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ONE PIECE 第928話『花魁小紫登場』感想【週刊少年ジャンプ4・5号】はこちら
※少し追記した。
※以下、ネタバレ注意
【えびす町】
このおこぼれ町の名前の由来について、当初はオロチ将軍の宴に出席している恵比寿顔の男が支配しているからかと考えたのだが、支配者の顔つきが由来だとしたら、「行けばわかる」ものではないから、これは違うだろう。
そこで思い出したのが、禿のおトコの事である。
927話の感想で私は、おトコがカイドウの部下の一部と同じく、常に不自然な笑顔を浮かべているのはSMILEの副作用ではないかと予想した。
えびす町の住人にも、同じ症状が出ているのではないか?
SMILEの副作用によって常に笑みが顔に貼り付き、町中全員がまるで恵比寿顔のような顔つきをしている。
だから、えびす町と呼ばれるようになった。
これならば、トの康の言うように、否が応でも「行けばわかる」ことになる。
察するに、花の都にほど近いおこぼれ町の住人は、SMILEの実験台にされたのだ。
そして、能力は発現せずに、「笑みが貼り付く」という副作用だけが現れた人間が残された。
トの康もまたその被害者の1人だと考えれば、今週の不自然な振る舞いにも説明がつく。
【小紫とえびす町】
花魁 小紫はその悪女の振る舞いに対して、おトコに対しては非常に優しく接していたけれど、もしかしたら彼女は客の男から巻き上げた金を、おトコと同じくSMILEの副作用の被害者となったえびす町の住民に配ってたりしないかな。
何の根拠も無いけど、小紫=丑三つ小僧と予想したりしてるので、この可能性にはちょっと賭けてみたい。
実際、九里のおこぼれ町の住人は本当にカツカツの賃金で働かされていたのに、トの康はゾロが食べまくった寿司代を払えるくらいには貯えがあったことに引っ掛かったってのはあるんだよね。
これも小紫がえびす町を支援してるからじゃないか、とか。
【取引】
925話の感想でも候補として書いたが、やはりというかCP-0が新たな取引相手だったか。
仲買人を挟まずに直接売買できるようになれば安く買えるようになるのが普通だが、この件に関してはドフラミンゴが間に入っていたお陰で適正価格で買えていたわけか。
それにしても、世界政府ともあろう組織が、カイドウの作る武器を欲しがる理由は何なのだろう。
ワノ国の加工技術と、酒鉄鉱なる材料のおかげで、世界政府自身が製造する武器よりも質が良いのだろうか。
ただ、CP-0は時に五老星の頭越しに行動するような機関だから、この取引も政府全体の利益の為に行っているかどうか怪しい気もする。
(参照:五老星と天竜人と世界王(仮)ことイム様の関係について)
つまり、彼らは買い取った武器を海軍に回すことはせず、世界政府内での自身の存在感を高めようと、CP-0という組織のみの武力増強を目的としている可能性が考えられる。
それ故、通常の世界政府の武器製造ルートを頼ることが出来ず、わざわざドフラミンゴやワノ国から密輸しているのではなかろうか。
そういえば、CP-0のうち2人はドレスローザに来た連中と同じ面子だが、向かって右端の男は初登場かな。
自分で仮面を持ち上げているという謎の行動。
もう1人の男はルッチ等と共に聖地マリージョアでチャルロス聖の護衛に付いていたから、ドレスローザから一旦マリージョアに帰還した際に入れ替わった訳か。理由は解らないけど。
それにしても、ドレスローザから聖地に帰り、そこからまたワノ国へ向かうとは、中々忙しいな、CP-0も。
【黒炭オロチ】
容姿が醜い!
いや、予想通りと言えば予想通りだが。
見た目も言動も非常に小物臭いが、あのカイドウと20年以上も対等に近い関係を維持し、CP-0相手にも強かに立ち回るなど、単なるバカ殿という訳では無いのだろう。
強大な権力を持つ独裁者であるにも関わらず、小紫のことを手籠めにしようとはせず、正面から口説き落とそうとするなど律儀な一面が見られた彼だが、今週も小紫の肩に腕を回すも、触るに触れないでいるようにも見える。
もしかしたら、そもそも女に免疫が無い人間なのかもしれない。
【飛び六胞】
リュウリュウの実……!?
