ネオ天草ブログ

ONE PIECEや胎界主の感想を主に書いています。

パチンコに初めて行った

 TLに流れてきてた、ゴジラのパチンコ? みたいなやつをやろうとした。

 

 人生で一度くらいはパチンコをやってみようと思った。

 無論、私は闇金ウシジマくんを読破しているので、パチンコが害悪だとは思っているのだが、一度くらいは大丈夫だろうと考えたわけだ。

 もっとも、真の悪はパチンコそのものよりも、安易な借金を可能にする消費者金融やカードローンだと思うが。

 いずれにせよ、ひょっとしたらビギナーズラックで稼げる期待を抱いて、パチンコ店に入店した。

 店内は狭い。
 私としてはなるべく新しいパチンコを打とうと思っていたのだが、その機種がどこにあるかもまずわからない。
 店内を散々ウロついた挙句、ようやく見つけたゴジラとエヴァの機体はほとんど埋まっており、奥まで進んで空いてる席を見つけたものの、そこには缶コーヒーが置いてあった。

 単なる忘れ物なのか、缶コーヒーを置いていること自体が、席の確保の暗黙の了解なのかさえわからない。
 逡巡している間にまた近くの席が空いていることに気付いた(あまりにもギュウギュウで、最初は席が空いていることも分からなかった)ため、そこに座ったわけだ。

 

 が、そこでまた思わぬ障害が見つかった。
 そもそも、パチンコの打ち方が全く分からないのである。

 現金を機械に入れるものだと思ってたから、財布を出そうとしたのだが、そこでカイジの沼では事前にカードを購入していたことを思い出した。

 あの紙幣を入れると思われた隙間は、本当に現金を入れられるのか、事前購入のカードしか挿入できないのか。
 そう考えた途端、一気に恐怖が押し寄せた。

 気付けば私は財布を仕舞い、あのクソ狭い椅子から立ち上がっていた。
 隣の人間どもに、「あ、こいつパチンコ初心者だな」と思われたくなかったからである。

 

 かくして初めてのパチンコ体験は、こうして幕を閉じた。

 来店前に懸念していたのは、脱法的換金所の場所が分からないことだったのだが、まさか打つことすら叶わないとは。

 やはりギャンブルは恐ろしい。
 そう思わされた一日であった。