夢喰いメリー 第4話 「夢喰いメリー」
ん、んんん??
な、何か納得いかないぞこの4話。
夢路の助けを拒絶するメリーさん。
同情なんていらない。助けてくれるんだから同情でも良いと思うんですけどね。
同情じゃない、助けると決めたから。
うむ、分かりやすい。
でも危険だというメリーさん。器にされたら手遅れ、メリーさんでも助けられない。
文芸部のみんなでカラオケへ。これでメインキャラとメリーさんの対面もできましたね。
しかし90分ある川柳の神様って・・・。9分の聞き間違いかと思って巻き戻してみましたが、やっぱり90分と言ってますね。長っ。
めげずに千鶴を誘う勇魚。
「決めちゃったから」。一度決めたことは貫き通すところが夢路の良いところだと彼女は言っていましたが、そのことを意識しているのかな。
良い子ですね。
2人で勇魚の家の喫茶店でコーヒーを。
コーヒーは空っぽなことに価値があると千鶴。夢魔の器であることを考えると何とも意味ありげな台詞。
一方カラオケでは部長の恋愛話へ。
メールで文通をしているという部長。でも間違いメールって・・・。
どうやったらメールで間違うんだ? 電話帳に入れてる人の中で間違うならありえますけど、全く知らない人のところへメールというのは考えにくいでしょう。
夢魔とか抜きにしても怪しすぎる。ストーカーとかじゃないか。
という点を誰か突っ込むかと思ったら、全員肯定的でした。
みんなピュアすぎる・・・少しは疑おうぜ。
顔も知らない人と会うというのも、このご時世あまり良いこととは思えないですし。
場面は変わって勇魚と千鶴へ。
アルパカのストラップを渡された千鶴。それに見とれて電車に乗りそこないました。
千鶴の相手はしばらく勇魚になるのでしょうかね。
部長とクリスのデートの日に、雨の中窓からメリーさんが。自由気ままだなこの人。
コントローラーを渡されて嬉しそうなメリーさんが可愛いです。
夢路へのお客さんは部長。
クリスにデートをすっぽかされたという。これはキツい。
と、突然別のケータイを取り出しメールを打ち出す部長。
なるほど、中に入った夢魔が相手だったのか。
ケータイはどこで調達したんだろう。部長に買わせてた? ケータイ代が倍かかることになりますが。
と、それよりも、部室とカラオケのシーンでのメールはいつ打ってたんだろう。
部室はボーッと窓の外を見てた直前かなあ。
カラオケのシーンがよく分からないですが、描かれてないだけかな。
それとも、メールが来る直前がそうだとしたら、メリーに対して夢と希望のことを語っていたのは、もしかしてクリスだったとか? 眼鏡に触れているところとかがそれを示しているような関係ないような。
この辺はいまいちよく分かりませんでした。
しかし、この場合は良い夢魔じゃないの? 完全に部長を乗っ取る気もなさそうですし。
と思いましたが、そうか夢路やメリーは人間と共生する夢魔がいることを知らないのか。
視聴者はあの看護師を目指していた子の一件で知ってますけどね。
そんなことを考えているうちにクリスとの対決に(気迫でデイドリームを開いたというのがよく分からないです)。
そして敗北したクリスは消えていき(夢の世界に帰っただけ?)、部長とお別れ。
部長は今までのことは全部夢だったと思ったようですが、これは夢魔がいなくなるとみんな夢だと思い込むようになるのかな?
だとしたら、先週のみなみもそうだったということでしょうか。
それよりも。
これ、夢路とメリー余計なことしただけじゃね?
夢路「クリスは部長に会いに来たかっただけなのかな? でもあいつは許せねえよ」
え? 何で許せないの?
と理解できなかったのですが、うーんと、つまり、夢路たちは「今は共生してるような形だったけど、最終的には完全に乗っ取られることになる」と思い込んでいるということでしょうか?
これまで戦ってきた夢魔からの情報だけだと、こう考えるのも仕方ない、のか?
ん~。何か納得いかないぞーこれ。
視聴者目線だと、部長に夢魔のことを明かすなどして、他にやりようがあったように思えますしね。
戦闘になったのも、夢路が最初から喧嘩腰で、排除することしか頭になかったからですし。
しかし、クリスが単に部長の気持ちを弄んでいたのだと、最初、夢路は思っていたようですから、これも仕方がなかった・・・のかなあ。
どうにもしっくり来ないですが。
夢路目線の感覚と、視聴者目線の感覚がリンクしていないので、夢路の思考がすごく読み取りづらいです。
クリスは部長を乗っ取るつもりではないだろう、というのが視聴者には分かるので、夢路の「夢や希望ってのはここ(心)にあるんだよ! お前等から与えられるものじゃねえ!」というような怒りの台詞も、全然伝わってきませんでしたし。う~ん・・・。
などと、もやもやしたままEDを見ていたのですが、予告でメリーさんが「そんな。じゃあ今までしてきたことって・・・」と言ってるんですよね。
これはつまり、今回の件が余計なこと(少なくとも最善手でなかった)ということを知ったということなのでしょうかね。
そうなると、今回のこのやり切れなさやモヤモヤ感は意図的なモノなのかな。
夢路の真っ直ぐさが裏目に出たというお話で、来週それが問われることになる?
そうだといいのですが・・・。
まあ何にしろ、次週を待ちたいと思います。