今週はワンピース、レッドスプライト、ワールドトリガー、鬼滅の刃、ブラッククローバー、約束のネバーランド、僕のヒーローアカデミア、歪のアマルガム、トリコ、ラブラッシュ! の感想
週刊少年ジャンプ44号 感想
※以下、ネタバレ注意 【ONE PIECE】
第842話 満腹の力
>サンジの「騎士道」の正体
おおお、なるほど!
サンジが頑なに女を蹴ろうとしない信条の根本にあるのは、「女性への敬意、あるいは庇護」といった価値観ではなく、「自分が女を傷つければ、ゼフが責任をとることになってしまう」という、父親に対する『孝』の心だったのか。
いやあ、これは渋い。いぶし銀じゃないですか。
サンジというキャラクターに対するこれまでの見方を引っ繰り返す程の衝撃の新事実であるが、一層キャラに深みが出て、むしろサンジのことを益々好きになれた。
決して女を蹴らないサンジの信条には、これまでどうしても「女好きだからじゃないか?」という印象が付いて回っていたわけだが、実際には「『父』であるゼフのためだった」事実が判明し、グッと重みを増したと思う。
こういうキャラの深め方をしてくるとはなあ。
ゼフが女性への非暴力をサンジに教え込んだということに違和感が拭えなかったのだけれど、それはいわゆる「ジェントルマン」な作法を想像していたからなので、今週の描写ですとんと腑に落ちた。
「女を殴らない」というのはごくごく一般的な考え方だから、それを粗野なオッサンとして教え込んだというのなら納得である。
サンジのキャラに引っ張られていたから引っかかっていただけで、実際はこんなに簡単な話だったんだなあ。
この様子だと、サンジがどんな状況でも女を攻撃しないのは、原理主義的にゼフの言葉を守っているのと、生来の女好きの性分から生まれたものであって、ゼフ本人は仲間の命が懸かっている等の非常時なら、女を蹴ることも厭わない、という可能性すらありそうだ。
少なくとも、手下がご婦人の首飾りを首から引きちぎることは容認しているし。
>クラッカー君
先週から気になっていたビスビスの実の能力の条件は、「砕かれようとも操作可能」、「食べられると操作不可能」というものだった。
これならルフィがわざわざビスケットを食べたことも理解できる。
「食べられたら操れない」という条件も、ビスケットという特性を考えれば納得しやすい。
ビスケット兵が堅いのは、純粋にクラッカー君の武装色の力だと思っていたのだが、水を被って柔らかくなるということは、ビスケットそれ自体が硬いんだな。
このルフィの台詞は、これがビスケットで作った鎧だと知らなかったからこそ出たもので、ビスケット自体の硬度も武装色によるものだと誤認した、ということか。
クラッカー君が疲弊していることからすると、元々硬いビスケット兵に武装色を纏わせて、さらに強化しているのだろう。
オペオペの実の能力だけわざわざ「体力を消耗する」と言及されている以上、ビスビスの実はいくらビスケットを出しても能力者が消耗するとは考えにくい。
生み出したビスケット兵に武装色の覇気を纏わせていたからこそ、ルフィと同じくらい疲弊しているのだと思われる。
ビッグマムのビブルカードでホーミーズを操れたことと、ナミのクリマ・タクトとビスビスの能力の相性の良さという2つの幸運から長期戦へ持ち込み、クラッカーを焦らし、苛立たせてて本人を突っ込ませ、相手の能力を逆に利用するという作戦勝ちで、四皇幹部を倒したことにも説得力があったし、久々に良いバトルだったんじゃないだろうか。
【レッドスプライト】
第7話 アルフレッド
てっきりエデニア国内だけで話を展開するのかと思いきや、他国にまで広げてきたかあ。
ここはあっさりエデニアに滅ぼされたりせずに、独立国として今後も物語に関与していく方が面白くなりそう。
「数少ない」独立国ということだけど、これは惑星全土においてほとんどの土地をエデニアが支配しているということなのか、それとも一つの大陸の話なのか、どちらなんだろう( 一応「世界で」とは言ってるけど、彼らにとっての「世界」は狭い範囲を指している可能性もある)。
【ワールドトリガー】
第160話 ヒュース④
BBFのパラメータを比較するとそんなに太刀川さんとヒュースの間に開きがあるとは考えにくいんだけど、やっぱりこのヒュースの能力値はランビリス使用時ということなのかな。
「ざらにはいない」ということは、逆に言うと幾人かは存在するということで、今更ながらアフトクラトルへの遠征で成果をあげられるとは到底思えないなあ。
トリオン兵を量産することと、ハイレイン一派以外の領主と手を組むことは必須となりそうだけど、果たしてどうなることやら。
「林藤ゆり」はたしか、玉狛にはネイバー出身の技術者がいるという話題のときにクローニンと一緒に後ろ姿が描かれていたような。
ということは、彼女もやはりネイバーなんだろうか。
元の名前は「ユーリ」とかで、帰化して和名に変えたのかな。
【鬼滅の刃】
第33話 苦しみ、のたうちながら前へ
「蜘蛛の仲間入りだ」のときに指しているのは「拾弐」のようだけど、蜘蛛になった後に痺れや眩暈が来て体が縮みだすってこと?
