クイーン様がヴィンスモーク一族だとしたら、本名はなんだろうな。
兄(?)の名がジャッジだから……ヴィンスモーク・レフェリー、とか……無いな。
第991話の感想はこちら。
【扉絵】
フラグが立った時にも書いたけど、ローラに惚れ込んでるロキ王子が嫉妬に狂い、エルバフ王国軍を率いてファイアタンク海賊団を襲う展開くる?
あまりエルバフの戦士らしくはないけど。
【ヴィンスモーク一族?】
ほほお、第936話で最初に予想したときには自分でもやや突飛かな? と思っていたのだが、やはりクイーン様はジャック・ベガパンク・シーザーが属していた、「無法な研究チーム」の一員だったようだ。
んーでもって、もう一つ踏み込んで考えてみると、「クイーン様はヴィンスモークの生まれ」、つまりサンジ達の親戚という線もあると思うのよね。
ってことで、去年書いた記事がこれ。
【ヤマトの能力】
【残党】
>「オヤジの声が――まだおれ達を縛ってるとでも思ってんのか?」
>「残されたおれ達は、自由なんだよい」
マルコのこの台詞は、まだ光月おでんに縛られたままの赤鞘との対比になっているんだろうね。
やはり、赤鞘とカイドウの対決は負けイベントのようで。
赤鞘が先代の主君である光月おでんの声から「自由」になり、この先の未来を自分達で考えるようになった時に初めて、カイドウと決着をつけられるのだろう。
【赤鞘9人男】
赤鞘ツエー……。
こんな奴らがゴロゴロいたんなら、そりゃまあ世界政府も手を出せないよ。
とはいえ、なんかやけに「カイドウがボコボコにされてる」みたいな事を言ってる人がいたけれど、冷静に読むと桃源十拳以外は実際にはほとんど外傷を与えられてないんだよね。
斬撃は口の端をちょっと斬っただけ、打撃や熱息奉還に至っては外傷ゼロ、そして唯一まともな傷を与えた桃源十拳にしたところで、大したダメージにはなっていない。
主力となっていたイヌネコのスーロン化はもうじき解除せざるを得なくなるだろう事を考えると、むしろジリ貧に追い込まれてるのは赤鞘の方なわけで。
カイドウからしてみたら、この状況は大した脅威でもないんだよね。
こうやって改めて書いてみると本当に無体だな……。
おでん城を吹き飛ばした熱息を本人に返してさえ、カイドウを疲弊させることすらできないとは。
【ブラックマリア】
姐さん、カイドウもいなくなってもなお、お座敷でお喋りとは自由過ぎるな。
彼女が奏でた曲の題材と今週の状況は全然合致していないけれど、どちらかと言うと後々の展開への前振りかもしれない。
「逢いたくてもかなわなかった2人がついに出会う」に一番該当しそうなのは、やはり、モモの助と日和様だろうか。
日和様の動向も長らく不明なままだが、鬼ヶ島にやって来るのかな。
ふと思ったんだけど、ブラックマリア姐さんが謎にデカいのって、ひょっとしてナンバーズの1人だったりしない?
人並みの知能を持っている代わりに、大きさが他の失敗作よりも更に小さい古代巨人族の成り損ない、とか。
まあ、カイドウもジャックもおんなじくらいデカいんだけどさ。
【死という完成】
なんかカイドウさんが格好つけてるけど、悪魔の実を2つ食べるといった確実な死の手段を取っていないことからも、この人の場合はメンヘラのリスカと一緒で、本気で死ぬつもりはさらさら無いんだよね。
「あー、死は人の完成だから早く終わりたいわー。侍と同じくいつでも死ぬ覚悟は出来てるんだけどなー、誰もなーおれを殺せないからなー。辛いわー。かー。早く完成したいんだけどなー」
空島からの投身という何の名誉も無い手段で自殺に及んでることもそうだけれど、そもそもが「趣味:自殺」ということは、日頃からああいうことを繰り返してるわけなので、カイドウ自身には「名誉ある死」への拘りはさほど無いはず。
「この世界は退屈だー、死にたい死にたい」と言いながら、絶対死なない方法で自殺を試みて、「あー、また死ねなかったわ」と言ってるだけなんだろう。
他の方の感想を読むと、カイドウがこのようなメンヘラになったのは、光月おでん公が理由だという説が主流のようなのだが、私としては、彼がかつて仕えた船長、ロックスが原因だと予想している。
「見習い」ということは、カイドウは周囲の船員とは違い、他の海賊団から引き抜かれた訳ではないから、ロックスによって見出され海賊となったはずなんだよね。
となると、カイドウにとってロックスは人生の核心をなす大きな存在だった可能性が高い。
ルフィにとってのシャンクス、あるいはベラミーにとってのドフラミンゴのような人物だったのではなかろうか。
敬愛する船長ロックスを失ったことで、世界を退屈だと思うようになったんじゃないかなあ。
カイドウはキッド達の前に現れた(落ちてきた)時、「こんな退屈な世界壊れてもいい」と口にした。
つまり、カイドウにとって世界が壊れることは二義的なものであり、彼にとって世界は「壊れようが知った事か」程度の存在であって、目的はあくまで「世界最高の戦争」そのものなのだろう。
これも、最強の海賊団を率いて、世界を支配せんと世界政府に戦争を仕掛けた、ロックスにあやかったものとも想像できる。
とはいえ、カイドウが光月おでん公に対して、並々ならぬ拘りを持っているのもまた事実だ。
彼としては一騎打ちを卑怯な手段で勝ったことへの蟠りが未だに消えないのだろう。
一方で、光月おでん率いるワノ国の侍軍団と戦争するにはまだ戦力が足りないと判断した際には、民を人質に取った卑劣な手段でおでん公を騙し、あまつさえそれを悪びれるどころか嘲笑してすらいた。
『個』としての強さに絶対の自信があるからこそ、「一対一」の戦闘にだけは、強烈な想いがあるようだ。
黒炭ババアもまさか、おでん公に対してあんな卑怯な手で時間稼ぎをした男が、人質偽装くらいでキレるとは考えもしなかっただろうな。
【ジョイボーイ】
おっと……?
