輪るピングドラム 第17話 「許されざる者」
【多蕗と時籠ゆり】
やはり、この人達はモモカを取り戻すという目的で協力関係にあるのか。元々幼馴染みという繋がりでもありましたが。
しかし、なぜ結婚までしたんでしょうね。時籠さんは携帯電話で、多蕗先生を「旦那様」と登録していましたが、本当に恋愛感情もあるとか?
高倉家の子供達を恨む時籠さんを、多蕗先生は宥めていましたが、ラストでは「高倉の人間に罰を与える」と宣言。
口では加害者の家族を憎むのはお門違いと言いながら、心の中では復讐を狙っていたということなんでしょうか。
しかし、時籠さんも先生もなぜヒマリを狙うんだろう。一番弱いから?
だとしたらあまりにも卑劣な思考ですが。
それと時籠さんの口から新情報が。
モモカは高倉夫妻のテロで死んだわけではなく、テロを止めようとしてこの世界から消えてしまったようです。
テロが実行されたことからして、試みが失敗した挙げ句に消えてしまったみたいですね。
そのモモカを取り戻すのが時籠さんと多蕗先生の目的。
それを実行しないということは、日記の半分だけでは条件が整っていないということでしょうね。
夏芽さんは、時籠さんが奪った半分こそ「肝心」だと言っていましたが、それでももう半分も必用なのか、あるいは日記以外の条件があるのか。
【罰】
ピングドラムを見つけられなければ、高倉家の子供達の誰かに罰が与えられるそうです。
一体どういう関係なんだろう。
「俺ではヒマリを助けられない」と蹲るカンバに、帽子様は「ピングドラムとはお前の……」と言いかけましたね。
ピングドラムとはカンバの何なんだ。ピングドラムがカンバに関係した何かなら、なぜ帽子様は日記を追わせたり、ピングドラムについて口を濁したりしたんでしょう。
ショウマには聞かせたくなかったとか?
ところで、帽子様が全裸でカンバに覆い被さるようにして場面が変わりましたが、まさか一線を越えてはいないだろうな。
これまでの命を吸い取っていた時とは違うようですし、あの後何をしたんだろう。
もう一つ。黒ウサギ達が「悪い子には罰を与えないと」と言っていましたが、ヒマリは先生に外出許可を貰ったと言っていましたよね。
なぜ黒ウサギたちはカンバとショウマを脅しつけてヒマリを探させたんでしょう。何かサネトシが企んでいるのかな。
黒ウサギが言う罰と、多蕗先生が与えようとしている罰は同じことを表しているのか、別の話なのか。
次週は多蕗がリンゴとヒマリに「生きる理由」を見せるそうです。
見せられるもんなのかな。というかあの建物はどこなんだろう。
リンゴとヒマリにもやもやした性格言われるショウマェ……。