ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週間少年ジャンプ30号 感想

 まさかとは思うけど、来週終わったりしないよね、ハンタ……。

週間少年ジャンプ29号 感想はこちら

※以下、ネタバレ注意
ONE PIECE
第830話 賭けられる男

『ルーレット』
 見たところ腕や足だけで済みそうな目もあるけど、「傘下をやめたいって言った奴は全員死んだわね」ということは、このルーレット自体がインチキで、必ず命を取られるようになってるのかな。

 いや、このルーレットがダーツの的で、数字が「奪われる寿命」を表しているとすれば、『手』か『足』、そして『10(年)』という狭い範囲のマスに当てなければ事実処刑されることになるから、これまでの傘下脱退者が全員死んだのは、単に狙いを外して「ハズレ」に当ててしまったのかもしれない。

『ビッグマムの能力』
 モンドールが謎の影のようなものに「『1秒』残らずだ」と命じて何かを集めさせているということは、ビッグマムに寿命を引きちぎられても、あの泡を一度体に戻せば復活できる様子。
 あのときのビッグマムは食いわずらいで正気を失っており、自分が何をしたのか覚えていないから、奪った寿命は地面に放置されてるだろうし。

『ビッグマムの子供たち』
 しかし、母親のキチガイっぷりに反して子供たちはみんなマトモだなあ。
 プラリネさんは半人魚らしいけど、人魚との違いが全く分からない(むしろ歯の印象で普通の人魚よりも魚人っぽい)。
 身体がデカいのはサメの遺伝子なのか、ビッグマムの遺伝子なのか。

 今週の内容とは関係ないのだけど、先週ワニやカエルの姿をした未知の種族が出てきたこと(【ONE PIECE】トットランドにいる謎の種族)を考えると、プリンが三つ目なのも、父親がそういう珍種の種族だからかもしれないなあ。
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 ヒューマンショップの人身売買リストに三つ目らしき種族は載っていなかったことから、てっきり悪魔の実の能力(ヒトヒトの実 幻獣種 モデル:シヴァとか)だとばかり思っていた。

【ワンピースパーティ】
 意外と面白かった。
 特に1話目は言われてみれば確かにという感じ。

HUNTER×HUNTER
第359話 出航

 やっぱり王位継承戦だけだとあんまり面白くないな……。
 これが普通の漫画ならまだ序章ということで次に期待できるんだけど、悲しいけどこれハンタなのよね。
 ひょっとしたらあと1話で終わりかもしれない状況でこんなゆったりとした展開では素直に楽しめない。早くジン達か、ヒソカさんに登場してほしい。

『血の抜かれた死体』

 護衛達を殺した念の正体は、普通に考えればワブル王子の守護霊獣かな。
 もし、ワブルを狙った刺客の仕業だとすれば、ここまで侵入できている時点でさっさとワブルを狙うはずだし、護衛達を殺して警戒させる意味が全くない。
 他の王子の息のかかった護衛(国王軍の軍人?)がワブルの命を狙い、守護霊獣によって返り討ちに遭ったと考えた方が自然だろう。

 そういえば、最初に血を抜かれたウッディーのモデルがウド鈴木だというのは全く気が付かなかった。
 新しい輸送係の人達がおかずクラブだということにばかり目がいっていたからなあ。トキャリーヌはオカリナのもじりだろうけど、ゆいPの方はどんな名前なのか気になる。

『パリストン経由の護衛達』
 彼らはミザイストムとチードルが懸念していたように、協会が募った暗黒大陸調査隊の適性審査で弾かれたハンター達なのかな。
 結局、カキン王族の個人的な護衛募集にまでは干渉できず、まんまとパリストン派に乗船されてしまったわけか。
 もっとも、彼らの台詞からすると、パリストンはだいぶ前から既に王族と接触して、手下を護衛に付けさせようとしていたようだから、この護衛達は協会の募集に応募した連中とは別の者達かもしれない。

 ミザイ達は「王子達の護衛募集をこれ幸いと利用して、パリストンが手駒を送り込んでくること」を懸念していたけれども、実際には「協会主催の調査隊に手下のハンターを入れ、さらに王族の護衛の中にも潜り込ませる」という二つのルートを最初から狙っていたことになるわけで、相変わらず十二支んはパリストンの後手に回っているなあ……。

 これでクラピカがいなければもっと悲惨な状況(協会の調査隊の中にビヨンド派のハンターがごろごろ潜入)になっていたろうし、会長選挙編での登場以来、十二支んの株は下がりっぱなしである。
 ネテロの選んだトップクラスのハンター達として登場したときには、まさかルーキーのクラピカに頼りっぱなしの集団に堕するとは想像もしていなかった。


