あの夏で待ってる 第2話 「先輩といっしょ…」

この空気感、良いですねえ。 【貴月イチカ】 「子供の頃から私の頭の中にイメージがあった。どこにでもありそうな風景。幾度となく見続けてる夢の景色。けれど私は、その場所に行ったことがない」 　イチカが子供の頃から夢の中で見続けていた景色。彼女はそれを追い求めて地球に来たんですね。その夢の場所が地球だということは分かっていたようですが、どうしてでしょうね。 　「どこにでもありそうな風景」という言葉から、彼女の母星も地球と似たような風景なのだと思うのですが。 　その夢を見る理由として「イングローブのアンジフェミナスを受けたせいだと言われた」そうですが、何のこっちゃ分かりません。 　『アンジフェミナス』は『暗示フェミナス』？ 　『イングローブ』という単語はその後の「クアンリンケージに不具合が出て、オルタレイト（オルタネイト？）に深刻な被害が出たため行く当てが無く、そのうえイングローブにもそれはもう甚大な被害が……」という台詞にも出てきましたが、これについても何が何やら。 　 　これらはこの作品の造語なのか、それとも英語やＳＦに精通している人なら分かることなのか。 　少なくとも、難しくて自分にはよく分かんな～い。です。 　「行く当てが無く」と言ってることから、最初『オルタレイト』とは彼女の乗ってきた宇宙船のことだと思いました。 　しかし、「海人君のオルタレイトに……」という言葉から、どうも人体に関することのように思えますね。ということは、「オルタレイトに深刻な被害」とは、イチカ先輩の身体にも何か問題が？　 　 　「オルタネイト」とは、「オン・オフを切り替える動作」だそうで、何となく人体に関する用語としても使えそうな気もします。「セルの代謝」と関係ありそうな。 　しかしだとしたら「行く当て」が無いこととどう繋がるんだろう。「オルタレイト」が無事なら行く当てがあったということだよなあ。うーん。 　『クアンリンケージ』は、宇宙船の図面を見て「修復は無理そう」と呟いた後に、「りのん、クアンリンケージの方は？」と尋ねているので、少なくとも宇宙船の名称ではないでしょう。 　ではなにか？　と言ったらさっぱり想像もつかないわけですが。 　 「ダメ。言っちゃダメ。お願い、言わないで」 　意外にもイチカは海人の自分への好意に気がついていたようです。鈍感な人かと思いましたが、そうでもなさそう。 　彼の（酒の勢いを借りた）告白を止めたのは、やはり自分が宇宙人でいつか別れることになるので、誰ともそういう関係になるつもりはない、ということが理由でしょうか。 「この土地の寝間着ってちょっと恥ずかしいよね」 　そういえば、先週お姉ちゃんはネグリジェ派だとか言ってたな。 　「この土地」というのが地球のことだとすれば、彼女の星にも寝間着の習慣があるようです。 　宇宙船の中で既に今の外見だったことからしても、擬態や変化はしておらず、現在の姿がイチカのありのままの姿なのでしょう。 　もう一つ、彼女の故郷は「プレア……」で始まることも分かりましたね。これが星の名前なのか土地の名前なのかまでは分かりませんが。 　しかし、イチカは正直に喋りすぎじゃなかろうか。宇宙人ってことを隠す気があるのか？ 　 　「転校生」という立場をどうやって手に入れたかはまだ不明です。 【霧島海人】 　「セルの代謝」が不安定化する周期が早いですね。前回から２４時間くらい。 　これは、イチカ先輩が常に側にいないと不味そうです。 　しかも、痣の数が増えているので、だんだん先輩のキスの効果も薄れていって、発作の周期が短くなったり、次々に痣が出来ていったりしそうな予感も。 　今週は妄想はやや控えめ。 【映画スタッフ】 「バカ……、カイ君の、バカ」 「バカは俺だな……」 「…………」 　北原美桜は石垣哲朗が好きで、哲朗は谷川柑菜が好き。カンナは海人が好きで、海人はイチカ先輩が好き。 　なるほど、みんな片思いの五角関係か。 　美桜は先週から哲朗を格好良いと見ている発言が多かったですが、今週の表情を見るまではこれらの恋愛関係に加わってくるとは思っていませんでした。 　檸檬はこれらの関係図から離れたところにいる立ち位置ですが、彼女を抜いても男より女の方が多いわけで、さて、誰が失恋して誰が報われるのか。 　イチカ先輩が帰ってしまえば、「組み合わせとしては」丸く収まりますが。 【その他】 ・「同じ学校の先輩さんなら安心だし」。そうかな。 ・「女の子ならお料理やお洗濯も出来るだろうし」。いやあ、近年はそうとも限らないような。 ・霧島七海は「お姉ちゃん」と呼ばれたいのか。そういえば自己紹介でも「姉です」ではなく「お姉ちゃんです」と言ってたな。 ・霧島家はテレビがまだブラウン管で、風呂も古いですね。あの給湯器？は懐かしいです。 ・美桜さん、いくら自室だからって全裸にぬいぐるみ抱いてるだけというのはどうなの。 ・そういえば、先週お姉ちゃんはネグリジェ派だとか言ってたな。 ・四万八千円……。お姉ちゃん太っ腹だ。まあこれから家事をしてもらうことを考えれば正当か。 ・檸檬に「すごいこと」をされる海人。 ・緑茶かと思ったらアルコール。甘いらしいのでチューハイとか梅酒とか？　 ・何か檸檬先輩も宇宙人ではないかと思わせるような描写が多々ありますね。りのんが出てきてもただ笑みを浮かべるだけだったり、先週もイチカが奇妙な握手の仕草をしてニヤリと笑ったり。 まあ、りのんへのリアクションは他の面々もおかしいんですが、彼らは酔っぱらいなので。 ・王様檸檬が１ゲームで何度も命令を出していますが、酔っているからか誰も突っ込まず。 ・「素敵よ、みんな。とても良い映画になりそうだわ」。やたら規模の大きいストーリーを提案していましたが、檸檬は彼らの日常を映した映画にするつもりなのでしょうか。 ↓クリックして頂けると励みになります。
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