週刊ヤングジャンプ20号 感想はこちら
※以下、ネタバレ注意
どうやら、獏さんは三回戦の天災による敗北時にやっていた、カードを机に叩きつける音を使って、「25」についてお屋形様に伝えたようだ。
ラロと同じく机に傷をつけたことにばかり気を取られていたが、重要なのはそちらだったか。
机を叩く際の獏さんの思考自体は本気で予想外の事態に悔しがるものだったから、全然疑わなかったんだよなあ。
本命である「カードを机に打ち付ける音」からラロの目を逸らすためのカモフラージュに、まんまと騙されてしまった。
分かってみれば単純な手段ではあるけど、「音」というのは少しも浮かばなかった。
しかし、机を叩く音でどうやって切り札を五回戦に出すことを伝えたんだろう。普通に25回叩いただけなのかな。
ラロと同じく机に傷をつけたことにばかり気を取られていたが、重要なのはそちらだったか。
机を叩く際の獏さんの思考自体は本気で予想外の事態に悔しがるものだったから、全然疑わなかったんだよなあ。
本命である「カードを机に打ち付ける音」からラロの目を逸らすためのカモフラージュに、まんまと騙されてしまった。
分かってみれば単純な手段ではあるけど、「音」というのは少しも浮かばなかった。
しかし、机を叩く音でどうやって切り札を五回戦に出すことを伝えたんだろう。普通に25回叩いただけなのかな。
獏さんがお屋形様に伝えたのは「25」というを数字だけで、その数字を五回戦で出すことは、四回戦の数字が「26」だったことからお屋形様が推測した、という可能性も考えたけど、お屋形様は「完璧」になる前、つまり、獏さんが机を叩いた直後には既に、四回戦であえてミスをしなければならないことを認識していたみたいなんだよなあ。
(「だが、ダメだ。アレはもう喰らえない」という台詞は、「獏の指示に従い四回戦は意図的にミスをする必要がある。だが……」という意味だろう)
そうなると、獏さんは机を叩く音だけで、「五回戦で25を出すからカードを温存させておけ」という情報を伝えたことになる。
梟も四回戦開始後には音がカードの内容を伝えるものだと分かったようだが、それをラロによる自分宛のものだと考えたのかもしれない。
「お屋形様は下からカードの情報を貰っている」と認識していたのなら、お屋形様がミスをしたのはカードの温存が目的だとすぐに気づくはずだから、「読めん! そんなことをして何の得がある!?」とは言わないだろうし。
「お屋形様は下からカードの情報を貰っている」と認識していたのなら、お屋形様がミスをしたのはカードの温存が目的だとすぐに気づくはずだから、「読めん! そんなことをして何の得がある!?」とは言わないだろうし。
あるいは、このとき梟が思考していたのは別のことなんだろうか。
考えてみたら、例えラロの手によるものだと誤認していたとしても、「カードの情報を伝えるために音を出している」という認識があったのなら、どちらにしろ、お屋形様が温存のためにわざとミスをしようとしていることに思い至るよなあ。
ふーむ、そうなると梟の言う「引っかかるアレ」というのが何のことなのかさっぱり分からない。
それはともかく、 まさかお屋形様が本能を打ち破った方法が「死痛の記憶を消す」だったとは。
完全に人外である。
メタルナイトはやはり彼なりの正義感を持っているキャラのようだけど、原作で進んでる新組織設立にはどう動くんだろう。
今でも協会を牛耳っているようなものだし、協会を抜ける意味はあまりないかもしれない。
最後のサイタマの話は正直よく分からなかった。
チームの面々は別に1人では戦えないタイプじゃないような。普段から常にチームを組んでいるわけではないみたいだし。
【リクドウ】
第97話 二人暮らし
なんか久々にこの漫画でクズモブを見た気がする。
最近は王道熱血漫画に化けてたからなあ。
チームの面々は別に1人では戦えないタイプじゃないような。普段から常にチームを組んでいるわけではないみたいだし。
【リクドウ】
第97話 二人暮らし
なんか久々にこの漫画でクズモブを見た気がする。
最近は王道熱血漫画に化けてたからなあ。
有馬には古間さんや入見さんが殺された可能性もあるのに、カネキが記憶を取り戻した今でも慕っているのは意外。
【しらたまくん】
部室の前に溜まってる女生徒たちの体型がバランス悪くて怖い。
【タネも仕掛けもないラブストーリー(読み切り)】
何か……。下手くそな漫画だなあ。
雑な台詞による難解さは、スポーティング・ソルトを思い出す(さすがにあそこまでではないけど)。
「この世の不思議を信じることができないからオカルト部を廃部にする」という冒頭の詳細を語るための回想が、いきなり「恋をしている」と無関係な話から始まり、肝心の「不思議を信じられなくなった」理由は、「まとめサイトに超能力は全て科学で解明されたと書いてあったから」という適当さ(そもそも、自分が退部するというならともかく、他の部員がいるのに廃部にしようとするのも頭がおかしい)。
まとめサイトの記事一つでいきなり超能力を信じられなくなる人間が、「どんだけ超常現象を研究してきたと思ってんだよ」なんてお笑い種だし(これまでの「研究」とやらは、まとめサイトの記事一つにも劣ることになる)、「超能力が存在しないなら、恋が実るという奇跡もないことになる」という理屈も意味不明だ。
例えば、「いつか超能力を身に着けて、その力で恋を成就させるつもりだったのに、超能力などこの世に存在しないと知ってしまい絶望した」とかならまだ分かるけど。
論理が破綻していて、ちゃんと考えて台詞を作っているとは到底思えない。編集仕事しろ。
恋愛感情についての主人公の語りも訳が分からない。
部長が悩んでいるのは「恋が実ると思えないこと」であって、恋が実るかどうかは当然相手次第なんだから、「容易いモン」ではないだろう。
もしかして、主人公が言いたいのは「恋愛感情を捨てて、恋に悩まないでいいようにする」ことが容易い、ということなのか?
だとしたら、相当説明不足だよなあ……。
あと、タイトルがすさまじくダサいうえに冗長で、表紙を見ただけでは「タネも仕掛けもないラスブトーリー」と「この世界には魔法のような恋がある」のどっちがタイトルでどっちが煽りなのか確信が持てなかった。