そんな名称の悪魔の実があるのか。
となると、カイドウの能力も「ヘビヘビの実 幻獣種」ではなく、「リュウリュウの実 幻獣種」である可能性が高そうだ。
それにしても、まさかドレークの他にも恐竜の能力者がいるとは。
ドレークはカイドウが恐竜の能力者を集めているのを知った上で、スコッチに喧嘩を売って傘下に入ろうとしたのかな。
こうなると、オロチ将軍がカイドウに気にられているのも、そのヤマタノオロチの能力によるものが大きい気がしてきた。
【その他】
・カン十郎の能力で作った食材を食べると腹を下すんじゃ……。
・まさに悪徳商法。買った若奥さん可哀想。
・冒頭の盥回しは落語が元ネタなのかな。
・宴会の右端にいる男は、武器の輸送の相談をしていた商人か。
・なんか大皿が畳の上にそのまま置かれていると見すぼらしく感じる。
・とても将軍が催した宴の料理とは思えない。
・真打ち最強の6人ということは、ビッグマム海賊団で言えばペロスペロー、ダイフク、オーブン他3名くらいの上位大臣と同格な訳か。
・ドレークと対等に話していたこのギザ歯の男も飛び六胞なのかな。
・まあ、ヒラ真打ちのホーキンスもタメ口だからそうとは限らないか。
・海楼石の釘で力の抜けたローを逃がしたのはホーキンスだと予想しているのだが、さて。
【取引】
925話の感想でも候補として書いたが、やはりというかCP-0が新たな取引相手だったか。
仲買人を挟まずに直接売買できるようになれば安く買えるようになるのが普通だが、この件に関してはドフラミンゴが間に入っていたお陰で適正価格で買えていたわけか。
それにしても、世界政府ともあろう組織が、カイドウの作る武器を欲しがる理由は何なのだろう。
ワノ国の加工技術と、酒鉄鉱なる材料のおかげで、世界政府自身が製造する武器よりも質が良いのだろうか。
ただ、CP-0は時に五老星の頭越しに行動するような機関だから、この取引も政府全体の利益の為に行っているかどうか怪しい気もする。
(参照:五老星と天竜人と世界王(仮)ことイム様の関係について)
つまり、彼らは買い取った武器を海軍に回すことはせず、世界政府内での自身の存在感を高めようと、CP-0という組織のみの武力増強を目的としている可能性が考えられる。
それ故、通常の世界政府の武器製造ルートを頼ることが出来ず、わざわざドフラミンゴやワノ国から密輸しているのではなかろうか。
そういえば、CP-0のうち2人はドレスローザに来た連中と同じ面子だが、向かって右端の男は初登場かな。
自分で仮面を持ち上げているという謎の行動。
もう1人の男はルッチ等と共に聖地マリージョアでチャルロス聖の護衛に付いていたから、ドレスローザから一旦マリージョアに帰還した際に入れ替わった訳か。理由は解らないけど。
それにしても、ドレスローザから聖地に帰り、そこからまたワノ国へ向かうとは、中々忙しいな、CP-0も。
【黒炭オロチ】
容姿が醜い!
いや、予想通りと言えば予想通りだが。
見た目も言動も非常に小物臭いが、あのカイドウと20年以上も対等に近い関係を維持し、CP-0相手にも強かに立ち回るなど、単なるバカ殿という訳では無いのだろう。
強大な権力を持つ独裁者であるにも関わらず、小紫のことを手籠めにしようとはせず、正面から口説き落とそうとするなど律儀な一面が見られた彼だが、今週も小紫の肩に腕を回すも、触るに触れないでいるようにも見える。
もしかしたら、そもそも女に免疫が無い人間なのかもしれない。
私は「座頭市 血煙り街道」の赤塚多十郎とか、最近(?)だとリメイク版「十三人の刺客」の鬼頭半兵衛のような、自身は立派な人物だが上意に忠実であるが故に主人公と敵対する武士が大好きなので、黒炭オロチ幕府にも是非ともそういうキャラが出てきて欲しい。
【飛び六胞】
リュウリュウの実……!?
そんな名称の悪魔の実があるのか。
となると、カイドウの能力も「ヘビヘビの実 幻獣種」ではなく、「リュウリュウの実 幻獣種」である可能性が高そうだ。
それにしても、まさかドレークの他にも恐竜の能力者がいるとは。
ドレークはカイドウが恐竜の能力者を集めているのを知った上で、スコッチに喧嘩を売って傘下に入ろうとしたのかな。
こうなると、オロチ将軍がカイドウに気にられているのも、そのヤマタノオロチの能力によるものが大きい気がしてきた。
【その他】
・カン十郎の能力で作った食材を食べると腹を下すんじゃ……。
・まさに悪徳商法。買った若奥さん可哀想。
・冒頭の盥回しは落語が元ネタなのかな。
・宴会の右端にいる男は、武器の輸送の相談をしていた商人か。
・なんか大皿が畳の上にそのまま置かれていると見すぼらしく感じる。
・とても将軍が催した宴の料理とは思えない。
・真打ち最強の6人ということは、ビッグマム海賊団で言えばペロスペロー、ダイフク、オーブン他3名くらいの上位大臣と同格な訳か。
・ドレークと対等に話していたこのギザ歯の男も飛び六胞なのかな。
・まあ、ヒラ真打ちのホーキンスもタメ口だからそうとは限らないか。
・海楼石の釘で力の抜けたローを逃がしたのはホーキンスだと予想しているのだが、さて。
・例えば既にホーキンスとドレークはカイドウへの反逆の為に裏で手を組んでるとか。