ひ、ひいいいいいい……ONE PIECE面白ええええええええ。
ONE PIECE 第943話『SMILE』感想【週刊少年ジャンプ26号】はこちら
※以下、ネタバレ注意
【鎌ぞう】
いやー……。すっかり騙されてしまった。
たしかにね、言われてみればキラーの武器も二本の鎌だったんだよね。
唇もキッドと似ているし、これは気付けても良かったなあ。
いやはや、鎌ぞう=傳ジローという予想に完全に引っ張られてしまった。
ミスリードではないかという声はたしかにあったのだけれど、この期に及んでミスリードしてまで鎌ぞうを新キャラにする必要性を感じなかったから考え難いと断じていた。
なるほどなあ、キラーという衝撃を大きくする為だったのか……。
まんまと尾田先生の手の平の上で転がされたわ。
キッドや部下達の助命と引き換えに、オロチ様の部下となっていたのだろうか。
SMILEを食べさせられたり、辻斬りに貶められたりと、明らかにアプーやホーキンスと扱いが違うのは、船長であるキッドが反抗していることへの意趣返しかな。
【居眠り狂死郎】
さてさて、鎌ぞうが違ったとなると、本物の傳ジローは一体誰なんだろう。
まだ登場していないという可能性も普通にあるけど、既出キャラだとすればやはり狂死郎が一番それっぽいが……さすがに赤鞘9人男の1人が正体バレずにオロチ様の側近になっているというのは有り得そうもないか。
とはいえ、彼が「将軍の犬」を演じているだけというのは間違いないだろう。
ここでオロチ様を殺したとて、カイドウを倒さないことにはワノ国を救うことはできない。
来るべき決起のときにオロチ様の側近としてカイドウの近くに位置し、内部から光月一党を援護することを優先したものと思われる。
狂死郎に小紫を託したのは河松とヒョウ五郎なのでは?【ONE PIECE考察】
ONE PIECE 第940話『反逆の火種』感想【週刊少年ジャンプ21号】
【災厄】
おしるこが食べられなくて不機嫌なクイーン様……しかし、彼は本当の不機嫌というものを目の当たりにすることになるのだった。
いよいよ待ちに待ったビッグマムの合流。
キラーに対する惨い仕打ちに読者が陰鬱な気分になったところでのこの引きはもう、カタルシスへの期待がこれでもかと高まるよね。
果たしてクイーン様はこのキング・オブ・モンスターズにどう立ち向かうのか。見物である。