ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

ネオ天草的2016年ジャンプベストバウトとベストシーン【トップ10】

コウさん真黒コスモスさんのジャンプベストバウトランキングに便乗し、私のベストバウトとベストシーンも発表してみる。



 もしよろしければ皆さんも#ジャンプベストバウト2016 #ジャンプベストシーン2016 のタグでご参加ください。

※以下、ネタバレ注意
 ではまず、ベストバウトの方を第10位から。

【10位】
 デク vs マスキュリー
僕のヒーローアカデミア】第76話 僕のヒーロー週刊少年ジャンプ9号)
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 デクがその身を掛けてヴィランから子供を守った戦い。
 後にヒーローとなる彼の姿を映しているようで感慨深かった。
 

【9位】
 リヒト&三魔眼 vs アスタ&魔法騎士団団長
ブラッククローバー】第50話 裁きの光週刊少年ジャンプ12号)
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 遥か格上の存在である団長達の強さを描くことで世界観に深みを出す一方で、主人公アスタの活躍の場もきちんと用意する周到さ。
 口で言うのは簡単だが、これができる漫画は中々無い。

【8位】
 小関 vs 相沢
火ノ丸相撲】第99番 もう一度土俵に……週刊少年ジャンプ27号)
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 意外性のある決着に驚かされたし、何よりテンポが良くて今年の火ノ丸相撲の試合ではこれが最高だった。

【7位】
 修&千佳 vs 王子隊 樫尾

ワールドトリガー】第155話 王子隊週刊少年ジャンプ39号)
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 待ちに待った修と千佳の連携攻撃が見られて大満足。
 惜しむらくは、この試合がヒュースの必要性を再確認するためのものであったがゆえに、直後に修がベイルアウトしてしまったことかなあ。

 ここでアフトクラトル編で見せたような手繋ぎトリオン共有(俺はこの力をフレアと呼んでいる)等々、更なる連携が見られれば順位はもっと上がったのだが。

【6位】
 善逸 vs 兄鬼
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鬼滅の刃】第34話 強靭な刃週刊少年ジャンプ46号)
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 独特な空気感で描かれる善逸とその師匠の切なくも温かな回想が心に沁みた。
 テンポを損ねない短かくまとまった内容だったのもよし。

【5位】
 アスタ&フィンラル&バネッサ vs 絶望のヴェット

ブラッククローバー】第71話 運命を斬り拓く(ジャンプ34号)
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 純粋な戦闘描写で言えば昨年のジャンプで最高だったのでは。
 連携技が秀逸。
 こちらもアスタを中心に据えつつも、先輩たちの魔法の強力さを上手く表現できていたと思う。

 加えてヴェットという悪役の、脳筋ながらも陰湿なキャラクターがカタルシスを生むのに一役買っていたのもあるだろう。
 バトルの中でどんどんキャラが魅力的になっていった。
 
【4位】
 オールマイト vs オール・フォー・ワン

僕のヒーローアカデミア】第92話 ワン・フォー・オール(ジャンプ26号)
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 弱き人々を救う為に最後の力を尽くして敵に立ち向かうヒーロー。これで熱くならない訳がないよね、と。

【3位】
 ルフィ vs サンジ
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ONE PIECE】第844話 ルフィVSサンジ週刊少年ジャンプ48号)
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 ガチバトルでは無いものの外せない一戦。ルフィの覚悟が実に格好良かった。
 
 どんな事情があろうと、仲間に一方的に暴力を振るうサンジに本気で怒るナミの姿勢がバランスをとっていたのも好印象。

【2位】
 ルフィ&ナミ vs クラッカー
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ONE PIECE】第842話 満腹の力(ジャンプ45号)
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 ビッグマムのビブルカードを所持している幸運と、クラッカーの能力との相性を利用した巧みな連携により、四皇最高幹部の格を落とさず勝利を描くというお手本のようなバトル。

【1位】
 ヒソカ vs コルトピ&シャルナーク

HUNTER×HUNTER週刊少年ジャンプ28号)
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 戦闘描写がほとんどないので、このランキングに入れて良いか怪しいところではあるが、いやもう1位はこれしかないだろう。

