5話分まとめていきまーす。
- 【扉絵】
- 【黒炭カン十郎】
- 【ヤマト】
- 【スクラッチメン・アプー】
- 【アプーの能力】
- 【アプーの行く末】
- 【クイーン様が消したい人物】
- 【半魚人?】
- 【バジル・ホーキンス】
- 【不死鳥マルコ】
- 【ビッグマム海賊団】
- 【ナンバーズ】
- 【イゾウ】
- 【海賊王?】
- 【その他】
第978話『飛び六胞登場』 の感想はこちら。
【扉絵】
ま、そりゃ生きてるよね、パウンドさん。
ペドロも生きたまま捕縛されていて、ビッグマム海賊団の後続がワノ国に連れて来ると予想。
それにしても、遭難して流れ着くということは、ドレスローザとトットランドは距離が近いのかな。
移動するゾウを挟んでるから距離感がよくわからないけど。
もしトットランドがドレスローザに近いとすれば、トットランドから5日程度の航海で着くワノ国も同様だよね。
世界政府の勢力圏と四皇の本拠地の位置が結構隣接してるな。
そして、これはローラとゴッティが結婚する流れ?
だとすると、ロキ王子の嫉妬を買って、後々ファイアタンク海賊団がエルバフから狙われる展開も考えられそう……いや、エルバフの戦士がそんな狭量だったら嫌だな。
【黒炭カン十郎】
集合地点変更の報告が4日も遅れた事に続き、またしてもオロチ様への報告が手遅れになったカン十郎。
遅れの理由を百獣海賊団の下っ端による妨害と言っていたけれど、彼らが内通者の事を知らなかったとしても、事情を説明すればオロチ様の前に連行くらいはするだろう。
つまり、カン十郎は彼はわざと遅延行為をして、報告を遅らせていると見るべきだ。
ラフテルに関する報告にしてもそうだ。
確かにカン十郎はラフテルへの直接的な手懸かりを光月おでん公からは聞かされてない。
だが、少なくとも彼はロード・ポーネグリフがゾウにあることを知っているはずだ。
にも関わらず、カン十郎はラフテルについて問われても、それをオロチ様に伝えなかった。
言えば再びゾウが襲撃を受けかねないからであろう。
要するには彼には「光月家の為に生きたい」という本人にも自覚できていない本音があり、何のかんのと理由を付けて光月軍に有利になるよう無意識に行動しているわけだ。
【ヤマト】
第921話の感想でも書いたように、私はカイドウについては、
「人化能力を持つモデル龍の悪魔の実を食べた人ではない生物」
という説を推しているので、その子供であるヤマトは人間でも龍でもない別の動物と予想していたのだが、まるっきり普通の人間であった……。
うーむ、カイドウは人間ではない事が示唆されているので、その子供であるヤマトも当然そうだと思っていたのだが。
まあ、これは母親が人間だとすれば説明はつくかな。
つまり、ヤマトは人間の母親と、人間以外の何らかの生物であるカイドウとの間に生まれた半人半獣である、と。
顔を面で隠しているのは、そこに父親の本来の種族の外見的特性が現れているからかもしれない。
長い顎髭が生えているので、口調の割には年齢が行ってるのかな。
38年前のロックス時代はまだ見習いだったことからすると、カイドウは50代と考えられるので、ヤマト坊っちゃんは30代くらいだろうか。
もっとも、もし上記の通り顔に人外の外見的特徴が現れているのだとすると、この長い髭がまさにその生物由来のものであり、年齢は関係無い可能性もあるけど。
あと、服装が光月おでん公が着ていたものに似ているけれど、彼の死に様を見て憧れてたり?
