週刊少年ジャンプ31号（2017年）感想

　九割九分ハンタの感想。


ONE PIECE 第870話『訣別』感想【週刊少年ジャンプ31号】はこちら
週刊少年ジャンプ30号（2017年）感想はこちら

※以下、ネタバレ注意

【HUNTER×HUNTER】
第362話　決意

＞共闘
　ハルケンブルグが「二人の姉とも折り合いが悪く」と言われていた時点で分かっていたことではあるが、ツベッパ王子は女性だったのか。

　ツェリードニヒの醜悪さには全く触れないということは、やはり彼は兄弟に対しては本性を隠してるようで。ハルケンブルグも兄弟で唯一認めてるのがツェリードニヒとか言ってたしなあ。
　人面馬の二つの顔も、彼の二面性を表しているということ？

　テータさん達は何でツェリードニヒなんかの護衛をやっているんだか。

＞守護霊獣
　霊獣達は性器を象った奴がえらい多いな……。
　とりあえず、見た目的にはチョウライ王子の念獣が一番強そう。

　ホイコーローはツェリードニヒとツベッパの念獣を観察していたようにも見えたけど、ひょっとして念能力が使えるのかな？

＞宿主
　既に描かれた守護霊獣のうち、宿主が不明なのはワームと龍と海月の三体。


　ここまでの傾向から考えると、「守護霊獣が醜悪＝宿主の人間性も醜悪」という可能性が高そうだが、となると、ワームの守護霊獣を宿す王子は悪人だとしてもおかしくない（比較的可愛らしい霊獣を持つモモゼ王子は実は良い子？）。

　ワブル王子の守護霊獣がここに描かれていないと仮定すると、龍の霊獣を持つのはまあマラヤーム王子だろうから（特に根拠は無い）、海月とワームがカチョウ・フウゲツのものかな。

　カチョウはどうも悪ぶっているだけで実際には悪人ではなさそうだから、実は妹のフウゲツこそがワームの持ち主で腹黒娘という展開かもしれない。

＞タイソン
　中位以上の王子の守護霊獣がほとんどワブル王子の部屋に来ていないのは、下位の王子から順に晩餐会を退館していったため、比較的安全な自室に辿り着いた王子の守護霊獣が偵察に出たからだろうか。

　先週ようやく退席の順番が来たハルケンブルグよりも上位（つまり、まだ晩餐会にいたはず）のタイソン王子の守護霊獣が来ていたのは、彼女の霊獣は「妖精」を生み出し、大量にバラまくという特徴を持つために、晩餐会に本体を残しながら「妖精」だけを偵察に行かせた、といったところかな。

　タイソン王子の念獣は、それこそサイールドの能力のようにいかにも偵察用という印象だが、肝心のタイソン王子に情報が届かないのでは意味がないし、実際には何らかの害悪をバラまく類のものなんだろうなあ。

＞ハルケンブルグ
　ハルケンブルグの私兵は全滅……？
　念能力者は一人もいなかったのか、いたにも関わらずあっさり殺されたのか。どちらにしろ、大勢の支持者を抱えている王子の私設兵にしては大したこと無かったな……。

　もし、最後の「ドヒュッ」がミスリードではなく、ハルケンブルグ本人が攻撃を受けたのだとしたら、念能力者が部屋に侵入しているということになるかな。
　護衛を全滅させたのも守護霊獣ではなく、その念能力者の手によるものという可能性もありそうだ。
　守護霊獣がハルケンブルグの区画に向かうのを見て、それに乗じたのかもしれないが。

＞カミーラ
　彼女の守護霊獣は普通に捉えると母性の象徴なんだよね。
　これ、ツェリードニヒやツベッパの評価に反して、実はカミーラさんは母性の塊みたいな人だったりしないかな。
　冨樫先生は吾峠先生のように第一印象とのギャップでキャラを魅せるのが好きな人であるし。

　例えばカミーラの「貪り」という評も、似たような意味の「奢侈」とわざわざ区別されていることからして、実は子供が欲しくて堪らないがために見境なく男を貪り喰うとかそういうことなのかも。

