週刊少年ジャンプ16号(2018年)感想はこちら
※以下、ネタバレ注意
なぜ命を懸けて出来損ないを助けに来たんだという台詞の裏にあるのは、「なぜ命を懸けてまで出来損ないを産もうとしたんだ」という言葉なんだろう。
一方で、わざわざそんな問い掛けを発する時点で、「憎いはずの家族を救いに来た」サンジの行動に、ジャッジが揺れている証でもある。
ジャッジは「戦争に勝ち、いずれ北の海を再支配するジェルマの王」としての生き方しか知らなかったから、自分のそんな感情を受け入れはしないだろうけど。
妻が死に行くことを本当は悲しみながらも、ジェルマの王として、国の在り方を裏切った妻に情を持つわけにはいかないという葛藤が、サンジへの態度にも繋がってたのかもしれないなあ。
妻が死に行くことを本当は悲しみながらも、ジェルマの王として、国の在り方を裏切った妻に情を持つわけにはいかないという葛藤が、サンジへの態度にも繋がってたのかもしれないなあ。
ジェルマ王国300年の妄執が生んだ、哀れな人間とも言える。
>食いわずらい
ビッグマムの食いわずらいが原因で共同体が壊れていくこの展開は、まず間違いなく意図的にエルバフでの過去と重ね合わせて描かれているはず。
リンリンはエルバフでも、その後の誕生日のときにも、仲間や家族を失っていったから、今回こそはトットランドの崩壊を食い止めるんじゃないかな。
そして、その時にはマザー・カルメルたちの「失踪」の本当の理由(食人ではあり得ないと思ってるので)が明かされると。
ダイフク兄さんは相変わらず兄とも弟とも違って品が無いな。
まあただ、(カタクリ陥落の報で冷静さを失っていた&不意打ち気味だったとはいえ)イチジにあっさりやられたオーブンさんに比べれば、結婚式に引き続きサンジ相手に優勢なので格落ちはしてないけれど。
どうもジェルマとサンジが戦う展開はなさそうな雰囲気なので、こうなるとやっぱり結婚式では完敗したダイフク兄さんへのリベンジが、サンジの戦闘面での見せ場になりそうだなあ。
ただ、パワーもスピードもダイフク兄さん(の魔人)の方が上なので、果たしてどう倒すか。
いかにもありそうなのはダイフク兄さん本体を直接狙うってとこかな。
逆に、ダイフク兄さん本体が魔人と同じくらい強かったら絶望的だが。
ルイーニーが言ったとされる「レベルと殺した数がズレる」という台詞がよく解らない。
最初は「レベル1からスタートすることを忘れて、20人殺したのでレベル21になってしまった」ってことかと思ったのだが、倉庫で1人殺したのを含めて現在レベル21ってことは、スタートはレベル0なんだろうしなあ。
で、『恋のエチュード』の条件を見返したところ、「レベル20を『超えると』独自の能力が発現する」と書かれているから、独自の能力が発現するのはレベル21からなのに、ルイーニーはレベル20からだと勘違いしてたってことなのかな? とも考えたけれど、倉庫番をノブナガの円から一瞬で消した時点で空間移動能力を身に付けていたのは間違いないから、『レベル20を超えると』ってのは、レベル20から能力が発現するってことだよねえ。
んー、分からん。単に撹乱の為だけの誤情報ってことなんだろうか。
んー、分からん。単に撹乱の為だけの誤情報ってことなんだろうか。
っていうか、ルイーニーさん倉庫にワープしたってことは、一度は最下層の倉庫に行ったことがあるってことだよね。
シャ=ア組が仕切る物品倉庫に何でエイ=イ組の人間が行けたのかもよく分からん。
それと、船外に出ることが試せないってのも疑問。
一度、船外に出てみて、その間仮にスタートした密室が破られてリセットされたとしても、船外の密室から、船内の「行ったことがある場所」に移動すれば良いだけの話じゃないですかね?
どうもルイーニーの能力に関しては上手く整理ができていないように思えてしまうなあ。
どうもルイーニーの能力に関しては上手く整理ができていないように思えてしまうなあ。
というか正直、エイ=イ組に全然興味抱けないし、その他二組も陰獣より弱いくせに無理だろ感しかないので、早いところヒソカさんを出すか、継承戦に戻ってほしい。
関係ないけど、フィンクスが「犯行」なんて言葉を使ってるのがなんか笑える。
騙し討ちで皆殺しの憂き目に遭ったとはいえ、平和を愛する特徴のある種族にしては揃いも揃って好戦的ですねエルフの皆さん。
【鬼滅の刃】
カラスですら日の呼吸について知ってるのに、何で煉獄パパはほとんど知識がなかったんだろう……。
それとも、「時透家は日の呼吸の使い手の末裔」という情報だけ残っていて、肝心の日の呼吸に関してはやはり何も伝わっていないのか。