週刊ヤングジャンプ3・4号(2017年)感想はこちら
※以下、ネタバレ注意
【嘘喰い】
第495話 制された先制
この地味な勝負で緊張感を出せるのはさすが。
とはいえ、今のところ運の要素が大きすぎると思うので、勝負としては正直なところいまいち。
「純粋な読みあい」とは言っても、相手の姿も見えないので情報が少なすぎるからなあ。
まあ、この漫画のことだからここから私の予想もつかないような戦略性が描かれていくんだろうけど。
【キングダム】
第501話 気運の探り合い
これは熱い展開。
複数勢力が互いに争う設定の作品はこれが醍醐味だよなあ。
オルドさんは合従軍編では王センに一方的にやられただけで全く良いとこなしだったけど、ここで大将軍らしいところが描かれるのだろうか。
【ゴ-ルデンカムイ】
第103話 あんこう鍋
ピクミンとはまた懐かしいネタを。
お約束の表紙詐欺なのに毎回笑ってしまう。
鶴見中尉にとっては花沢中将も、第七師団に甚大な被害をもたらした無能な上層部の一人でしか無かったということなのかな。
あと、関係ないけど『坂の上の雲』を読んでいると、(あれが史実に沿っているかとか、そもそもゴルカムがフィクションだとかは置いといて)児玉源太郎とかも花沢中将に全責任をおっ被せたのかとどうしても思ってしまう。
【リクドウ】
第130話 ラスト10秒
どうやら、「かつての孤独な力は鈍っても、仲間を手に入れたからこそ手に入れた力がある」というオチになりそう。
【元ヤン】
第77話 イヌ
「銀次が下手人だとそのまんま過ぎるから犯人じゃないだろう」と思わせておいて本当に銀次が殺したというパターン?
前作のサムライソルジャーでも「武藤がカオスのNo.1はさすがに無いだろうと思わせといてやっぱり武藤」という展開で大失敗してたけど、今回はどうなることやら。
まあ、武藤の場合はNo.1の存在を引っ張りに引っ張ったうえに、武藤自体にも魅力が無いことが失敗の原因だったから、少なくとも一週で回収された今回は結構面白かったと思う。
【テラフォーマーズ】
急に登場して、急に感動の背景を描かれましたもね。まったくついていけないんですよ。
地球編のキャラは新キャラなのかどうかすら解らない。
【東京喰種 :re】
法寺さんが活躍したという「ピエロ掃討戦」はつまりドナートが捕まった後に行われたということかな。
ドナートには是非とも惨めな死に方をしてほしいところだけど、どうせ亜門さんと感動的な会話を交わした後に、満足気に死ぬんだろう。分かってる分かってる。エトの最期以降、この漫画には全然期待していないので。
あと、この“V”達は何で旧多なんかに従っているのかね。
旧多が“V”を乗っ取った経緯について全く説明がないから、説得力がまるでないんだけど。
【うらたろう】
千代が奥州にいたままだったとしてもいずれは鬼を産むことになったのなら、つまり、平家は自分達の一時的な繁栄の維持のために日本を妖怪に差し出したってことなのか。
ザ・クズ一族である。
というか、あの世の平清盛が「『あのとき余と共に逝っていれば』といずれ思うことになる」みたいなこと言っていたけど、死んでも鬼を産むことになるのならどちらにしろ同じなんじゃ。
【BUNGO】
動物と脳内会話するブンゴがマジであれな人で笑えない……。
最後のシーンは『ROOKIES』で見た。
【銀河英雄伝説】
安定の無能指揮官。
もう全然覚えてないけど、今回の戦いから本編に入ったらしいから、OVAでもこういう話だったんだろうか。
だとしたらアニメを観ているときには無能なキャラ達もさほど気にならなかったのだが、文字で読むとヤンの台詞は「なに当たり前のことを言ってるんだ」という感じで、ヤンとラインハルト以外の無能さが際立っちゃうな……。
【源君物語】
伯母さんが言ってたお嬢様を狙ってる男というのが黒髭家の弟なのかな。
まあ、その弟にしてみたら、むしろ源こそが求婚した相手を寝取った男ということになりそうだけど。
とはいえ、今回は源とヒロインは契らずに終わるというパターンも考えられる?