　……いやでもこれ母性ではないな、もはや。

　とはいえ、ホイコーロ一族の守護霊獣にあまりにも性器が多いからカミーラ王子の霊獣も一見してオッパイだろうと決めつけたものの、ナスビーの念獣と比べるとオッパイ感が薄くて、本当にオッパイかどうかは微妙なところかなあ。


  オッパイだとしたら陥没乳首か。

　まあただ、例え陥没乳首だとしても、ナスビーのだらしない乳首のオッパイよりはカミーラ王子のオッパイの方が好みですね、個人的には。

＞パイロ？
　タカタカさんの感想に、ツェリードニヒの守護霊獣の口内の顔がパイロに似ているというものがあった。

タカタカ@takachanWJ

ツェリードニヒの念獣、気持ち悪さがあざとい。口の中にパイロっぽい頭があるんですけど...クラピカブチギレですよ #wj31 #ハンターハンター

2017/07/03 22:59:29

　言われてみれば確かにパイロにも見えるなあ。


　ツェリードニヒの緋の眼コレクションの中にパイロのような頭部が混ざっていた件も考えれば、可能性は否定できないだろう。

　……しかし、もしそうだとしたら、ツェリードニヒはどんだけパイロの顔にお熱なんだ。

　この説が正しいとすれば、表の人面馬の顔も誰かモデルがいるのかな。


　どことなくカミーラ王子に似てなくもない、か……？


　ひょっとしたらツェリードニヒは極度のシスコンか、あるいは歪んだ近親愛から、いずれカミーラの死体を我が物にしようとしてるのかもしれない。

【ONE PIECE】
第870話　訣別
　「サンジは女を蹴らないはずなのに、ビッグマムを攻撃しているじゃないか」という見方があるようだが、直前に彼女が雷雲ゼウスを掴んでいる描写があるから、これはおそらくビッグマムではなくゼウスを蹴っているんだろう。

　それにしても、このゼウスはやたら可愛いな。

　ここのところ、スムージーさんの役立たずっぷりについて書いてきたが、ダイフク兄さん等と共にヴィトから「化け物」と評されていた長女コンポートも全く働いてないんだよね……。　
　それどころか、今週後ろ姿がチラッと描かれるまでは描写すら長らくなかった始末。

　（一応今週は皆と一緒に銃撃に参加しているようだが）。

　シャーロット兄弟の女性陣で一番ちゃんと働いているのは、口裂け族（仮）の人じゃないかな。



　まあ、彼女はビッグマムの娘ではなく、戦闘員という可能性もあるけど。

【斉木楠雄のΨ難】
第250話　非日常な過去をΨ工せよ
　照橋さんが「楠雄さん」と呼んでいるのはあの世界線だからこそなのか、それとも今の世界線でも付き合いだしたら同じような呼び方をするのか、わたし気になります。


　ただまあ普段は（表向き）「斉木くん」と呼んでいるわけだから、普通に考えたら「楠雄くん」と呼ぶはず。
　やはり、あの世界線の照橋さんは、彼氏に「名前＋さん」付けをするような、ちょっと古風な女性を演じていたのかもしれない。

　とはいえ、いま現在の表向きの呼び方である「斉木くん」や、心の中の「斉木」という呼び捨てとのギャップがあってとても輝くので、最終回では是非とも「楠雄さん」呼びであってほしいなあ。

【青春兵器ナンバーワン】
第35話　節電
　先週は正直イマイチだったのだが、今週はさすがの面白さだったと思う。

　ただ、今回の面白さは主にエージやMAPPOのおかけであって、ツーのキャラ自体は今もあまりハマっていないのがやや不安。

【ぼくたちは勉強ができない】
第21話　それは【x】の天才と繋がる禁断のものである
　Cカラーはめでたいのだけれど、ドベ2となると手放しでは喜べないなあ。
　まあこの時期でのカラーの有無は大きいので、打ち切りレース的には一歩抜け出したとは言えるかな。

　次期打ち切りの危険度で言うと

マリー＞＞＞ロボ＞＞ぼく勉

　といったところだろう。

【腹ペコのマリー】
　あああぁぁ……。
　スベッていることを自虐したネタがド滑りするという最悪のパターン……。

　どうして……どうしてこうなったんだ……。どうして……。