」が頭にあったうえに、5章で「誰かに見せるために開催されている」ことが示唆され、6章冒頭の「スマホに映る何かに夢中になっている一般人のマコト」だからなあ。
せめてマコト君の場面がなければまだ隠し通せたろうに。
そもそも、実は作られた人格だったとか、友情も恋愛も誰かのシナリオ通りに動いていたに過ぎなかったとか、この世界は観客のいる娯楽番組だったというネタバラシ自体が、はっきり言ってありきたり。
捻った展開にしようとして、最終的に手垢のついたところに軟着陸してしまったという印象だ。
とはいえ、別にそれ自体は構わないんだよね。ベタだからと言って悪いというわけではない。
私が購入する前から、どうもオチに文句をつけている人がいるのは聞き及んでいたけれど、試みそのものはそう悪くなかったと思う。
問題は、そのオチをきちんと扱えていないところにある。
中途感想で、
ただ、このオチだとすると何の希望も無いから、よっぽど上手くやらないと綺麗に収められそうにないけど……。
と書いたが、まさに懸念した通りのスッキリしない終わり方になってしまった。
まず、視聴者達が改心するという展開に説得力が無い。
高校生が殺し合いを強いられる(しかも、後述するように白銀が言うような志願者ではなく、拉致されてきた可能性が高い)のを見て喜ぶような最低最悪のクズ共なわけで、そんな連中が今更あの程度の言葉で良心を取り戻すとは到底思えない。
しかも、説得の手段を音ゲー的なミニゲームに絡めてしまったせいで、一体なぜ視聴者達が改心したのかがプレイヤーには全く伝わらず、余計に薄っぺらくなってしまっていた。
視聴者達は明らかにプレイヤーのメタファーとして描かれていて、既にプレイヤーを「高校生が殺しあう作品にいつまでもしがみつく悪趣味なクズ」扱いしているも同じなんだし、どうせならきちんとそこを貫き通してほしかった。
「こっちはもうダンガンロンパ作るのに飽きたんだよ。てめー等いつまでマンネリなデス・ゲーム物に拘ってんだ。はいはい、終わり。ダンガンロンパというコンテンツはもう終わりにします」くらい突き抜けてくれれば感心したんだけどなあ。
……炎上待ったなしだろうけど。
更に、「視聴者を説得する」だの「世界を変える」だの言いながら、最終的に視聴者達が離れていったのは「白銀を初めとする運営の手際が悪くて嫌気が差したから」というのが理由になってしまっていて、もはや支離滅裂と言わざるを得ない。
これでは運営会社が変わるだけで、再びゲームは開催されてしまう。
さすがに「最原君の言葉でみんな改心した」というだけではご都合主義過ぎると途中で不安になったのだろうか。
そんな中途半端なことをするくらいなら、最初から視聴者の情に訴えかけるのではなく、番組を成り立たなくする方向で首謀者を追い詰める展開にすれば良かったのに。
最大の不満点は、こんなクズ共が何の報いも与えられずに無罪放免になっているところ。
江ノ島盾子が満足気に死んでいく無印にも不満があったが、今作はそれ以上である。
「もし、才囚学園のコロシアイがテレビ番組だとしたら、一般民衆までゴミということになるよなあ」と思っていたら、本当にそこを放置して終わらせるとは。
カタルシスも何もあったものじゃない。
全世界がこのコロシアイに賛同しているのではなく、ダンガンロンパに反対する「人権派」もいるという設定にすれば良かった(まあ、最後になってそれが匂わされてはいたけど)のに。
>白銀つむぎ
うむむむ、これも予想通り……。
いや、天海君の事件の際に女子トイレに行っていたことや、マザーモノクマに「産め」と言っていないなんて情報は完全に忘れていたからまともに推理したわけではないのだけれど、消去法で彼女しかいなかったんだよね。
まだ裁判も序盤なのに白銀さんを首謀者として指摘する流れになったときは、「お? これは白銀も『首謀者という役割』を強要された参加者に過ぎず、更なる黒幕がいるパターンか?」と期待したものだったが、特にそんなこともなく。
作中でも言及していたように、1・2は参加者以外が黒幕だったから、今作では敢えて参加者を黒幕にしたのだろうけど、もう少しミスリードの努力が必要だったんじゃないだろうか。
例えば、今回は最終章までの生存者数を増やすとか。
2は今作と同じく5人だけだったけれど、無印は6人だったのだから、少なくとも1人増やすだけなら参加者内部に黒幕がいるヒントにはならないはず。
生存者の内訳にしても、「主人公の最原君」、「真ヒロインの春川さん」、「コロシアイを終わらせようと大暴れするキーボ」、「成長が描かれた夢野さん」と、白銀以外の生存者が悉く犯人と思えないキャラなのもよろしくない。
こんなの、白銀さんを疑えと公言しているようなものだろう。
もう1人か2人は容疑者候補として(ストーリー上)重要ではないキャラが必要だった。
そして、あまりにも犯人が無難過ぎるんだよね。
意外性もなければ、黒幕と明かされてショックを受けるようなキャラでもない(いや、もちろん白銀さんにもファンがいたにはいただろうけど)。
