とある魔術の禁書目録Ⅱ 第16話 「刻限のロザリオ」
アンジェレネと共にルチアもリタイアかと思いましたが、ルチアは戦い続けるようです。
ほとんど役に立ってませんでしたが。
今さらかもしれないですが、幻想殺しは砲撃の衝撃まで消せるのか。
まあそうじゃないとレールガンで死んでますね。
集中管理してる船だったらシスター達が追いかけてこない、という理屈がよく分かりません。
何で追いかけてこないんだろ。
氷の扉は幻想殺しで壊れるんですね。
扉以外の部分との違いがよく分かりません。
行き止まりの時も、壁を壊せばいいじゃんと突っ込まざるを得ませんでした。
ビアージオとの戦闘で、十字架の下敷きになった時に右手が床に触れた時には床が消えたのに、そのまま下の階層に落ちた時には何も起こらない、というのも。
もしかして、この時は右手が床に触れてなかった? となると、これまでもずっと右手が船に触れないようにしてたのかなあ。
とも思いましたが、直後にビアージオの術で床に這い蹲った時に明確に右手が触れてますが何も起こりませんでしたね。
どういうこっちゃ。
ここは戦闘を描くうえで重要なポイントなんだから、設定をきちんとすべきだと思うんですけどね。
それでなくとも、割とゆっくり降ってくる巨大十字架との戦闘は間抜けに見えるんですから。
あれ、急げば防げましたよね。
上条さんは一旦置いておいて、アニェーゼのところ。
「ここでアニェーゼが死んでも計画を続けるのに問題はない」と言うということは、ビアージオは上条さんやオルソラ達が計画を妨害する為にアニェーゼを殺しに来たと勘違いしてたんでしょうか?
いやでも、他の台詞とかからすると、普通にアニェーゼを救いに来たと分かってる感じですよね。
この台詞はどういう意図のものか分からないなあ。
しかし、計画を自分からベラベラ喋り出すとか、どんだけ抜けてるんですかビアージオさん。
もしそれでオルソラがアニェーゼを殺すようなことがあれば、自分で言ってたように計画が延期になるというのに。
アニェーゼを常に監視していないで侵入者狩りに回したりと、何を考えてるのか分からない行動が多いなこの人。悪い意味で。
刻限のロザリオは、ベネツィアだけに固定されたアドリア海の女王の照準制限を解除するもの。
なるほどね。でも、「刻限のロザリオがアドリア海の女王発動に使用されるという記述はない」なんて話は乗り込む前にやっておきましょうよインデックスさん。
アドリア海の女王の照準が自由に設定できるようになったらものすごい脅威ですね。
学園都市側に防ぐ手段はあったんでしょうか。
球体に穴が開いた時のアニェーゼの驚きの声がやけにハスキーだったような。
まだ戦おうとするオルソラを止めるアニェーゼ。
なぜ抵抗しなければ殺されないなんて言えるんだ・・・というかなぜビアージオはさっさと殺さないんだという疑問が浮かんだのですが、そういえばオルソラはイギリス清教所属なのでした。
これから科学サイドと全面抗争をするという時に、清教とのトラブルはなるべく避けたいという意図なんでしょうかね。
・・・いやでも、一番最初にオルソラを殺そうとしてましたよね。
そもそも、そのせいで上条さん達に妨害されることになったわけで。
戦闘態勢に入るアニェーゼ。
「あなたにビアージオは止められません」というのは、だから自分がやる、という意味か。
が、すぐにビアージオの術によって身動きを封じられてしまいました。
そこに颯爽と上条さん登場。
生きてることは分かりきっていましたが、なぜ生き残れたかの説明もなしなのか・・・。
右手を掲げただけでビアージオの術を破ったのは、教徒達の装備の重さがビアージオの所に集められてくる流れを断ち切ったから?
いや、それなら右手を掲げるまでもなく術が解けるはずか。上条さんにかけられていた時も一瞬で解除できたはずですし。
この右手を掲げたことと、ビアージオの術が解けたことの繋がりが全く分からない・・・。
えーと、幻想殺しって任意で発動するものじゃないですよね?
氷の壁の件といい、そうとしか思えない描写が続いているのですが。
「お前がオルソラを守ってくれなかったらきっと大変なことになっていた」そうでもなかったと思います。
うん。だから上条さんもビアージオも相手を無力化したかくらい確認しようよ。
上条さんはオリアナと戦った時にも同じ過ちをしてるでしょうに。反省しないなあ。
ビアージオさんキレる。
どう考えても今回の失敗は時期の問題ではなく、あなたの油断と慢心のせいです。
それはともかく、「あの野郎」とは誰のことでしょうか。
ラストバトルでの「左手!?」のシーンがよく分かりません。
別に右手で殴ってても、十字架破壊して、ビアージオが次の十字架を出す前にもう一撃加えられたと思うんですが。
「私の攻撃を利用し」というのも。どう利用したのかさっぱり。
旗艦崩壊。
自爆しなかったのは、ビアージオが持っていた刻限のロザリオを破壊したから、ということでいいんでしょうか。
照準制限を取り払うためのものである刻限のロザリオが、船の自爆と関係してたというのがよく分かりませんが。
あと、上条さんはなぜ海に浮いていられるのか。
なぜか神裂がラストで登場。
上条さんに迷惑をかけた? 別に何も迷惑かけていないと思いますけど。
今回は天草式も助力した側でしたし。
イギリス清教全体として、ってことかなあ。
アニェーゼも清教入りか。オルソラもそうでしたがあっさり宗旨替えするんですね。
魔術師の集団とう側面もあることから、この世界の宗派は単なる派閥でしかない感じです。
まあアニェーゼはそもそもあまり信心深くは無さそうでしたけど。
あれ? そういえば元アニェーゼ部隊のシスター達はどうなったんだ?
ビアージオの命令に従わされていることに憤りがどうとか言ってたのに、完全にスルーでしたね。
今後フォローが入るんだろうか。
ローマ教皇登場。キャラデザが普通過ぎる時点で小物の臭いが。
教皇は今回の件を「早急に過ぎた」と言っているので、ビアージオが「あの野郎」と言ったのは、この「神のうせき(『右席』と書くようです)」とかいう女のことか。野郎じゃないですけど。
「教皇程度」とか、どういう立場なんだこいつは。
ローマ正教の実権は彼女が握っているようですね。
とうとう上条さん抹殺命令が。学園都市に正教の刺客が送り込まれる展開になるのでしょうか。
先週はけっこう面白かったので期待していたのですが、今週は筋の通らないキャラの言動や、分かり難い描写が連発されていて、正直いまいちでした。
次週からの新編で挽回してくれることを祈ります。