宇宙世紀の日本ってまあまあ残存してる設定(アムロが母親と再会したのが日本)だったはずなんだけど、めちゃくちゃ荒廃しとる。
あんなとこにちゃんとダミー企業の看板つける意味ある?
第5話の感想はこちら
【シャリア・ブルの殺人】
ギレン総帥のシークレットサービスが隠蔽とかしてくれるんだ。
キシリア派が勝手にやってる赤いガンダム探しのせいで起きたのに?
シャリア・ブルがギレン総帥とも繋がってんのかな。
だとすればキシリアとサイド6大統領との極秘会談も漏れてることになりそうだが。
いや、「ジオン兵がサイド6の軍警を殺した」なんて総帥派にとっても当然不都合なので、そこに派閥は関係無いということか。
勿論、キシリア派にとっては総帥派に大きな借りを作ることにはなるんだけれど、シャリア・ブルはそこに全く頓着はしていない為、「総帥のシークレットサービスの手を借りる」選択肢が出て来る、と。
にしても、軍事的にはまともな戦力も持っていない身で軍警もよくあんな強行策に出るよなあ……。
あれを口実にまた占領されるとは微塵も考えていないということは、やっぱり現在のジオン公国はかなり宥和的な外交姿勢を見せてるんだろうね。
【バスク・オム!】
お前かい、キシリア暗殺(たぶん未遂)犯は。
こいつらはこいつらで何故キシリアを殺そうとしてるんだろ。
政敵が消えてギレン一強になるだけで、むしろジオンの内紛の芽を摘んでしまうことになるのでは。
ギレン派の仕業に偽装しようって感じでもないし。
と疑問に思ってたんだけれど……
◤キャラクター解禁◢
— 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) (@G_GQuuuuuuX) 2025年5月14日
バスク・オム
Bask Om
CV: #安元洋貴#GQuuuuuuX #ジークアクス pic.twitter.com/FZ6XEO4s46
このプロフィールを見る限り、「極右の特殊部隊」設立の箔付けにキシリアの首級を挙げて拍付けしようくらいにしか考えてなさそうやね。
ギレン派の仕業に見せかけた偽装工作をするつもりじゃないかと言ってる人も見たけど、ジオン公国の量産機でもなんでもないサイコガンダムを使っておいて、それはさすがに無理でしょ。
それにしても、地球の企業からの物品を受け付けていたということは、サイド6は地球ともまだ通商があるみたいなのに、その地でサイコガンダムを大暴れさせるとは……大馬鹿野郎と言うしかない。
まあ、もしかしたらサイコガンダムが暴れ回るのはバスク・オムにとっても想定外の可能性も無くはないけど、あんな物騒なもんを、不安定な実験台に与えてる時点でなあ。
敗戦国なのにメンタルは正史の戦勝国のまま。
【毒ガス】
バスク・オム属する連邦軍の情報機関について、「毒ガスを使うヤバイ連中」と木馬のオペレーターが噂してたけど、バスク・オムもジオン兵には言われたくないと思う……
とツッコもうとしたのだが、ジークアクス世界ではジオン軍は独立戦争中に毒ガスは使っていないのかもしれない。
確かに、「ジオンがコロニー落としの際に毒ガスで邪魔な住民を皆殺しにした」設定はあまりにも有名になっているものの、原作アニメでは毒ガス使用の描写は無くて、あくまで外伝等での後付けに過ぎないんだよね。
ジークアクスではその設定を採用せず、原作のアニメ内で描写された設定だけを踏襲しているから、この世界線では毒ガス使用されておらず、だからジオン兵がバスク・オム達の所業に引いていたと考えるのが自然か。
もっとも、仮に毒ガスは使ってなかったとしても、コロニー落としによる大量虐殺は間違いなくしてるんだから、どっちにしろではあるけど。
【アンキーとナブ】
アンキー=マチルダ説あえなく撃沈。
まあ、前も書いたけど、マチルダさんみたいな人気キャラを登場させて、落ちぶれてる設定にするタイプの作品じゃないよ、ジークアクスは。
アンキーはマチュに聞かれているのを知りながら全て話したんだろうけど、対するナブも彼女の真意を解った上で、「マチュと赤いガンダムのパイロットに全てを捨てさせて逃亡させる」というアンキーの思惑に賛同できなかったんだろうね。
だから、マチュに日常に帰るよう最後の警告をした。
1話の頃からナブは、子供にクランバトルの話をするアンキーを軽めに注意したり、3話でマチュが勧誘された際にも彼女に家に帰るよう叱責したりと、一貫して「恵まれた人間」であるマチュを遠ざけようとしてたからなあ。
一番の常識人で、善性の人だと思う。
アンキーがマチュに自分を重ねているんだとすると、彼女も「ジオン公国の上流階級にいながら、男のために家を捨てて出奔し、全て失って落ちぶれた」人間だったのかもしれない。
自分が果たせなかった夢を、マチュに託してるんじゃないかな。