オ(ウ)はもう出てこないんだろうか。
【合一】
なるほど。
「リ」と「ス」の反応や、合一躰の外見に男性体であるはずの「ウ(オ)」の特徴が全く反映されていないことからすると、どうやら合一した場合、格下の存在は上位の存在にほとんど取り込まれてしまうのだろう。
吸収に近いのかもしれない。
他の神獣が全く合一していないのも納得である。
逆に言うと、その状態を受け入れるくらいに、「ヨ」と「オ(ウ)」が親密かつ合理的なのだろう。
ただ親しい間柄なだけでは、会話の相手を失う恐怖からやはり合一には二の足を踏むだろうし。
それにしても、一度合一すると再び分離することはできないのかな。
「オ(ウ)」にもう二度と会えないのかと思うと、やはり寂しい気もする。
【ホムンクルス】
色々と謎の多いシーンである。
まず、ホムンクルスにこれほど鮮明な自我があったのが驚きだが、これが元来持っていたものなのか、サタナキア六王陛下の干渉を受けて芽生えたものなのかが分からない。
前者だとすると、椅子にされたり自販機にされたりと、かなりとんでもない扱いをされているので、陛下の夢操作の影響によって強い自我を作られたのではないかとは思うが。
元来、自我が薄い(それ故にリョースにも便利に使われている)ホムンクルスのような存在は、眠っていなくてもサタナキア六王陛下による精神操作がある程度可能なのかもしれない。
あと、ホムンクルスの意識を乗っ取って外部の情報を仕入れたりできるのね。
これも相手がホムンクルスだから可能なのか、人間でも可能なのか、どちらなんだろう。
今のところサタナキア六王陛下に直接意識を乗っ取られたキャラはいなかったように思うが。
【東郷】
陛下は東郷善は死んだと考えているようだが、主水が「ス」を使って色々と暗躍していたことはホムンクルス越しに知ってるはずだよね。
この東郷の動きについてはどう思っているのかな。
ただ単純に東郷家によるロックヘイムでの権益拡大程度に見ていて、軽視してるのだとすると、東郷の動向によって陛下の陰謀が崩されるのかもしれない。
善が姿を消して、夢すら見ないようにしているのも、サタナキア六王陛下の暗躍を把握し、彼から隠れる為のように思えるしなあ。