キャラがどんどん消えていくダンガンロンパの設定上、「一つの章にだけ登場したサブキャラが実は黒幕」という、プレイヤーの頭から消えているキャラを首謀者にする手法がほぼ不可能なのは解る(無印はその辺は上手かった)。
しかし、プレイヤーに衝撃を与えられるようなキャラを黒幕にすることはできるはずだ。
どうせ「全てフィクション」という設定なのだから、夢野さんを黒幕にして「茶柱との友情? あれも全部ただのシナリオだから(笑)」という展開なら、プレイヤーの怒りも煽れたのに。
「V3世界ではダンガンロンパは架空の物語」というところまで予想しておきながら、「架空なら白銀さんがコスプレできる」というところまでには思い至らなかったし、コスプレという才能の使い方は上手かったと思う。
だが、肝心の白銀つむぎ自身のキャラが弱すぎる。
「今まで騙されていたのか!」とも「こいつだけは許せない!」とも感じられず、盛り上がらないラスボス戦を消化するだけに終わってしまった。
>プレイヤーの想像に委ねる
どうやら才囚学園の生徒達が自ら望んでコロシアイに参加したというのは白銀の嘘(当然、オーディション映像も捏造されたもの)で、1章冒頭で赤松さんと最原君が語っていたように、拉致されて連れて来られたようだ。
彼らの性格は今とほとんど変わっていないから(特に赤松さん。王馬だけは全くの別人状態だったけど)、替えられたのは記憶だけで、元々の人格もコロシアイを楽しむような人間などでは無かったと考えられる。
赤松さんと最原君は記憶を植え付けられる前から自己紹介をしていたので、名前も同じのようだ。
彼らが思い出しライトによって「超高校級」に変えられる前の会話を見ると、自らを一般人だと語っているし、何者かに拉致されたことも、後に「思い出した」ゴフェル計画の記憶とは矛盾しているから、この件を覚えていれば思い出した記憶が偽物だということにももっと早く気付けたのかな。
ニューダンガンロンパV3を買ったで書いたように、彼らは高校生が閉じ込められてコロシアイをさせられる事態に思い当たる節があったようだが、ダンガンロンパという架空の作品が有名だからなのか、最原君が推測したように希望ヶ峰学園の事件が実際に起きたからなのかは解らないな。
後者だとしても、白銀がコスプレできた以上、「実話を基にしたゲーム」として作られてはいるんだろうけど。
もし、ダンガンロンパ1・2の事件がV3世界でも実話であり、「何者かに拉致された」という記憶が正しいとすれば、V3世界は、白銀の属する組織が拠点とする社会と、拉致されてきた15人が平穏に暮らしていた社会の二つに分断されているということになりそうだ。
それこそ、「未来機関」と「絶望の残党」が、それぞれ独自の領土を持ちながら対立している世界情勢なのかもしれない。
未来機関側の社会は赤松さんがピアノを習いながら普通に暮らせる程度には豊かであり(ただし、子供たちが簡単に拉致されてしまうくらい安全保障は確立されていない)、一方でチーム・ダンガンロンパ属する社会も、才囚学園などという舞台を作れる程に潤沢な資金力と技術を有している。
これ程の豊かさを誇り、視聴者達も普通の暮らしをしている(まあ視聴者の中には未来機関側の社会の人間もいるだろうが)のだから、チーム・ダンガンロンパ側の社会を支配するのが「絶望の残党」だとしても、江ノ島盾子が率いていたような、ひたすらに暴れまわるだけの集団とは全く別物になっているのだろう。
まあしかし、この視聴者の想像に委ねるエピローグは正直「逃げた」と感じてしまった。
想像の余地があることで余韻の残るタイプの作品でもないんだし、最後の最後で引っ繰り返されても……。
【その他】
・監視カメラで生徒達の行動を常に監視していたことが判明した以上、カードリーダーの埃はもはや根拠にならんでしょ。
・カードを通した後で、同じように埃を詰めたのかもしれないし、図書館の隠し扉を使ってないとは言い切れないはず。
・カードを通した後で、同じように埃を詰めたのかもしれないし、図書館の隠し扉を使ってないとは言い切れないはず。
・白銀さんはずっと女子トイレにいたわけじゃないんだから、彼女が会っていないとしても、キーボや星が女子トイレに行ってない根拠にはならないんじゃ。
・白銀がいないときに出入りしたのかもしれないし。
・白銀がいないときに出入りしたのかもしれないし。
・それでいて「隠し通路を使えたのは食堂にいたメンバーだけじゃないかもしれない」はおかしいよね。
・また江ノ島か……。自虐ネタにしても全然笑えないから。
・まあ、本人だけでなく成り切ってる別人だからまだマシか。
・まあ、本人だけでなく成り切ってる別人だからまだマシか。
・なるほどね、最初の普通の高校生の姿がキャラ達の素ということか。
・誇張されていただけで、性格はさほど変わっていないと。
・誇張されていただけで、性格はさほど変わっていないと。
・赤松さんや百田君が元々は全く別人だったというのはやはり気分が悪いからこれはOK。