だとすればカイドウを嫌ってルフィに味方するのも理解できる。
カイドウの息子に八岐大蛇を退治した日本武尊の名前が付けられている事に違和感があったのだけれど、父親と敵対していたからだったのね。
手錠が付けられているのは、父親に逆らった為に檻にでも閉じ込められていたのだろうか。
ただ、その割には現在は自由に行動しているようだが。
【スクラッチメン・アプー】
ホーキンスは「スクラッチメン・アプーは元よりカイドウの傘下に入っていた」と言っていたけれど、ササキやフーズ・フーは「元船長」と呼ばれていて、自分の海賊団はもう持っていないようなんだよね。
解体・吸収された海賊団の事も「傘下」と呼んでいるのか、あるいはオンエア海賊団は特別に存続が許されているのか。
どうやらオンエア海賊団は百獣海賊団の一員である事を隠して「情報屋」として活動しているようだから、特別扱いという可能性が高そう?
そもそも、アプーって組織内においてどの程度の地位なんだろうね。
クイーンにこそ「さん」付けしていたけれど、ジャックの事は呼び捨てだったからなあ。
真打ちであるシープスヘッドは「ジャック様」と呼び、同じく真打ちのホーキンスも敬語でジャックに接していたから、少なくともヒラ真打ち以上の地位にはいるようだけど。
ナンバーズと一緒にワノ国に帰ってきたようだし、やはりナンバーズの一員なんだろうか(そもそもナンバーズの地位もよく解らないのだが)。
【アプーの能力】
鳴らした音さえ届けば触れずに相手を攻撃できるオトオトの実(仮)。
これは武装色の覇気で防御可能なのかな。
パンクハザードでオペオペの実の能力による遠隔攻撃をスモーカー中将が覇気で防いでいる描写があったから、アプーの能力に関しても同様である可能性は高い。
能力に覇気を纏ってないと、黄猿には効かなかったのに、ルフィには打撃技が効いた理由の説明がつかないしね。
現在のアプーは能力で発した打撃・斬撃にも覇気を纏わせていて、それを上回る覇気さえ(無能力者なら)特定の部位に纏っていれば効かないと考えるべきかな。
【アプーの行く末】
最終的にアプーはどういう立ち位置になるんだろう。
敵を怒らせて逃げるのが好きというシャボンディでの言動があるので、カイドウに降ったのも、裏切り行為を働いて怒らせるのが目的とも考えられるけど、それだとベッジと被るんだよね。
なので、アプーはこのまま百獣海賊団の幹部として倒されるかもしれない。
【クイーン様が消したい人物】
消したい奴ねえ。
真っ先に思い浮かぶのは潜入捜査官であるドレークだが、さすがに彼の正体はまだバレていないだろう。
強力な情報網を持つビッグマム経由で知られたのではないか、という予想もあったが、海軍大将ですらドレークの潜入は知らされていない程なのだから、さすがのビッグマムでも情報を得ていたとは考え難い。
そもそも、ドレークの潜入に気付いていたら、キングもジャックもいたカイドウとの謁見の場で殺されているはずだ。
今のところフーズ・フーが何かクイーン様と因縁がありそうな雰囲気を出してるが、他にクイーン様と関わりのあった飛び六胞と言えば、狂死郎一家と揉めた蕎麦屋の粛清を命じられてたページワンとドレークくらいか。
その蕎麦屋にやられたページワンが「消したい」対象だったり……?
まあでも、それ言ったらドレークに至ってはあの時戦ってすらいないんだけど。
それにしても、大看板の気紛れで飛び六胞があっさり処刑されて首がすげ替わる百獣海賊団はやっぱり四皇の中でも飛び抜けて嫌な組織ですね。
ビッグマム海賊団のが遥かにマシだわ。
【半魚人?】
このグラサンも飛び六胞かナンバーズだと思ってたんだけれど、どうもただのヒラ真打ちっぽいな。
果たして再登場するんだろうか。
この魚人的なギザ歯を見て、もしかしたらササキと同一人物か? と思ったけど、あまりにも服装が違い過ぎるし、ササキは「カイドウさん」と呼ぶからさすがに無いか。
ただ、このギザ歯は気になるよね。
例えばこの人もササキもジャックと同様に半魚人で、血縁関係にあったり?
