週刊少年ジャンプ35・36合併号 感想
※ちょっとハンタ感想に追記しました。
【ONE PIECE】
第634話 〝10万VS10〟
ジンベエも紛らわしい言い方しないでさっさと作戦を提案すりゃあ良かったのに。
この人も結構短絡的というか気が短いな。
今回の作戦で誤算だったのは、しらほし姫まで捕まったことで、ジンベエが捕まることは予定通りだったわけですね。
果たしてホーディが〝世界会議(レヴェリー)〟に参加できるかどうか。
クーデターの情報を外に漏らさないようにして、王が交替した旨だけ世界政府に伝えることができれば可能かな。
たしかにかつて描かれたレヴェリーの様子からして、列席する王達を殺すだけならホーディと一部の魚人の護衛だけでも可能でしょうが、そこから脱出するのが困難ではなかろうか。
平時のマリージョア、そしてレヴェリー開催時の警備がどういう状況かにもよるでしょうが、さすがに世界政府の中枢なのでまだ描かれてない海軍以外の兵力を置いていそうです。
さて、そのホーディ一味ですが、あっさりやられる臭いがプンプンしますね。前からの話ですが。
ホーディ一味自体は新生麦わら海賊団の実力披露のカマセとなるとして、まだデッケンが飛ばしたノアやヌマヌマの実の人(名前忘れた)が残っているので、そちらで一波乱あるでしょう。
そしてホーディ一味がエネルギーステロイドを入手した経路も全く不明なので、彼らにそれを流した人物が裏にいそうな気がするんですよね。
もしかしたら、そいつが黒幕として魚人島編のボスになるのかも。
天竜人の「書状」だとか気になる要素も残っているしなー。
【HUNTER×HUNTER】
No.311 ◆期限
連載再開。
単行本を読み直していて改めて思いましたが、キメラアント編になってからコマ数が減ってますね。
つまりは1話辺りの情報量が減っているということであり、テンポも悪くなっています。
それだけ描きたいことを丁寧に描けるという言い方も出来ますが、この連載ペースならもうちょっとテンポ良くしてほしいなあ。
初期のハンタの情報量とテンポの良さは驚嘆すべきものがりますから。
パームの「大丈夫」はなるほど、王(達)が出血し始めているところを視た、つまり毒が効き始めていることを知ったからか。
モラウ救出時のノヴの台詞(会長が王を連れ出しただけで勝利を確信していた)からして、ノヴ、モラウ、パームの3人はあらかじめ〝貧者の薔薇〟について知らされていたようです。
ナックルとシュ
ートはどうなんだろう。ナックルの言動からはあまりそんな様子は窺えなかったように思いますが。
※追記で訂正しました。
しかし、被毒者の身体を毒に変えるとはめちゃくちゃだな。
貧者の薔薇が核兵器がモデルで、王やユピーが鼻血を出していたことから放射線だとかの類に汚染されていることは分かっていましたが。
これは、もしかしてユピーに接近したウェルフィンも汚染された?
ナックルやメレオロンも危ないのでは。
被毒者からまき散らされる毒の範囲によっては、王宮の近くにいる東ゴルドーに人民達も危険かもしれませんね。
前々からこのキメラアント編は寄生獣の影響が色濃かったですが、「圧倒的強者を人類が生み出した害毒で倒す」という構図も同じか。
正直、寄生獣に比べ最近のキメラアント編は説教臭さがややきつめですけれども。
いや、説教臭さとはちょっと違うかな。寄生獣に比べて、ハンタは論調が悲観的なんですよね。
悲観的というよりも、人間に対してネガティブな演出がなされているというか。率直に言って最近のハンタはそこがあまり好きになれないです。
寄生獣はどちらかというとポジティブ寄りだったから読んでて気持ちが良かったんだよなー。
もうちょっと台詞とかも「これだから人間は~」とか「所詮は人間というのは~」みたいにしないで、カラッとしたものにしてくれたらいいのに。
※追記:
考えてみると、貧者の薔薇の毒がキメラアントに効く保証はないんですよね。
もし仮に他の蟻で実験済みだったとしても、王には効かないおそれはまだ残りますし。
となると、ノヴの「もう我々のすることはない。お役御免だ」みたいな台詞は王の死、すなわち勝利を確信していたわけではないことになります。
会長との戦闘、貧者の薔薇の爆発、そして毒の3つを経ても王を倒せなければ、後はもう俺たちにはどうしようもない、といった意味だったのでしょうね。
上で「パームは王たちが出血するところを視た」と書いていますが、よく考えるとパームの能力の目が誰を捉えていたかもう覚えていませんでした。
なので、彼女が王たちを視たうえで今週の台詞を言っているのかどうか自分には判断できません。
出血してるところを視ていないとすれば、毒が効いている保証はないので、今週のような決めつけはやや短絡的である気がします。
まあもし出血を確認していたとしても、数時間のうちに死ぬ保証はない(おそらく)のでそれはそれで決めつけるのは早いと思いますが。
【銀魂】
締め方が適当すぎるような。
でも銀魂で締め方なんてどうでも良いよね。
ギャグも面白かったし、そこそこ満足なシリーズでした。
ただ先週から作画が。この状態になるのは久しぶりですね。
何があったんだろう。
【鏡の国の針栖川】
なるほどこう持ってきましたか。
うーん、しかし最初から脱出方法を示してしまうと、読者には両思いなことが知られている分これからずっとスレ違いネタが続いていくとストレスが溜まりそうかなという不安が。
てっきり脱出方法をラブコメのかたわら探していくストーリーになるかと思ってたからなあ。
2人のすれ違いさえ解消されれば全て解決というのは、話を膨らませづらそう。
当面、主人公はヒロインと両思いになろうと画策し、ヒロインは主人公と松川咲をくっつけようと画策するすれ違い展開になるんでしょうね。
あれ、面白そうだ。
まあ叶先生の作品は好きなので、今作も期待しています。
設定的に長期連載は無理そうですけどね。というよりも、これまでの経験からわざと長期連載には向いてない設定にしたんでしょうけども。
【いぬまるだしっ】
(作者が)地獄の4コマ祭り。
ストーリー漫画と違い引き延ばしが出来ない分、ギャグマンガは辛いでしょうねー。
【ぬらりひょんの孫】
うーん、こういうモブが馬鹿とかクズばっかりすぎるのは趣味じゃないなあ。
【めだか】
あざといです。