 そういえば、ジンが率いるビヨンド派のメンバーは今どこにいるんだろう。
 おそらくは、カキンの調査団として正式な形で乗船しているだろうから、貴賓扱いで1層か2層に部屋を与えられている可能性もあるのかも。

『その他』
・このメガネの人は国際渡航許可庁特務課に配属されたばかりだから、「オレが死んだらお前等の誰かが首席管理次官だぞ?」というのは、「渡航から帰還した暁には首席管理次官の席が用意されている」という意味かな。
・なるほど、カチョウは不細工ばかりを護衛にして自分の引き立て役とするタイプだったのか。
・しかし、どうやらわざと高慢に振る舞っているだけで、本当は心優しいという話になりそう。
・そうなると、カチョウかフウゲツのどちらかがベンジャミンやツェリードニヒに惨殺されるというのが誰もが思いつく「悲劇」だけど、そんなベタな展開にはならないか。

僕のヒーローアカデミア
第96話 家庭訪問

 うむ、まあ母親としては当然の感情ではある。
 それを抑えてヒーローとして世間に貢献しようとする息子を応援できるかどうかなんだろうけど。
 緑谷家に父親がいればまた違ったんだろうな。

 オールマイトとしてはこの対応も予想していた様子だから、どうやって説得するつもりなのか全く想像できないだけに、彼の出方に期待したい。


 そうそう、アニメ2期決定は実に目出度い。
 当然、最初から予定されていたものだろうけど、ステイン編までやるということは2期は2クールなのかな?
 
 もし、2クールあるのなら、ペース配分を普通のアニメくらいにすれば今回の『神野の悪夢』までやれるから、個人的には是非そうしてほしいな。

※追記
 A組で耳郎ちゃんと共に意識不明となったもう1人の生徒である葉隠透の家庭を訪問する様子が全く描かれないあたり、毎度のことながら一層彼女が怪しく見えてくる(葉隠透、ヴィラン連合の内通者説)。

斉木楠雄のΨ難
第194話 奇跡の文Ψ

 タイトルの意味が解らないんだけど、「奇跡の文才」ってこと?
 縦読みのことだろうか。でも、あれは奇跡という程のものでもなければ、文才とかそういう類のものでもないしなあ。

 アニメは正直、不安でいっぱいである。
 原作の1話分を平日のおはスタでは5分割して流すということであってほしい。
 どうか原作1話分を5分アニメに圧縮しているわけではありませんように……。

鬼滅の刃
第19話 ずっと一緒にいる

 珠世さん達は良いキャラだから、ここで別れてしまうのは勿体ないなあ。
 まあでも、そろそろ鬼殺隊の方から仲間となれるキャラクターを出すべきかもしれない。

ワールドトリガー
 う、うーん……?
 それって「ヒュースをアフトクラトルまで連れていくメリット」であって、玉狛第二に入れる必要はないだろう。
 全くヒュース加入の説得になってないぞ。

 さすがに修もこれで「玉駒第二に加入させるメリットを説明できた」とは考えてないだろうから、その点をあえて城戸司令に突っ込ませてから、反論の形で玉狛第二に加入させるメリットを説くつもりなのかな。
 ただ、だとしても幹部の人たちには今週の時点でそこに突っ込みを入れてほしかった。
 なんか今週の描写だと普通に玉駒第二に加入させることに賛成したように見えてしまう。
 というか、玉駒第二に加入させるかどうかは置いておくとしても、「道中は協力せざるを得ない」という見通しもあまりにも甘い。
 例えばアフトクラトルへの道中の国にヒュースがパイプを持っていたら、最悪の場合、「千佳ちゃんを連れて脱走→別のルートでアフトに帰還」ということも考えられる。
 少なくとも遠征艇の中でヒュースを拘束し、アフト到着後の裏切りも防止する何らかの手段は必須だから、修はそこを提案しないと話にならない。

 「城戸司令が条件の損得より、近界民への抵抗感を優先させたら話は終わりだ」という台詞は、自分の穴だらけの主張を棚に上げて、反対論者を「感情論」とレッテル貼りしているようにしか見えなくてイラッとした。
 たしかに城戸司令は無能のキチガイだし、組織の長として全く評価できないけど、ここで修の主張を却下したとしても、それは正常な判断だろう。


 まあ、好意的に解釈すれば「(城戸司令がヒュースを案内役にするメリット自体を全く認めようとせず、安全にヒュースにその役目を果たさせる条件を修と議論することすら拒んだら)話は終わり」という意味にも取れるから、修は穴だらけなのは承知の上で、呼び水として今回の主張をしたのだと思いたい。