……などと考えていたのだが、ササキは純魚人ではないかという見方も。
ササキさんはジンベエなんかと似てるから純血の魚人っぽいよね。
— フッカフカ(低浮上) (@hukahukaarmor) April 28, 2020
やはりジャックさんは混血の魚人なんだろうか…
口さえ見えてなければ普通の人間だもんねあの人
…まぁ身長8m以上の時点で普通ではないけど…
なるほど、見たところ魚類っぽさを感じなかったのでその可能性は考えていなかったのだが、言われてみればジンベエなんかも歯以外に魚人と見分けられるのは手と肌の色くらいだしなあ。
一方、うるペー姉弟が半魚人という考察もあった。
うるティとぺーたんのマスクの下が知り隊の研究結果を述べます。ドレークと同じリュウリュウであれば人獣型の時の口元は人のような口元になります。しかしぺーたんはギザギザしてます。なので姉弟二人とも「ギザっ歯」では無いでしょうか。しかし、(続
— ポーネグリフのARIMO🛡🏝 (@ARIMORIA) April 28, 2020
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確かにこれも説得力がある。
だとすると、うるペー姉弟こそがジャックの妹弟という可能性もありそうだ。
フーズ・フーさんが「大看板がポックリ死んだら~」という話題の例にジャックではなくクイーン様を持ち出したのは、ジャックの身内があの場にいるから気を遣ったからなのかもしれない。
【バジル・ホーキンス】
・カイドウを前に心折れて軍門に降る
・同世代のドレークやアプーよりも下位に甘んじる
・ローを人質で脅して捕縛
・ドレークに裏切られてローにボコられる
等々、今はホーキンスが最悪の世代で一番格好悪いというか、損な役回りなんだよね。
今後、挽回の機会があるんだろうか。
【不死鳥マルコ】
白ひげの故郷が黒ひげ海賊団に狙われるかもしれないから来られないと言っていたのに、どういう心境の変化なんだろう。
百獣海賊団とビッグマム海賊団の同盟がきっかけ?
……と、すっかり勘違いしていたのだが、そもそもマルコが警戒していたのは黒ひげ海賊団ではなく、ウィーブルなんだった。
なるほど、七武海制度撤廃によりウィーブルに海軍の追手がかかったから、里を空けることが出来たのね。
【ビッグマム海賊団】
マムとカイドウの同盟成立から日が経っているのにまだ兄弟達がワノ国に上陸してなかったのは、トットランド本国に同盟の報告をして後続を待ってるものとばかり思っていたのだが、単に連絡を取るのが遅れただけだったのか。
そして、マルコに退場させられたということは、ビッグマム海賊団はもうカイドウ打倒まで戦闘に絡む事は無いのかと思わせといて、ペロスペローさんが復帰してくるという。
彼だけ飴の化け物で登ってきたということは、今度こそ船が転覆して他の兄弟達とは離れ離れになったのかな。
船ごと無事だったんなら、また船で滝登りを再チャレンジすれば良いだけだし、また落とされるのを懸念して人数を絞ったにしても、ペロスペローさん単独なのはおかしいよね。
……それにしても、シャーロット兄弟が一時退場する中で、1人だけ鬼ヶ島での戦闘に絡んでくるのがあの船での最強格であるスムージーさんではなくペロスペローさんな辺りが本当にスムージー。
【ナンバーズ】
てっきりナンバーズは覚醒したゾオン系の能力者で構成されてるのかと思ったら、少なくとも八茶はそんな感じではないなあ。
巨人よりも大きいというのも理由が全く予想がつかないし。
ますます謎めいてきた。一体どういう集まりなんだ。
飛び六胞との力量差も気になるところ。
ナンバーズよりも強いとすれば、飛び六胞はビッグマム海賊団で言う「(将星を除く)上位大臣」、つまりペロスペローさんやダイフク兄さん級の人がいることになるけど、もしナンバーズよりも弱い奴らの集まりなら、オペラさん程度ってことになり得るしなー。
