ロジャーが描かれる時って大体いつも三白眼だから、今回の引きは妙に目がキリっとしていて笑っちゃった。
第963話『侍になる』感想はこちら。
【人攫いのカルマ】
この人も頂上戦争で白ひげ傘下として登場していたね。
今回はただ失神させられただけで終わったようだけど、今後報復に来た時に軍門に降るのだろうか。
腕が6本あるし、最初は魚人、次に蛸の能力者かとも思ったのだが、それらの場合、自分の頭部に蛸の頭部が生えるているのがおかしいんだよね。SMILEならともかく。
つまり、あの蛸は単なる被り物なのだろう。
更に、はっちんのように腕が全く蛸の外見をしていない事も考慮すると、カルマは魚人でも蛸の能力者でもなく、腕が6本ある種族という可能性が高い。
ビッグマムのコレクションの中に、足が複数ある種族がいたが、それと同じく亜人種の中でも更に数の少ない種族なのだと考えられる。
もっとも、ビブルカードでは蛸の魚人と表記されていたようだが、まあ、ビブルカードの事だから、どうせまたやらかしただけだろう。
【5つの大陸】
先週から引き続き「世界に5つの島がある」というイヌアラシとネコマムシの思い込みが妙に強調されている所を見ると、かつての世界は本当に5つの大陸で成り立っており、それがミンク族には伝承されているのかもしれない。
バラバラの多数の島へと分裂したのが800~900年前の「空白の100年」の事なのか、あるいはもっと以前の古代の出来事なのかは分からないが。
最近だと聖地マリージョアの城が「パンゲア」の名を冠していることを筆頭に、「かつて世界は一つの大陸だった」なる話はONE PIECE界隈では割とよく言われてはいるけど、やっぱその辺が「一つなぎの大秘宝」に関わってくんのかな。
世界政府の旗も五大陸(あるいはロード・ポーネグリフとラフテル)を象徴しているのではないか、なんて話もあるが、もしそうだとすると、パンゲア城の名称の件もあるし、世界政府側はかつての繋がった大陸を忌むべきものとは考えていない事になるな。
仮に大陸の分裂が人為的に引き起こされたとすると、世界政府(旧連合国)がやったことではなく、敵対していた「巨大な王国」側の行いなのだろうか。
【おトキ様】
回想での錦えもん等との会話からもっとお淑やかな人を想像していたのだが、お転婆な女性だったね。
とはいえ、普段の礼儀作法はしっかりしてるので、身分の高い生まれなのだと推察されるけど。
天月トキという名前とその服装からワノ国の出身のようだが、800年前にトキトキの実を使用した時にいたのは外国だったのだろう。
モモの助達が20年後のおでん城跡に飛ばされた事から考えて、時間飛行しても飛んだ先の場所は変わらないようだからね。
あるいは、「5つの大陸が多数の島々に分裂する」地殻変動が起きたのが800年前だとすると、おトキ様は当時のワノ国にいたけれども、飛んだ先では既に『ワノ国の場所が移動していた』可能性もあるか。
ま、幼い頃からワノ国に行くことが念願だったと言っているので、元々国外にいたという方がありそうだが。
【光月おでん】
そう言えば、おでん公はおトキ様を見ても言い寄ったりはしないんだね。
6歳で遊郭に入り浸り、15歳で女達を攫ってハーレムを作っていた経歴から、生粋の女好きなのかと思っていたけど、あれは女の方から集まってきていただけで、本人は宴を開いて騒ぐのが好きなだけなのかもしれない。
あるいは、女遊びにももう飽き飽きして、外の世界への好奇心の前には霞んで見えるのか。
いずれにせよ、サンジが知ったら泣いて悔しがりそう。
【その他】
・今週も描かれないということは、30年前にはまだ黒ひげは加入してなかった様子。
・「人の倍の人生を歩んでいる」彼が、白ひげ海賊団に加わるまで一体どこで何をしていたのか気になるところ。
・現状、傳ジローがおでん家臣団の指揮官にしか見えないけど、一体オロチ様は何のきっかけで錦えもんを「キレ者」として警戒するようになったんだろう。