消去法だけど。
【火ノ傷の男】
以前の記事で書いた通り、エルバフ編では最後のロード・ポーネグリフ争奪戦が勃発すると考えられる。
最後のロード・ポーネグリフは「火ノ傷の男」が所有しているそうだから、その人物はエルバフを拠点としているということになる。
そもそも、当初、最後のロード・ポーネグリフは魚人島に設置されていた。
魚人島にそれがあることを把握していたエルバフ在住の人物。
「火ノ傷の男」の正体は、元ロード海賊団船員であるスコッパー・ギャバンである可能性が高そうだ。
ネプチューン王の許可を得て、最後のロード・ポーネグリフをエルバフに移設したのだろう。
おそらく、海賊王の座に相応しい男が現れるまで、ワンピースを守るために。
【石化の能力】
さて、カラー版で第668話の扉絵を見ると、白ひげとエースの墓に供えられた遺品が石化していることが分かる。
墓参りに来た何者かが、彼らの遺品が朽ちるのを防ぐため、悪魔の実の能力で石化させたと考えられる。
その人物こそ、スコッパー・ギャバンではないだろうか。
こうやって事前に能力をチラ見せする辺り、それなりの重要人物だろうし、その中で白ひげとエースの墓参りに来るキャラというと、もうロジャー海賊団のNo.3であるギャバンくらいしか思い浮かばない。
【大渦】
彼の能力が無生物の石化だとすると、火ノ傷の男が駆使するというこの技にも関係してきそうだ。
例えば、スコッパー・ギャバンが触れたモノの特定の部位を石化させることが可能なら、一定の範囲の海水を石にすることで、突如、海流を変えられる。
アーロン一味が得意としたこの戦法を、船上にいながらにして実行できるのだ。
ギャバンはロジャー海賊団の航海士のようだから、海流についての知識も豊富に違いない。
正確に海水を石化させ、自由自在に大渦を作り出し、離れた位置にいる敵船を沈めることなど朝飯前だろう。