【イゾウ】
白ひげ海賊団にもワノ国の情報はほとんど入らないという補足が入ったけど、実際のところイゾウとしては事態をどう受け止めてたんだろうね。
少なくともカイドウがワノ国を拠点にしてる事くらいは白ひげ海賊団も把握していただろうし、光月家がカイドウと手を組んだと捉えてたのかなあ。
確かに数百年続いた光月家の治世が終わるとは、ワノ国に生きていた人間こそ想像し難いので、ひょっとしたらイゾウは、
「光月家はカイドウなんかと組むようになってしまったのか……」
と多少の失望感を持って帰郷しなかったのかもしれない。
【海賊王?】
カイドウって本当に海賊王になりたがっているんだろうか。
何かその割には夢を追い求めてる感がビッグマムに比べても無いというか、退屈な世界壊れてもいいから世界最高の戦争がしたいとか言ってたしなあ。
ラフテルの情報求めてんのも、古代兵器目当てなのでは。
モネがドフラミンゴの真意を知らずに、彼を海賊王にしたがっていたように、うるティもカイドウの事を誤解してそう。
【その他】
・ビッグマム海賊団は傘下の海賊団をそのままの組織形態で組み込んでいたけど、百獣海賊団は独立した海賊団として存続することは許さずに解体しているのか。
・ホント、四皇と言っても多種多様である。
・羽ばたいた事で、ようやくキングの羽がインペルダウン職員のような装飾ではなく、本物であることが確定。
・まあ、インペルダウン職員はコウモリの羽のようだったのに対して、キングの羽は空島人と同様に羽毛のような見た目なので、そうだろうとは思っていたが。
・やはりキングは『堕天使族』の末裔。
・考察されていたように、目のマークを付けた百獣海賊団の人間は元々はフーズ・フーの船の部下だった者達か。
・宴会のスケジュール管理をしていた真打ちのバオフォンもそうなんだろうな。
・うるティとペーたんの所だけ別漫画を読んでるよう。
・カイドウがオロチと対面中に食べている肴は何なんだろう。
・「ぶちっ」と噛み千切るような食感なのに、噛むとバリボリ音が鳴るのか。
・モモの助をブラックマリアから奪ってる場面で、「オロチ様めっちゃデカいやん! 」ってなった。
・カイドウとよく並んでることもあって、頭こそ大きいけど、あんまり巨体という印象がなかった。
・ササキさんの持つ酒瓶が「鬼守」で笑っちゃった。
・「鬼殺し」に掛けた酒は漫画では定番だけど、これは意表を突かれたな。
・そうね、鬼の側だもんね百獣海賊団は。
・ササキの傳ジローへの態度が、普通に仲の良い飲み友達が来て喜んでる感じでちょっと辛いな……。
・傳ジローの側が完全に割りきってるのも含めて。
・百獣海賊団はこれまでの海賊団の中で圧倒的にモブ女が数が多いんですよね(次点はおそらく黒ひげ海賊団)。
・ビッグマム海賊団ですらシャーロット姉妹以外のモブ船員はほぼ男性なのに。
・傘下というか、吸収合併したフーズ・フーの海賊団内ですら女船員が多い。
・男女共同参画海賊団。
・うるティ相手にやや苦戦してるけど、ルフィはギア4を使わないとこんなもんなんだよねえ。
・そして、ギア4は時間制限がある上に、使用後10分間は無防備になるので、敵に時間稼ぎされるとそこで詰みかねない。
・この安定感の無さはルフィの大きな弱点だよなあ。
・ギア4を使っていないルフィよりはレイドスーツを着たサンジの方がおそらく強そう。
・うるティの獣形態がドレークやページワンに比べ、元のうるティの顔の割り合いが濃すぎるから、人面恐竜みたいでちょっと気持ち悪い。
・うるティは粗暴な口調の割りに、仕草が上品というギャップが良いよね。
・うるティのスカートの丈が短すぎてパンチラが描かれて無いか確認したけど、尾田先生はそんな人間ではなかった。