ONE PIECE 第926話『囚人採掘場』感想【週刊少年ジャンプ1号】

　推定無罪、百獣海賊団。

※ちょっと追記した。

ONE PIECE 第925話『ブランク』感想【週刊少年ジャンプ52号】はこちら

週刊少年ジャンプ1号（2019年）感想　前編はこちら
週刊少年ジャンプ1号（2019年）感想　後編はこちら

ワノ国に、シャーロット・プリンはやってくる【ONE PIECE】はこちら

※以下、ネタバレ注意

【海楼石の効果】
　正直、ルフィとキッドが海楼石を付けられた状態で巨石を走って持ち運べる事にビックリした。
　とはいえ、２年前の時点でバロックワークスの連中も、海楼石の錠を付けられているのに激しい運動ができていたので、今のルフィ達がこれくらい出来ても不思議でも何でもないのか。

　ルフィは片腕が海に浸かっているだけならギア3も武装硬化も使えるくらい耐性を持つようになっているが、さすがに海楼石を付けられていると能動的には覇気や能力は使えないのは間違いないはず。

　ぶっちゃけ、こんだけ動けるのなら泳げるんじゃね？　と思ってしまうが、ルフィやキッドに匹敵する強者のジャックが海に沈んだ時は身動き一つできていなかったので、脱力の効果としては、

全身が海に浸かった状態＞＞＞海楼石を付けられている状態＞＞＞片腕だけ海に浸かった状態

　と、考えて良さそうだ。

【光月派】
　これ程多くの光月派の侍たちが花の都に潜んでいたとはこれまた驚き。
　しかも、町人に紛れて生活しているのではなく、士族の地位を保ったままの人間も見られるし。
　まあ、そうでなければ仲間集めの為に麦わらの一味を潜入させる場所として、地方ではなく花の都を選んだりしないか。

　未だ栄えている都で生活していながら、保身に走らずに国家全体の事を慮れる人格には好感が持てるし、色物が多い光月家臣団に比べて格好良い外見の侍もいたので、彼らが仲間になる時が楽しみだ。

【人斬り鎌ぞう】
　髪型から考えるとこの鎌ぞうなる人物は河松か傳ジローのどちらかかな。

　幕臣や、オロチに協力する商人達でも斬って回っているんだろうか。

　アシュラ童子と共にカイドウと戦っていたこの人物は刀を使っていたけど、鎌を武器にするようになったのは光月家滅亡後なのか、あるいは第922話感想で書いたように、やはりアシュラと一緒に戦っていたのはお菊なのかもしれない。

【その他】
・「北の墓場のオバケ騒動」はおでん城跡のことだとして、丑三つ小僧は何者なんだろう。

・会話の内容からしてハゲ坊主は武器の製造業者なんだろうけど、「アッアッア」の笑い声の奴の方はどういう立場なんだ。
・製造した武器を港に運ぶ業者なのかな。
・ハゲ商人の店は、百獣海賊団が管理してる武器工場とはまた別？

・取り決め通り食糧を渡してやり、証拠が無ければ懲罰も与えない公平さ。
・ま、食糧は囚人の士気を維持する為に約束は守る必要があるんだろうし、ルフィとキッドも来週証拠と関係なく「看守長」に罰せられる可能性はあるけど。

・桃源農園を管理してた博羅町の面々は毎日ご馳走を食べていたのに、ドボン様の食事は囚人と同じキビ団子だけなの……。
・同じ真打ちなのに部署によって格差が酷い。

・今週ようやく勘違いに気付いたのだが、毒魚を与えられ骨を飛ばしてた囚人ってキッドじゃなかったのね……。

・おナミが誰かをちゃん付けで呼ぶのは珍しい気がする。他にいたっけ？

・しかも、しのぶちゃんは結構な年上っぽいんで違和感があるけど、お菊の呼び方にならったのかな。

・ヒゲ付けてニヤリ笑いしているウソップが黒ひげに見える。