 当時の感想で散々書いているように、私はヒソカさんとクロロの戦いには大いに不満があった。
 また、幻影旅団の犯した外道な行為にも関わらず、彼らが作中でやたら持ち上げられているのにも不満を抱いていた。

 ギア2の能力を得たスーパーヒソカさんのこの活躍は、ハンター×ハンターという作品に持っていたそれらの鬱憤を吹き飛ばしてくれたのである。
 バトルというより一方的な殺戮であったし、『発』を失ったコルトピとシャルナークから狙うなど、今のところは雑魚専と揶揄されても仕方がない点はあるが、どうかこのままの勢いでヒソカさんと幻影旅団の戦いを見せて頂きたい。

 
 さて、続いてはベストシーンの発表。
 もっとも、今回は被らないようバトル以外の場面を入れているので、本来はベストバウトの中にこちらのランキングに食い込んでくるものもあるのだが。

【10位】
 千佳ちゃんの新戦法お披露目
ワールドトリガー 第139話 玉狛第2⑩ より)
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 対人用には鉛弾で、邪魔な建物は大砲で吹き飛ばす二段構えの新たな戦術に燃えたシーン。
 絵にも迫力があり、実に爽快だった。

【9位】
 潔子さんのハードル飛び

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(ハイキュー 第232話 戦線 より)
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 私は基本的にハイキューを読んでいないんですが、にも関わらず思わずグッとくるパワーがある。
 さすがは看板漫画と言うべき貫禄。

【8位】
 シャワーシーン
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(読み切り作 Canvas より)
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 全編に渡って面白かったのだが、このシーンと生徒が机に向かう姿には特に耐えきれなかった。
 仲間先生は絵で笑わせる天才だと思い知らされた。

【7位】
 箱を護る善逸

鬼滅の刃 第25話 己を鼓舞せよ より)
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 ウソップにしろカブトにしろ、臆病なキャラが身を挺して誰かを護ろうとする姿はやはり熱くなる。
 これで善逸が一気に好きになったなあ。

【6位】
 斉木の初おっふ
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斉木楠雄のΨ難 第214話 イメージチェンジΨガール より)
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 ある意味、決定的なデレというか。
 斉木が初めて照橋さんへの恋愛感情を自覚したと思わせる表現は、斉木×照橋派には堪らない。

【5位】
 コガラシ君の「一人」ダンス

ゆらぎ荘の幽奈さん 第26話 チークダンスと幽奈さん より)
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 ゆらぎ荘は正直言ってこの回までずっと流し読みだったのだが、あまりのイケメン行動に思わず目が留まり……。
 最近の連載作で一番格好いい主人公を挙げろと言われれば、炭治郎を抑えてコガラシ君に一票を入れるくらい胸を打たれた。

【4位】
サンジの姓が判明

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ONE PIECE 第812話 カポネ・“ギャング”・ベッジ より)
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 やはり長期連載作だけに、ここに来てのメインキャラの過去の開示はその分衝撃が大きい。
 色々と妄想が膨らんだという意味でも印象深い場面。

【3位】
 入国管理局局長、立つ

銀魂 第596話 より)
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 夷狄の侵略という状況に、元入国管理局長という読者の忘れかけた肩書を持ってきたのには舌を巻いた。

 まさかその翌週にあんな扱いになるとは思わなかったものの、それも含めて最高にマダオが輝いたシーンと言えよう。

【2位
 ロード・ポーネグリ
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ONE PIECE 第818話 くじらの中で より)
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 世界の核心の一端が明かされ、そこから更に広がっていく謎。
 壮大でありながら、ただ広げっぱなしにするのではなく、読者の前にその全貌を徐々に見せていくワンピースの世界観だからこそ得られる面白さが詰まっていた。

【1位】
 雷ぞう殿は、ご無事です

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ONE PIECE 第816話 イヌVSネコ より)
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 他の追随を許さない圧倒的な第一位。
 思わず目が潤むシーンは他にあっても、涙が零れたのはここだけだった。

 ワンピースという作品全体で見ても屈指の神回。
 私はもちろん、男爵ディーノでもこの展開を予想できている人が皆無だった(多分)のも凄い。



 以上、#ジャンプベストバウト2016#ジャンプベストシーン2016 でした。
 多くの方のランキングが見てみたいので、みなさん是非、このタグで呟いてみてください。