輪るピングドラム 第3話 「そして華麗に私を食べて…」
今週も安定して面白かったです。
ただ、これも毎回言ってますが、感想書きにくいなーw
今週のBLOOD-C感想のような形式は無理そうなので、いつも通りに。
書き始めてみると、いけそうでした。
【リンゴ】
とりあえず、OP見ていてリンゴから死相を感じました。
1人だけ燃えて消失してるところからして、どうも不吉な感じが。考えすぎかもしれませんが。
冒頭の家族との思い出の夢からして、てっきり家族が死んでしまったのかと思いましたが、少なくとも母親は生きていましたね。
仕事をするようになって忙しさから一緒にカレーを食べてくれなくなったことから、小さい頃の夢を見たわけか。
母親が働き出したのは、父親が死んだ、あるいは離婚したからでしょうか。
リンゴの、(赤青兄弟の)担任教師への思慕は、家庭での寂しさから来たものなのかもしれません。
それにしても、あのストーカーっぷりは異常ですけどね。
結構、昔からの付き合いだったんですね。幼なじみというか、近所のお兄ちゃんという感じだったんでしょうか。
パンに塗ったチョコレートのハートがグチャグチャになっていたのが何とも示唆的。
今週の話では、彼女が「運命(計画)を忠実に実行すること」に拘泥するようになった経緯は分かりませんでしたが、いずれ描かれるのでしょうかね。
予告で何かをやらかすことが示唆されていましたが……。先生の恋人に何かをするとか、でしょうか。
「先生とカレーを食べる→という妄想だったのさ→彼女が出てきてキャーッ」の流れは面白かったです。
あんだけストーカーしてたのに彼女の存在を知らなかったのか?
火傷してなくて良かったね。
【帽子様】
とうとう兄弟が描かれる前に生存戦略がw
来週以降はどうする気なんだ。
この「生存戦略」の発音(?)は毎回微妙に変わっていますね。
個人的には1話の言い方が一番可愛かったと思います。
先週、兄弟はペンギン達を地球外生命体と言っていて、てっきり受け入れたのかと思いましたが、今週では疑ってかかっていました。
内心では受け入れていそうですが、時間が経ち冷静になってみて、夢じゃないかという一縷の望みを抱くようになったのでしょうか。
帽子様曰く、人間は下等生物だということですが、帽子様は何なのでしょうね。
青の言うように地球外生命体なのかなあ。
【兄弟】
先週もそうでしたが、赤はヒマリを助けるためには何でもすると腹を決め、青はまだ躊躇いがあるようです。
住居不法侵入はしても女の子の部屋には入れないという微妙な基準。
うーむ、今後シリアスになっていくとしたら、この2人の行動の差は大きな溝を生むかもしれません。
「これじゃ泥棒みたいだ」「ここにピングドラムがあればそうなるな」といった会話を交わしていて、部屋にはピングドラムはありませんでしたが、2号が梅を思いっきり盗んでいましたね。
しかし、彼らもピングドラムとは何なのか、帽子様に訊けばいいのに。
そこまでする余裕がなかったのかな。次回辺りの「生存戦略空間」ではぜひ訊いてほしいところ。
あと気になったのは、リンゴが自宅に来た際に、家族の写真を赤が伏せたことですね。
なぜ伏せたんだろう。見られたくなかった、その理由は。彼らの「罪」に関係している?
じゃんけんの「出さなきゃ負けよ」というかけ声は久しぶりに聞いたなあ。小学校以来かもしれません。
一気に懐かしい気持ちになりました。
あ、ヒマリの髪型は可愛かったです。
【ペンギン】
1号→下着好きすぎだろう。ネズミ取りが付いたままなのに放って食事する兄妹がシュールでした。取ってやれよw
2号→梅を食べ過ぎて酸っぱい表情が可愛い。そして虫へのあの容赦のなさはどこから来るのか。
【その他】
赤が付き合っていたという、モデルの「クホウ アサミ」も気になりますね。
おそらく今後登場するキャラでOPにも出ていそうですが、どの人だろう。
女キャラはリンゴを抜かすともう2人くらいしかいなかったような気がしますが。
そのうちの1人である金髪の子は、先週ヒマリの読んでいる雑誌に載っていた時籠ゆりじゃないかと思うので、クホウ・アサミは銃みたいなのを持つキリっとした顔つきの子でしょうか。
時籠ゆりも芸能人っぽいですし、芸能人キャラが2人も出るのかなあ。
今もってストーリーが見えてこない。面白いから全く構わないですけど。
リンゴはこのまま仲間(?)になってレギュラー化するのか、それとも次週辺りに退場してしまうのか。
彼女も面白いキャラなので、レギュラーになったら良いなあ。