それとも、蜘蛛になるのは針がもう一周してからの話で、激痛で失神した後に蜘蛛になるということだろうか。ちょっと解り難い。
本編は安定の善逸祭りで、今週も満足。
【ブラッククローバー】
第81話 そんなアイツが
地味にアスタの心の傷として残っているフッハさんに笑ってしまった。
平気そうに振る舞っていたけど、やっぱりアスタも傷ついていたんだなあ。
バネッサの祖国はハート王国やスペード王国ではないかという予想もあったが、どうやらかなり規模の小さい、ひっそりとした集落みたいなところのようだ。
【約束のネバーランド】
第10話 コントロール
クローネはもう少しこう第三勢力として活躍させても良かったんじゃなかろうか。
ママの掌の上だとしても、それを明かすのはもっと何かクローネが仕掛けてからにするべきだったのでは。
とはいえ、ようやく本格的に話が動き出しそうな期待感があって、今週は結構面白かった。
さすがにほぼモブと変わりない孤児達の中から内通者を予想しようとまでは思えないけど。
【僕のヒーローアカデミア】
右足折れてるお爺さんは試験のためにマジで折ったんだろうか。
それとも、どうやって入ったか分からない狭い空間にいたくらいだから、身体の形状を自在に変えられる個性なのかな。
【歪のアマルガム】
まず、待ち合わせのことが言われるまで全く出てこない主人公も主人公だし、いくら好意の裏返しと匂わされたとしても、話も聞かずに殴り続けるヒロインはちょっと……。
【鬼滅の刃】
第33話 苦しみ、のたうちながら前へ
「蜘蛛の仲間入りだ」のときに指しているのは「拾弐」のようだけど、蜘蛛になった後に痺れや眩暈が来て体が縮みだすってこと?
それとも、蜘蛛になるのは針がもう一周してからの話で、激痛で失神した後に蜘蛛になるということだろうか。ちょっと解り難い。
本編は安定の善逸祭りで、今週も満足。
【ブラッククローバー】
第81話 そんなアイツが
地味にアスタの心の傷として残っているフッハさんに笑ってしまった。
平気そうに振る舞っていたけど、やっぱりアスタも傷ついていたんだなあ。
バネッサの祖国はハート王国やスペード王国ではないかという予想もあったが、どうやらかなり規模の小さい、ひっそりとした集落みたいなところのようだ。
【約束のネバーランド】
第10話 コントロール
クローネはもう少しこう第三勢力として活躍させても良かったんじゃなかろうか。
ママの掌の上だとしても、それを明かすのはもっと何かクローネが仕掛けてからにするべきだったのでは。
とはいえ、ようやく本格的に話が動き出しそうな期待感があって、今週は結構面白かった。
さすがにほぼモブと変わりない孤児達の中から内通者を予想しようとまでは思えないけど。
【僕のヒーローアカデミア】
右足折れてるお爺さんは試験のためにマジで折ったんだろうか。
それとも、どうやって入ったか分からない狭い空間にいたくらいだから、身体の形状を自在に変えられる個性なのかな。
【歪のアマルガム】
まず、待ち合わせのことが言われるまで全く出てこない主人公も主人公だし、いくら好意の裏返しと匂わされたとしても、話も聞かずに殴り続けるヒロインはちょっと……。