確かに、人魚姫と再会する『現代のジョイボーイ』はルフィではないとは予想していたのだが、「世界を夜明けに導くのはキミなんだよ」というヤマトの言葉が真実なら、ジョイボーイ=モモの助なのか?
光月家は空白の100年でジョイボーイに協力し、ポーネグリフを造る程の友好関係にあった。
となれば確かに、両家の子供が婚姻していても不思議ではない。
モモの助は光月家の嫡子でありながら、更にジョイボーイの子孫でもあり、海王類達が待ちわびた、現代に現れるもう一人の王なのかもしれない。
……と、思ったけど、海王類はロジャー海賊団が魚人島に来た際に『もう一人の王』を「遠い海でも生まれるね」と言ってるから、あの時点で既に生まれていたモモの助はジョイボーイじゃなかったわ。
ごめんな。やっぱりシャンクスの息子がジョイボーイってことで。
となると、「世界を夜明けに導く」というのは、ワノ国の将軍としてジョイボーイと人魚姫を同士を引き合わせる役目って意味なのかな。
【その他】
・雷ぞうが能力者というのは初情報やね。
・何でも自由に出し入れできるマキマキの実?
・こんな能力持ってるなら、4千人の侍を巻物に入れて島まで運べば船作らなくてもよくなかった……? 容量制限があんのかな。
・ 「花の都の連中だけ平穏に暮らしてるけど、他の郷の人達との断絶大丈夫なん?」問題を、(やや強引に)解消してきた。
・「畜生、オロチのバックにカイドウさえいなきゃ」と泣いてる坊さんは武器の仲買をしてた奴だよね。
・お前も泣く泣くオロチ様の命令で働いてたのか。
・正直信じられないが。
・右脳塔www
・頭蓋骨に作った屋敷とはいえ、どんなネーミングを。
・バオフォンの能力は何の悪魔の実でしょうね、これ。
・「紙」か「墨」に関係した能力かな。
・股間が亀になってるギフターズ、完全に狙ってやってるな尾田先生。
・これやっぱ亀の口からオシッコその他が出る身体になっちゃってるのかな。
・そういやこの氷鬼、パシフィスタに黄猿のレーザーが搭載されていたみたいに、青雉の協力を得てヒエヒエの実の能力が転用されてる可能性がある?
・モネの方が近い関係ではあるけど、ユキユキの実はあんな風に瞬時に凍らせる性能は無さそうだからね。
・アニオリでたしか、カマイタチを放てるだけの「カマカマの実」のパラミシアがいたよね。
・ベガパンク製の人造悪魔の実について新説。
龍、というかゾオン系幻獣種なんでもアリすぎる😢
— いいなの𓅪☜ (@iinano) October 26, 2020
自分と同じ悪魔の実を人工で作らせるワケだ…たぶんヤマトが食べる用のやつだったんだろうけど#今週のワンピ
・20年以上前からパンクハザードと繋がってたことを考えると、確かにあの龍の悪魔の実はカイドウの依頼で作られた、という可能性はあるのか。
・焼いて塞いだってことは、チョッパーやローの医者チームをもってしても、もう菊之丞の腕がくっつく事は無さそう。
・この島、菊之丞、キッド、クイーン、ネコマムシと、4人も隻腕キャラがいるのよね。
・ヤマトは8歳の時点で男装している様子。
・やはり、もともと男として育てられた可能性が高そうか。
・大相撲インフェルノも、エンドレスに強い奴らと戦わせて、最終的には必ず殺すことを目的とした単なるショーだったから、今回の「ゲーム」も本当は相手にチャンスを与える気などさらさらなく、アプーに持たせた抗体は偽物な予感がする。
・なるほど、島にいた謎のシルエットの正体はお玉ちゃんでしたか。
・彼女のキビキビの能力は、スマイル能力者を操れるので、こっから猛威を振るうぞ。
・前回、ヤマトとモモの助のところで引いたから、副題の『くの一の誓い』ってのはしのぶちゃんの事だろうと読者に思い込ませて、お玉ちゃんを出してくるの、まーこの手のミスリードが本当に上手いよね、尾田先生は。
・ナミさんが嘘であってもルフィが海賊王になることを否定できなかったのは、ベルメールさんが嘘でも娘達の存在を否定せず、死を受け入れたことと重ねた演出だろうね。
・ルフィと共に表紙を飾ったヤマトは塗りの問題なのか、あんまり可愛くないですね……。
・化粧ミスってケバくなってる感じが。
・んーでもって、よいではないかしてるのは、どっこい生きてたオロチ様かな。
・この状況で隠れ潜みもせず芸者遊びとは彼の性格からすると考え難いけれど、どっかに隠れたものの、暇すぎて連れ込んだ女とこっそり遊んでる声を、サンジの地獄耳で聞きつけられたのかも。