ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊ヤングジャンプ14号 感想

 自分がまだ月山の人間オークションの頃のヤンジャンを家に置いていたことにちょっと引いた。
 さすがに捨てないとなあ……。いやでも今回みたいに引っ張り出して読み直すこともあるし……。

週刊ヤングジャンプ13号 感想はこちら

※以下、ネタバレ注意
ゴールデンカムイ
第69話 脱出
 ひっどいwww こっちはちょっといい話だと思ったのに、そこまで無感情なのかよw
 いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうとかいう、あの長ったらしいドラマのタイトルを煽りに持ってくるセンスも秀逸。
 いやあ、最高だった。
いつかこの恋を
 この題名はたしかに当時見たときちょっと笑ってしまった。
 
【東京喰種 トーキョーグール :re】
第66話 古き護り
 先週の「ピエロが嘉納の手下だとしたら宗太がカネキの隻眼について知らないのはおかしくね?」という疑問は晴れた。
 嘉納とは目的を同じくする協力関係では無かったのか。カネキのことについて、旧多は教えられていなかったということなんだろう。
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 エトは旧多が嘉納に協力しているのを『V』の指示だと考えているみたいだけど、さすがにクィンクスの技術をアオギリに流すことにメリットがあるようには思えないし、嘉納への協力は本人が言うように「個人的事情」で勝手にやってることじゃないかな。

 旧多が人間なのかグールなのかは未だに不明。
 13号の感想でも書いたように、人間ならグールの中に潜り込めば臭いで気づかれそうだし、グールだとしたらカネキに気づかれそうなもんだから、どちらにしても不自然なんだよなあ。
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 まあ、グールの臭いを出す技術を『V』が所持しているのかもしれないけど。
 
 マダムAから嘉納を守ったシルエットの人物が旧多だったのは完全に予想外だった。
 自分も含めて多くの読者が有馬だと推測していたからなあ。
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 たしかに、有馬が隻眼の王だとすると、嘉納と同じタイミングで加入してるのはおかしいか……。今週号を読むまでそのことに思い至らなかった。
 アオギリが嘉納と手を組む前から隻眼の王としてアオギリに君臨していたということなんだろう。

 そして、これも今になってようやく思い浮かんだのだけど、この場合の『隻眼』というのは、有馬が片目を失明していることを意味しているのかもしれない(たぶん、大半の人が先週気づいたんだろうな……)。
 つまり、有馬はカネキやエトのような半グールとは限らないわけか。

 ……完全に隻眼の王=有馬と決めつけているけど、これで有馬以外が隻眼の王だったらすごい。

 しかし、こう畳みかけるように宗太こと旧多二福の設定が明かされているけど、そもそも、ピエロの全貌が未だ謎だらけなので、 「実はピエロじゃありませんでした」と言われてもピンと来ないのが残念。
 ここはもう少しピエロという組織について明かしてからの方が効果的だったんじゃないかなあ。

 無印の最後にカネキが半グールになった裏には実はピエロがいたと明かされたからこそ、ピエロに底知れなさを感じたわけだが、結局あれは組織としてのピエロは関係なかったのか……。
 そうなると、今のところピエロは蚊帳の外だな。
 まあ、まだピエロのボスの正体は不明だし、その辺りに期待したいところ(これで実際にはボスなどいなくて普通にウタが指導者だったらガッカリ)。

 亜門さんは……。うん……。引っ張られ過ぎてあんまり感慨が湧かない。
 というか、どうせ今回も顔見せだけで来週はろくに出番ないんだろうし。何回目だよこのパターン。いい加減にしろ。


 今週の話とは関係ないが、過去のヤンジャンを読み返していたときに見つけた一コマ。
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 今ではすっかり浮世離れしたキャラになっている有馬だが、この頃は丸手を諫めるような常識人キャラだったんだよなあ。
 そして改めて見てもこの頃の丸手クズ過ぎる。

【リクドウ】
第89話 何本?
 これまで情けない家庭内暴力野郎としか思ってなかった兵頭会長が初めて格好良く見えた。

【群青戦記】
第119話 仮想、本能寺②
 最近、真田丸で見た。こちらの勝頼は無能な二世なのか。

嘘喰い
第458話 本能のフォールド
 課長が流血していることは獏さんの策を予想する大きなヒントなんだろうけど、何も思いつかない。
 先の尖ったモノを使ってカードの数字を削って書き換えたとか? いやないな。

 梟の早着替えの演出は梟好きから見てもちょっとダサかった。

極黒のブリュンヒルデ
 いやあ……。何ひとつ思うところがない。
 まさかこんな漫画になってしまうとは。

【プリマックス
 ひっそりと終わりそう……。まあ、序盤の勢いは完全に死んじゃってるしなあ。

【素晴らしきラプラス
 え……。なにこれ……。ただただ困惑するしかない。オチを付けずに終わったかのようだ。
 彼女とデートしてるところを見たくらいで、ユルギが全くチェスを磨く努力をしてなかったと思ってたの?

 「天才が実は努力をしてたのを知ってイカサマを恥じました」というところまででも十分酷いのだけど、そのうえで開き直ってイカサマを続行する展開は本気で意味が解らない。
 しかも、ライバル同士の友情物語のような演出だし。作者が何を描きたかったのか理解不能である。