ネオ天草のジャンプ感想日記

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逆転裁判6 第5話『逆転の大革命』中途感想2

 2日目探偵パート(オドロキ君視点)までの感想。

逆転裁判6 第5話『逆転の大革命』中途感想

※以下、ネタバレ注意
【1日目法廷】
 面白いくらい予想が当たらないっていう。

 いやさ、「キョウコの水晶球」という具体的な固有名詞まで出してきたから、それが完全にデッチ上げの架空の存在だとは思わなかったんだよね。
 
 という先入観から清木まさはるが佐奈樹文明殺害の真犯人だというのも全く想像していなかった。
 最終話に入ったのに、ラスボスとは全く別の人物による殺人事件が起こるなんて、これまでの逆転シリーズでは無かったことだし。
 
 いかんなあ。完全に「これまでのパターンからして、こうだ!」という思い込みに囚われてしまっていて、悉く推理を外されている感じ。
 こうなるとラスボスも、逆転検事から続いている「善人に見えて実は……」というキャラクターではないのかもしれない。

 
 ナルホド君も4の頃の彼を連想してしまったせいで、「清木の弁護をしているのも、何らかの計画の一環なんだろう」と考えていたから、またしても真宵ちゃんを人質に取られていたとは完全に予想外だった。
 正直、法廷が始まる前は「また4みたいに全てナルホド君の思惑通りという展開は嫌だなあ……」と思っていたのに、いざ真相を知るとめちゃくちゃナルホド君が情けなく見えた(何しろ二回目だし)。

 まあ、とはいえ、ナルホド君には7年のブランクがあったことを考えれば、ここで若い情熱に溢れたオドロキ君が師のことを救うという展開は妥当なのかな。

 しかし、何度も書いていることだけど、本当に6はオドロキ君を主人公にするための内容だよなあ。

【2日目探偵パート(オドロキ君視点)】
 うーん、全然予想がつかない。
 真宵ちゃんにインガ法務大臣「文字通り手も足も出せない」というのは、既に大臣が亡くなっていて真宵ちゃんが彼を霊媒しているということかと思ったんだけど、死亡推定時刻からするとそれは無さそうか。

 ただし、先代女王であるアマラ様の棺はかなりの低温らしいから、そこに大臣の遺体を入れて死亡推定時刻を操作していたということは考えられるかなあ。
 しかし、だとすると、大臣がとっくの昔に死んでいたことをドゥルクが話していないのはおかしいし、3話でも死亡推定時刻をズラしたのにまたやるのかってところは引っかかるけど(逆転検事2のようにそのことに意味があるとも思えないし)。

 霊廟に向かう前の大臣がぼんやりしていたのとか、レイファ様には優しい父親だと思われていたりだとか、この辺の情報はいかにも伏線っぽいんだが、ちょっとこれがどう繋がってくるのかは分からないなあ。


 霊廟に入ったドゥルクが意識を失っていたというのも霊媒を連想したけど、彼が突然霊力に目覚めたという展開はさすがに無いだろうから、例のようにガスか何かで薬でも吸い込んだのだろうか。

【ドゥルクの大切な人】
 インガ法務大臣の脅し文句を聞いたときには、てっきりナユタ検事のことかと思ったんだけど、ナユタの反応から考えるとどうも別の人物っぽい? 
 他に思いつくのは「レイファ様が実はアマラ女王とドゥルクとの子」くらいだけど、23年前に先代女王が崩御されている以上、それはあり得ないか。孫、にしては若すぎるし。

【真犯人】
 まさかインガ・カルクール・クラインが被害者になるとは思ってなかった。
 残る女王も事件発生時の反応を見る限り真犯人という感じはしないし、やはり裁判長思いもよらぬ人物裁判長の犯行なんだろうか。

 既出のキャラの中から消去法で考えれば、裁判長しかいないと思うんだよなあ。

【その他】
・アカネちゃんはナルホド君の味方か。
「日本の警察は優秀ってことよ」 …………それはひょっとしてギャグで言っているのかAA略
・黄金像はわざわざ葉桜院から盗んできたの……?
・1日目探偵パートの終わりにはやたらカッコつけてた割にナルホド君意外と弱いな!
・いやなんか秘宝の譲渡証の有効性の話になってるけど、仮にそれが無効でもキョウコの水晶であるってことにはならないんじゃ。
・まあしかしそれをもし王国が所有権を主張しなければ清木のものってことになり、裁判で審理する必要はなくなるか。
・本物の軍人で空挺部隊にいたダッツと軍オタの引き籠りじゃ気は合わない気がする。
・単なる野球ファンと野球選手の気が合うかって言ったら別の話だし。
・ええー。部屋に引き籠ってたからダッツの姿を見られるはずないってことでよくね? ここでミスしまくった。
・まあ2階の窓から目撃したって可能性もあるのか……? 
・また脅されてんのかいナルホド!
ヒルネが、ヒルネが立った!
・何で真宵ちゃんの居場所をクライン王国へ行く途中で聞いてないの?
・ああ、ガラン女王に対してやけに慣れ慣れしいと思ったら、やっぱドゥルクも元王族なのか。
・まあ女王の夫とは思わなかったが。
・てっきり、アマラ様はガラン女王の親世代だと思ってた。
・こ、こいつら女王の棺に対して不敬にも程があるだろう……。ちょっと、いや、かなり引いたわ。
・うん、「いい加減に懲りたら」ってこっちの台詞だからね。アナタもう三回も負けてるんですよ。

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