UN-GO 第4話 「素顔の家」
あの風守のロボットは洗わないと気持ち悪いな……。親父に何されてるか分からないし(いや、洗ってもちょっと触りたくないですね)。
どういう構造してるのか不明ですけど。
死体が残っていることからてっきり駒守は死んだものと思っていたのですが、多久医師の遺体で偽装していたのか。
DNA鑑定とかはされなかったのかな? 爆死したので遺体も粉々になって出来なかったとかでしょうか。
いや、誰の遺体かはっきりしているわけですから、わざわざDNA鑑定はしないか。
【軍】
公共保安隊という民兵が、戦後も維持されているそうです。良いのかそれで。
既得権益化して解体できなくなったんだろうか。軍に吸収させればいいのに。
やはりこの世界では憲法改正され、自衛隊から自衛軍に昇格、防諜対策室というインテリジェンス機関もあるようです。
そこに関しては、いつまで経っても憲法改正もスパイ防止法成立もできない現実の日本人としては羨ましいかぎり。
まあ、検察も含めてこの世界は明らかに行き過ぎですけどね。旧共産圏みたいな体制になってますし。
それと、防諜対策室工作員が屋敷に侵入してあっさり捕まるところは間抜けに見えました。
もうちょっとスタイリッシュに出来なかったんだろうか。
【事件捏造】
今回もまた風守自殺と事件は捏造されました、と。
駒守の身柄は連合調整部の管理化だとか、相変わらず酷い組織だ。
これまでの捏造を振り返ると、2話は「アンザイリエの件を隠蔽したかった」、3、4話は「R.A.I技術者を独占したかった(+工作員の存在の隠蔽)」と、事件捏造する理由が分かるのですが、1話だけは未だに分からないんですよね。
連合調整部がずっと追っていた加納社長の事件がうやむやになり、政府の陰謀という説に説得力を与え、SPが犯人ということで警察の面子も傷つくという(検察にとって)デメリットしか見当たりません。
逆に、加納夫人を夫殺害の犯人として挙げることに何のデメリットも無いはずなんですけどね。なぜ素直にそうしなかったのか。
海勝会長が推理を外していて、それが表沙汰になり海勝の名に傷がつくことを防ぐためとかなら分かりますが、結城との会話を聞く限り、最初から真相が分かってたみたいだしなあ。
一体何のつもりで捏造を行ったのかさっぱり分からないです。
警察庁警備局課長の速水星玄はネタ要員みたいですね。このズレっぷりでよくここまで出世できたな。
というかだからこの人は何で虎山検事の雑用をやってるんだ。