週刊ヤングジャンプ6・7合併号 感想

　まさか群青戦記がここまで面白くなるとは。

　今週は群青戦記、嘘喰い、東京喰種:re、銀河英雄伝説、リクドウ、テラフォーマーズ、極黒のブリュンヒルデ、神様のハナリ、サラリーマン金太郎 の感想

※以下、ネタバレ注意

【群青戦記】
第113話　帰還の、手段
　面白い。今週のヤンジャンで間違いなく一番面白かった。
　ある意味、戦国自衛隊の逆パターンとも言えそう。

　頼れる仲間が強大な敵になるというだけでワクワクさせられる。
　ここから歴史を早送りしながら信長→秀吉→三成と戦っていくのかなあ。

　ただ掲載順がちょっと奮わないのが怖い。
　ヤンジャンでは一回も出したことなかったのだけど、初めてアンケ出そうかな。

【嘘喰い】
第451話　猛禽の悲鳴
　なるほど、敗者への罰に「死痛」を用いたのは協力者に勝負を投げさせないためか。これは納得。

　ただ、上と下が連動しないゲームでもできたのに、わざわざこんな内容を用意したわけだから、中々鬼畜の所業である。
　お屋形様であろうと、勝負に参加した以上は特別扱いはしないという意志の表れでもあるんだろうな。

　前回はお屋形様のあんな姿は見たくなかったと思ったけど、今週はあれがあったからこそ、２人の精神力の凄まじさが活かされたのだと思えた。

【東京喰種:re】
第59話　伏せ！
　旧田か……。
　金木が旧田のことを疑ってる展開で進めてくれるのなら面白くなると思うのだけど、読者は旧田が内通者だと知ってるので、カネキがそれに振り回されるようだとまた読んでてストレスが溜まりそう。

　金木の目論見（CCGを利用して仲間のグールを救おうとしているんだろうけど、その具体的な手段）が全く読めないのは興味をそそられるので、正直いまいちだった月山編も終わったことだし、ここからの展開に期待したい。

【銀河英雄伝説】
第12話　ラインハルト・フォン・ミューゼル少尉　惑星カプチェランカ　遭遇戦　終結
　全く知識がないから、液体酸素でこんなに凍り付くものなのかも、あの量で４人も完全に冷凍できるものなのかもちょっと疑問に思ったものの、いよいよ逆転劇ということで、次号が楽しみ。

【リクドウ】
第82話　初めての打ち合い
　相手がブレる瞬間を嗅ぎつける能力は5R前にリクも片鱗は見せていたけど、会長もそれに気づいていないし、リク自身も完全にそれを見分けるまでには至ってない様子。
　今後は会長が教えるボクシングの技術と、所沢の教えた本能的な戦い方を組み合わせていく形になるのかなあ。

【テラフォーマーズ】
　『あの時』と言われてもどの時なのか全然思い出せない。

　生きてるんじゃないかとは思っていたけど、いざその展開になると……。
　いやもうこの死ぬ死ぬ詐欺はいい加減にしてほしい。

　さらに、ニュートン一族を越えてコスモポリタンという大きな組織の存在が匂わされたことで、地球編もまた長くなりそうな予感がするし、いよいようんざりしてきた。

【てらほくん】
　この爆くんはズルい……。こんなもん笑ってしまう。
　本編よりも面白かった。

【極黒のブリュンヒルデ】
　なぜ記憶や肉体が元に戻ったのかとかちゃんと説明されるんだろうか。

【神様のハナリ】
　回想でも安定のクズだな、このクソジジイ。

【サラリーマン金太郎】
　日本の内需はもう回復しないから外に打って出ろとか、言ってることがもう、新自由主義者とかグローバル企業と一緒じゃないか……。
　ホントいつ終わるんだこの漫画……。

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