ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

ONE PIECE 第956話『ビッグニュース』感想【週刊少年ジャンプ43号】

 ハァ……ハァ……日本に、いや世界に……! ハァ……こんな、こんな面白い漫画があって良いのか……!? ハァ……ハァ……。

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 ワノ国編は間違いなく面白い。

 私が毎週、ワクワクしながら読んでいたのは、当ブログを読んで頂いている方なら伝わっていたことだろう。

 更に、この一週間は進撃の巨人の一挙無料公開に加え、五等分の花嫁の真・花嫁こと一花の無双展開もあり、この日本、いや世界三大おもしろ漫画によって私の脳は支配されていた。

 

 だが、今週のこのONE PIECEの内容は、それらを一気に超えていくものだった。

 そう、久々だこんな興奮は。

 例えるなら、子供の時にハリー・ポッターと秘密の部屋の存在を知った時のような、あの死ぬ程面白かった賢者の石の続編を読むことが出来ると初めて解った時の、得も言われぬ感覚だ。

 これ程の興奮を味わうのは、そう、「雷ぞう殿は、ご無事です」の回を読んだ時以来かもしれない。

 

 最高だ。

 最高過ぎる。もうこの感情を吐露するだけで疲れちゃったので終わりにしたいところだが、そういう訳にもいかないので、いつものように感想を書こう。

【扉絵】

 早い!

 いや、今さら前半の海に戻るのは大変過ぎるので、ローラも何だかんだで新世界に来てるだろうなとは思っていたけど、まさかドレスローザに既にいるとは。

 時系列次第ではあるものの、本編で既にリュウグウ王国の王族の面々が魚人島に戻っているということは、リク王家も帰還している可能性はあるのかなあ(ただ、ベッジに殺害された中に海兵がいるということは、王家はレヴェリー出席中だから国の警備についているのかもしれない)。

 

 ギター片手にローラの事を語るこの男は誰なんだろう。

 ただのドレスローザ国民なのかな。服装的にはそうも見えるけど。

【海軍本部機密特殊部隊SWORD】

 まさかだよ。

 いや、まさかですわ、これは。

 あーーーーー、完全に騙されてたわ。しかも、シャボンディ諸島からもう10年以上も。

 

 ドレークが海賊に身を堕としつつも、実は正義の為に行動しているのは最初から解ってたのよね。

 新世界に入った直後からカイドウ傘下に入ろうとしていた時点で、大いなる志を持っているのであろうことは明らかだったし。

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 とはいえ、彼は海軍に見切りをつけ、自身の正義を希求しているのだと思っていたから、コビーがドレーク(らしきシルエット)に連絡を取っている場面を見ても、「なるほど、ガープ・コビー・ドレーク・青雉あたりが独自に連携してるのかな?」と思ったくらいなので、ドレークが海軍本部特殊部隊所属だと明かされた時には、本気で目が真ん丸になったと思う。

 

 そう言えば、コビーはレヴェリー前の護衛任務時点では大佐だったのに、現在では少将になっている

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 これはレヴェリー中の革命軍との戦闘で成果を挙げて昇進したのか、それとも単なるミスなのかどっちなんだろう。

【黄猿とドレークの関係は?】

 私がドレークの事を誤解したのも、シャボンディでの黄猿とのやり取りのせいなんだよね。

f:id:neoamakusa:20190921025947j:plain まだドレークが登場して間もない時点でこの台詞を見たら、誰だって彼が海軍を除隊

したのは、ベガパンクの開発する兵器に危機感を覚えたせいだと思うでしょうよ。

 

 果たして黄猿はドレークが潜入任務に就いていると知った上で接していたのか。

 海軍本部大将という身分を考えると知っていたと考えた方が自然ではあるが、とはいえ、知っていたとしたら、この当時は単なるルーキーでしか無い海賊達の前でわざわざ「絶望もデカいと思うがねえ」などと語り掛けるのは不自然ではある。

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 そして、現代での赤犬ことサカズキ元帥とのこの会話。

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 さすがに海軍本部の頂点に立つサカズキがドレーク率いる『SWORD』の事を知らなかったとは考え難い

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 だとすれば、彼はワノ国の状況を比較的正確に把握しているはずだ。

 にも関わらず、「未知の戦力がある」という理由で黄猿を止めている。

 

 この事から考えると、黄猿は「機密特殊部隊SWORD」の存在について知らされていないと見るべきだ。

 おそらく、SWORDは海軍本部元帥直属の部隊であり、センゴクからサカズキへと引き継がれたものと思われる。

 黄猿はおそらく本気でドレークを攻撃していたのだろう。

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 ドレークがパシフィスタの技術に驚いていたのも、黄猿が言うような「絶望」とは無関係で、単純に海兵として開発の進捗に反応していただけだったのか。

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【CP-0】

 ドレークがCP-0の存在を知らなかったという事は、政府との取引は常にドフラミンゴの元へ集められて行われていたのか。

 

 海軍本部の機密特殊部隊すら知らないのなら、CP-0は自身の組織強化の為に、海軍を出し抜いて武器を買い漁っているわけか。

【レヴェリー】

>「強国同士は静かににらみ合い、子分同士を喧嘩させる」

 このコマからすると、八宝水軍が所属する花の国は、どこかの強国の『子分』なのか……。

 てっきり、西の海を代表する国家の一つだと思っていたので驚かされた。

 伝説級の元海賊を抱えてはいても、彼らは基本的に国家間の外交道具としては活動しないのか、それとも花の国の裏にいる国が首領チンジャオよりも強大な軍事力を有しているのか、どちらなのだろう。

 

 裏で構える『強国』は度々描かれるサングラスとチョビ髭の王と、どこかの女王と握手していた王か。

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 花の国と対立している「子分」国は、シラホシ姫を息子と結婚させようとしていた王のようだ。

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 あと、この世界にそんなに多くの対立する「宗教」あるとは思わなかった。

 基本的にキリスト教に似た宗教ばかり登場してはいるのだが。

【その他】

・リュウグウ王室が既に国に帰還済みとは。

・てっきり、レオの台詞からしても、もう一波乱あると思っていたのだが。

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我らがミョスガルド聖の次の登場はいつになるだろう。

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・というかこれ、レヴェリーの外でレオが姫の誰かを守る為に天竜人を攻撃し、それをミョスガルド聖のせいにされる流れなのか……?

 

・ビビかコブラ王が何者かに「殺人未遂」の憂き目にあったのかな。気になる所を伏せやがって。

 

・モルガンはよくこれまで始末されずに表の世界と絡んできたよね。

・レヴェリー前のレッドポートでも普通に取材しているし。

 

・サボコア尊い。

 

・ステリー王、まだサボの事を「兄様」と呼んでるんだ……もしかして、養子として入ったが故に、実子のサボに嫉妬しながらも実は憧れていたみたいな話が来る?

・だとしたら、ちょっとグッと来るな……。

 

・おつるさん、頼まれた通りにドフラミンゴに新聞差し入れてあげてんの!?

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