ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ36・37号(2019年)感想

 天が割れる表現は白ひげとシャンクスとの衝突以来?
 赤犬と青雉の決闘でもこうなったのかな。

 

 

 

 

週刊少年ジャンプ35号(2019年)感想はこちら

 

 

 

【ONE PIECE】

第951話 RAMPAGE

 

>種族

 やっぱキングは異種族なのね。
 まあ、黒い羽は生えてるわ、体から炎が噴き出てるわと、明らかに人外だからなあ。

 

 亜人種は古代文明が作った生物兵器の末裔ではないかという説があるけど、ミンク族が放電能力を持っているように、キングの種族の放火能力も生物兵器としての名残なのかもしれない。

 

 

 トットランドに存在しない3種族。
 1種は巨人族、もう一つはキングら堕天使族(仮)だけど、歴史の彼方に消えた種族ってのは何だろう。
 月の古代人?

 

 今のところ、古代文明を築いた人たちが「現代の普通の人間と種族そのものが違う」という描写は無いんだよね。
 3種目はまた別の少数種族の可能性もありそうだけど。


 そういやトットランドには空島人もいなかったような気がするのだが、ビッグマムが空島の存在を知らないはずがないので、空島人は普通の人間と同一種族という区分なのかな。
 まあ、私が見落としてるだけで空島人もいたかもしれんけど。



>火祭り
 空船ねえ。エネルのあれを思い出すな。

 800年前に滅んだ王国と関係が深く一族が「光月」という姓を持っていることからしても、このお祭りが月の古代文明に関わってるのは間違いなさそう。

 

>大看板

 キングはやっぱり見た目は格好良いんだよね。
 ……でも、プテラノドンなんだよなあ。

 象主にやられるわ、アシュラ童子に斬られるわ、兄御達に怒られるわで中間管理職っぽくなったジャックさん、リアクション要員となったクイーン様、プテラノドンのキングと、それぞれだいぶ強者としての格は感じなくなったと思ってたのだが、今週の並びの威圧感はさすがという感じ。

 特にキングのキャラデザはやたらと格好いい。
 ……これでプテラノドンでさえ無ければ。

 

 

>その他

・今さらだけど和服姿のナミさんめっさ可愛いですね。
・くの一衣装よりもこっちの方が良い。

・えっ……これ康イエ様ホントに死んでる……?
・いやでもワンピースだしな。
・気絶してただけで普通に後で目覚める可能性のが高そう。

・花の都からわざわざ九里なんかに移動しようとしてる時点で捕縛しても良いくらいめちゃくちゃ怪しいと思うのだが、意外と交流が盛んなのかな。
・まあ、九里には桃源農園があるから、そこから食料を都に輸送したりはしてるんだろうし、割と人の行き来はあってもおかしくないか。

・あ、20年前は白舞以外にも港はあったんだ。
・まあ、外海に出るわけではなく、もっぱら漁や他の郷との交易用だったんでしょうけど。

・厨房係にもプレジャーズがいるのか。

・クイーン様すっかりリアクション要員に。

・「ナポレロンはなぜボンヤリしてるだけでマムの記憶を呼び起こそうとしないの?」
・「マムの記憶喪失によってホーミーズも記憶を失っているのでは?」
・「いや、ゼウスやクイーン・ママ・シャンテ号は正常だぞ」

・という議論を「人見知り」で片付ける惚れ惚れする程の剛腕っぷり

 



【呪術廻戦】

第70話 壊玉―陸―
 他の人の感想で灰原という名前が出てきたのを見たものの、「誰だっけ……?」思って読み返したら、ああ、この子ですか。
 当然この後死ぬもんだと断定してたから、あっという間に記憶から消えてしまった。

 呪術廻戦の過去編、推しキャラを作るには様々な覚悟が必要。

 理子と灰原は無惨な死に方をするし、夏油は遺体を呪骸にされて操り人形になるし、七海さんは30歳でハゲる。
 それを受け入れる覚悟があるか。

 

 

>チャラ男VSチャラ男

 伏黒パパは「男の『名前』」を覚えるのが苦手なのに対して、五条は「どっかで会った?」と名前どころか顔すら覚えていないので、五条の方が100倍悪質。

 この様子じゃあ、五条が恵に吹き込んだ伏黒パパの悪評も、この件の後にかき集めた精度の低い伝聞だろうな、きっと

 

 

>その他
・ああ、伏黒パパの「それだけじゃねぇけどな」という台詞は、時間制限を付けた理由のことで、これにより五条達の緊張の糸を切るのがもう一つの目的だったわけか。

・理子が巨大な水槽を見ている描写は、彼女がこれから大いなる存在の一つになるという事を噛み締めている表現かな。なかなか詩的じゃないですか。

 

 

【鬼滅の刃】

第169話 地鳴る

「これ程の剣士を拝むのは……それこそ300年ぶりか」
>右手に鉄球
>左手に斧

 

 岩の呼吸って派生した流派ではなく、基本流派の一つのはずなのだが、ってことは昔から岩の呼吸の継承者はあの武器使ってんの?
 明らかに技の内容があの鉄球付けた鎖を想定されてるよね。

 

 

 

【ブラッククローバー】

第215話 3つの困ったこと
 国王絶対主義派の貴族なんていたの?
 演説の時とか誰からも支持されてる様子が無かったので、そんな勢力があるとは思わなかったなあ。

 あんだけ王の権威が低下してるといずれ王国が滅びると思うし、国王権威派にも一理あるとは思うけどね。

 とはいえ、本心では敬意ゼロだったとしても国王の権威が高まらなければ話にならないので、王撰騎士団創設の演説の時のパラパラ拍手とか、国王絶対主義派サイドは政治宣伝の努力が絶望的に足りない……。

