ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ8号(2017年)感想

 月詠へ向けた日輪さんの台詞で、彼を思い出した読者も多かったのではないか(多くない)。
グラハム

週刊少年ジャンプ7号(2017年)感想はこちら

※以下、ネタバレ注意

ONE PIECE次回予告】
 えええ、「ついにお茶会始まる!?」だと……!?
 この状況でお茶会あんの……? いやまあ、「始まる!?」だから嘘予告かもしれないけど。

ヴィンスモーク・ソラは『海の戦士ソラ』本人ではない
【ONE PIECE考察】プリンちゃんの“白”にアヴドゥルの魂を全部賭ける

約束のネバーランド
第23話 ブチ壊せ!!
 「お? 先週の予想が当たったかな?」と思ったらこれだよ。

 シスター・クローネを殺した鬼にはグランマの息がかかっているのかな。
 クローネはかなり大声で危険を訴えていたので、鬼達に聞こえていないとは考えにくいが、彼らは問い質そうともしていない。

 また、鬼に直訴することをクローネが試みてすらいない(グランマもそれを全く警戒していない)ことからしても、彼女は一部の鬼達すら従える地位にあり、グランマが連れている鬼=グランマの手の者、とクローネは認識していたのだろうし。

ブラッククローバー
第94話 一変
 んー、リヒト様の台詞がよく解らん。
 ファナは実はリヒト様の村が滅ぼされた時代の人間で、何らかの理由で現代に復活した?
 あるいはリヒト様の友人が転生した人間とかかなあ。

 それともここで言う「かつての友」とは「人間という種族全体」を指していたり?
 いや、だとするとファナの肉体に拘る理由がないか。

 ※追記
 カスミツキさんの仰るように、リヒトが「哀れ」だと言っているのはファナではなく「かつての友」かもしれない。

 つまり、「こんな人間共に期待していたお前(かつての友)は何て哀れな奴だったんだろう」という解釈が、今のところ一番しっくり来るかな。
 その場合だと、ファナは「耳長族」の記憶を植え付けることができる特殊な肉体の持ち主だったということになるから、彼らの一族の血が混じっているのかもしれない。


 カズレーザーの復活は素直に嬉しかった。
 彼はここで倒されずに決着を引っ張っても許せるくらいキャラが立ってる。

 というよりも、他のリアル・八輝将がですね……。キャラデザを見る限りカズレーザー程に魅力的になれる気が全くしない。
 しかも、マルスが離反してカズレーザーまでやられてしまうと、いきなり三輝将になっちゃうしなあ。

 ……あ、いや煙のオジサンに救出されたブロッコス将軍がまだいるから四輝将か。一応……。

火ノ丸相撲
第129話 鬼丸国綱と童子切安綱、再び③

 仲間達の技を借りるという、まるでゲームの最終決戦のようなノリ。

 潮の相撲が彼にとっては生き方そのものだということは十分描かれてきたから、潮がこれまで「引く」という技を使えなかったというのは説得力があるし、そのうえで、仲間達の心の支えが潮にその恐れを捨てさせたという熱い展開で、この辺はさすがの上手さだと思う。

 惜しむらくは、ナレーションとモノローグの多用で説明臭くなり、やや熱さを損ねていたことかな……。

鬼滅の刃
第46話 お館様

 鱗滝さん、冨岡さん……。そりゃあ、炭治郎も泣くよね。
 善逸の師匠と同じく鱗滝さんも元柱だったわけだが、やはり育手には柱だった人間が多いのだろうか。
 柱でないと引退する年齢まで生き残れないというのもあるのかもしれないが。

 短慮で融通が利かないだけの人に見えた煉獄さんが「もし、人が殺されたら取り返しがつかない」という真っ当な懸念をもって反論しているのも良かった。
 意外と言ったら失礼だけど、無辜の民が殺されることを最も恐れる心優しい剣士なんだな…。


 と一瞬騙されそうになったのだが、最終試験の内容を思い返すと、どう考えても鬼殺隊上層部(のほとんど)は人の命なんて何とも思ってないよな……。
 煉獄さんのこれも単なる方便で、本心はただ私怨から鬼を斬り殺したいだけなんじゃ。

銀魂
第620話 遅くても早くてもいけない

 「この気持ち……まさしく愛だ!!」
 「世界などどうでもいい……己の意志で!」

 
これ、まさかの月詠ルート確定……?
 銀魂でそういう終わり方は無いだろうなあ、と諦めていたから、万が一本当に月詠エンドになったら嬉しさで勝利の雄叫びをあげてしまいそうだ。

青春兵器ナンバーワン
第13話 選挙

 田中さんの「さん」付けは敬意の現れなのか、浦安鉄筋家族の金子先生的な扱いなのか、実は女子なのかどれだろう。

斉木楠雄のΨ難
第228話 Ψ子自慢!ママ友会議

 妻子? と思ったけど才子かな。
 海藤母は以前は無かった法令線が書き加えられているような。これが無いと斉木母の若さが際立たないからかもしれない。

 というか、何か微妙にまとめに入りそうな引きが……。
 まあ実写映画もあるし、アニメの2期も決定しているからしばらく終わることは無いとは思うんだけど。

僕のヒーローアカデミア
 波動先輩のキャラには正直ちょっとカチンときたな……。
 顔半分の火傷のことをあんな軽々しく訊くかね。天然じゃ済まされないと思うんですが。


 この場合のNo.1ってのはエンデヴァーさんことで良いのかな。
 つまり、プロも含めてエンデヴァーに次ぐ実力者ってことなのか。
 ともすればプロの株を下げかねないリスキーな設定だけれど、さて。

【GOLEM HEARTS(読み切り)】
大須賀 玄
 ジャンプの読み切り作品のテンプレ展開だし、特に驚きも無い内容ではあったんだけど、意外と悪くなかったかも。
 感情が無いはずのゴーレムが主人を引き留めるというのもベッタベタとはいえ、そういったお約束を上手く組み込む力はあったと思う。

 さすがに、これを連載で読みたいとは微塵も思わないが、次の読み切りにはほんのり期待したい。

【デモンズプラン】
 「正義慾」の悪魔「(極悪人と)闘う必要性はどこにあるの?」という質問はおかしくないですかねえ。
 必要性はなくても我慢ができないのが正義慾なんじゃ。

 しかし、実際にはこの正義慾さんは、56年間もの長きに渡りロブリオンが働いてきたであろう悪事を見て見ぬふりしてきたわけであるが。
 せっかく面白くなりそうな設定だったのに、どうしてこんなにつまんない使い方をしてしまうのか……。

 欲望で動くという悪魔の設定上、味方キャラが作り難いから、適当にそれっぽい慾をつけた善人を出しただけなんだろうな。

【歪のアマルガム
 この様子だと、長期連載になっていた場合もサラはラスボスとして引っ張られる予定だったんだろうな。
 とてもその不快感には耐えられそうもないから、早く終わってくれて良かったと思うしかないのだった。

【掲載順】
 どうやらオレゴラッソも駄目そうかな、これは。
 とはいえ、連載枠に2つも空きがある今の状況で、3作も打ち切りになるとは思えないから、少なくともオレゴラッソに関しては突き抜けることは無いだろう。

 歪のアマルガムは確定として、問題はデモンズプランがどうなるか。