サターン聖がエッグヘッド編で崩御することが前提。
※以下、ネタバレ注意
【新しい海軍】
第1086話にて言及された「新しい海軍」。
わざわざこうやって言及されるということは、センゴクからサカズキへの元帥の交代以上の大きな変革が起きるということなのだろう。
しかしながら、一体どういう形で海軍が変わるのか、正直なところ全く想像できないでいたのだが、元帥の交代以上に大きな変化をもたらし得る存在があることに気が付いた。
それこそが、科学防衛武神である。
その名称から、科学防衛武神は五老星の中でも海軍等の軍事組織を管轄する役職と考えられる。
海軍を統括する武神の交代による組織の変化こそが、「新しい海軍」なのではなかろうか。
【神の騎士団】
↑の記事で書いたように、私は「神の騎士団」とは五老星候補を育成する為の機関だと予想しているが、いくら一般的な天竜人とは違う服装や言葉遣いをしていても、彼らもまた現代の天竜人でしかない。
数百年前から生きていると思しき五老星とは、大きく価値観が異なるだろう。
サターン星がこれまで維持してきた海軍の在り方を大きく覆し、現代の天竜人の視点で「改革」を行おうとするかもしれない。
【海軍が冬の時代に?】
七武海制度撤廃を主導した藤虎はSSGが作る新兵器が今後の海軍の戦力を支えると信じていたが、そのSSGも最早政府に粛清される羽目に陥っている。
セラフィム以上の兵器を海軍が手にすることはできなくなったわけだ。
野に放たれた七武海が新たな脅威となり、加盟国各地では革命軍の扇動による武装蜂起が続発。
ただでさえ逼迫しているこの情勢下で、新たな科学防衛武神の「改革」によって掻き回されたりしたら……海軍という組織が崩れていくかもしれない。
「新しい海軍」が現在よりも海軍が強くなることを指すとは限らないのだ。
昨今のワンピースではドラゴンやベガパンクの台詞等で「本当の敵は海軍ではない」ことが強調されているが、もしかするとこれにより、世界政府と海軍の関係に亀裂が入ることになる可能性はある。