 

 

>周辺諸国

 クローバー王国が外国に滅ぼされるなんてとても信じられない。

 

 ダイヤモンド王国は強化人間作ってようやくクローバーの団長に対抗できる程度で、元の八輝将では全然敵わなかったからなあ。
 クローバー王国の王族(と少なからず血が混じってる貴族)は先祖がエルフ汁飲んで底上げされてるから、クローバー王国の王侯貴族は一般的な人間に比べて規格外なんだろうし。

 もっとも、ダイヤモンド王国の宰相があの強化人間の技術をハート王国やスペード王国にも付与して支配下に置いてるとか、ダイヤモンド王国以外もそれぞれ別の手段で魔法騎士の強化に成功させたとか、そういう展開も考えられるけど。

 

 

 

【僕のヒーローアカデミア】

第238話 解放
 リ・デストロもまた代々伝わる革命思想に縛られて、本来彼らが求めているはずの「解放」を感じることが出来なくなっていた、と。

 私はてっきり上層部を一掃して異能解放軍を乗っ取ることになるのかと思っていたのだが、これどうもリ・デストロが死柄木に服従しそうな感じだな。
 たしかに、カルト宗教的な組織と化している解放軍を、指導者を倒して丸ごと乗っ取るのは難しそうだもんなあ。

 最高指導者であるリ・デストロが死柄木の部下となることを決めたなら、組織の吸収合併は容易だろう。

 

 強化パーツの主目的が強化ではなく拘束によるストレスを受けることというのは面白いアイディア。

 

 

 

【チェンソーマン】

第33話 作戦開始
マキマさんのジャンプバトル漫画主人公判定

ルフィ→完全アウト
炭治郎→アウト
アスタ→完全セーフ
呪術→セーフ
デク→セーフ
コガラシさん→アウト
龍之介→アウト
八丸→セーフ
鳴海→完全アウト

 

ニセコイのヤクザは組長が公務員を兼任していて、国家が首輪をつけている必要悪なので余裕のセーフ。

 

 

>退魔課
 名称的に「退魔課」もデビルハンターの部署なんだろうけど、特異課とどう違うんだろう。
 民間でどうしようも無い悪魔が公安に回ってくると言ってたので、

民間(´;д;`)ムリッ→退魔課(´;д;`)ムリッ→特異課

 という順番で投げられるということかな。

 

 

>必要悪
 マキマさんなあ。
 師匠の言う通り、「より多くの人を悪魔から守りたい」というのが嘘なら、今週の国家国民の為に働いているかのような台詞も口から出まかせってことだよねえ。
 うーん。

 そもそもマキマさん、普通に思い通りに超法規的措置を取っていて、そんな国家に首輪付けられてるように思えないのがね。

 

 

 

【ぼくたちは勉強ができない】

 いや、イカレ過ぎでしょ怠慢……。
 メンヘラというレベルじゃないよ。マジで一回カウンセラーに見てもらった方が良いと思う……。

 これ、孤独に耐えきれないタイプのヒロインだから最終的に誰かと結ばれて欲しいけど、うるかちゃんがいる以上、残念ながら負けヒロインなんだよねえ。

 とはいえ、最終話で同僚教師の2人のどっちかと結婚してるのも何かなあ。

 大森か。大森しかないですね、もう。

 

 

 

【Fけん】

 1ページ目の「正統派剣道譚開幕――!!」というクッソ寒いミスリード煽りにいきなりイラっとしたので、初っ端から批判的な目線になってしまった。
 辛口の感想になったのは担当編集のセンスの欠如のせい。

 

 

 んー……。イマイチ。
 倉方くんも「女を暴力で躾ける」というフェチを見せたんだから、その辺ちゃんと開花する描写が欲しかったなあ。
 彼の存在のせいでヒロインの能力の絶対性が損なわれていて、どうも中途半端な印象。

 髪フェチの部員なんかも、 てっきり相手選手の髪が見たいから「髪を包む邪魔な面」を破壊してんのかと思ったけど、ヒロイン以外の髪には興味が無いと示す為に面を打っているんだとしたら、面を外して中身の髪まで狙わないと筋が通らない。

 

 ものっそい表面的で、フェチという設定への踏み込みが浅いよね。

 

 あと、内容以前に、そもそも剣道というのは武道であって、所謂スポーツやら、外国に媚びへつらい外道に堕ちた柔道のような勝敗だけに拘る種目とは違う特別な競技なので、この漫画のコンセプト自体がかなり不快ですね。

 汚らわしい柔道が題材なら、もうちょっとフラットな気持ちで読めたかも。

 

 

 

【アクタージュ】

>演出家がアイドル的な人気の未成年女優の自宅に

 演技関係なく天使として終わりそう。

 

 

 

【サムライ8】

 ええ……マジかよ。星位大将軍の人、本体よりだいぶ劣る分身に惨敗したんだ……。
 実力者設定のキャラの株を下げるのが趣味なんですかね。

 まだ侍の序列とかも解らないので、実力者の前振りがあったキャラをこうも安く使われると世界観の厚みがなくなると思うんだけどなあ。

 

 分身の方が弱いのは、「この程度の大気剣に……自性輪身では限界か」「次は直々に」という台詞から考えてまず間違いないよね。

 「この程度の大気剣に」「自性輪身では」というセリフから、本体であればこの程度には負けないことが伺えるし、「直々に」という台詞からも本体の方がハチ丸を始末できる可能性が高いということだろうから、この両者を踏まえると分身は「この程度」の技にすら負ける程度の性能なんだろう。